朝ドラ「舞いあがれ!」11月4日 第25話 あらすじ・感想

朝ドラ「舞いあがれ!」11月4日 第25話 あらすじ・感想

「舞いあがれ!」今日のあらすじ

スワン号のテスト飛行が決まり、気合の入る部員一同。
刈谷からも「飛ぶ感覚つかまんと」と言われ、舞も笑顔で「頑張ります」と答える。

<週末のテスト飛行に向けて、なにわバードマンは追い込みに入りました。>
部室の片隅のバイクを必死に漕ぐ舞。
佐伯に「準備できたぞ」と声を掛けられ、舞も部室を出ていく。

グラウンドに用意されたスワン号。
<今日は駆動試験です。>
<プロペラや尾翼の動きに問題がないか地上で確認するのです。>
組み立てたスワン号を確認する部員たち。
舞が乗り込み、由良から操縦のレクチャーを受ける。
由良は操縦桿を動かすと尾翼が動き飛行機の進む方向が変わり「上下左右どこへでも岩倉が行きたいとこへ飛んでいけんねん。」
その言葉に「どこへでも…」と返事する舞。
由良「それがパイロットの醍醐味や。」
操縦桿の操縦方法を由良に教えられ、いよいよ舞は漕ぎ始めて試験が始まる。
操縦桿も指示に合わせ操作し、異常なしが確認される。

スワン号を部室に戻し、ホッとしている部員たちを尻目に舞は心配そうな表情になっている。
由良が気づき声をかけると舞は部室のバイクとは全然違ったと不安をもらす。
由良は笑顔になり「大丈夫や。今は飛行機走らせてへんからペダルが重いだけ。」
その言葉に笑顔になる舞。
由良「走り出したらペダルはもっと軽くなってな、空に浮かんだら…ペダルのことなんか忘れてまう。」

自宅の食卓
舞がサラダを浩太とめぐみに出す。
めぐみが一口食べ「おいしいやん。腕上げたやん。」
舞はこればっかり作ってるからと笑顔で答え、
浩太も食事制限もあとちょっとの辛抱やろ?と声をかける。
舞「土曜日はテスト飛行やねん。」
いよいよやなと興奮する浩太に、気ぃすけてやと心配するめぐみ。
舞「飛ぶってどんな感じなんやろなぁ。」

工場の外壁に新しい看板が取り付けられている。
その様子を見守る社員たち。
<岩倉螺子製作所も新たな一歩を踏み出しました。>
看板が取り付けられ、浩太が社員の前にでて挨拶を始める。
浩太「このとおり岩倉螺子製作所は株式会社IWAKURAに生まれ変わりました。先代から引き継いだ工場を23年間なんとか守ってこられんたんはホンマみんなのおかげです。」
社員たちの先頭で、浩太の話にうなづく笠巻と章。
浩太が頭を下げ、めぐみもみんなに振り返るように頭を深く下げる。社員たちも頭を下げる。
浩太「若い人もこんなに増えました。これからもみんなが誇りを持って仕事ができる会社にしていきます。チャレンジも続けます。特殊ねじはもちろん、金属部品の製造にも引き続き力を入れていきたい。ほんでゆくゆくは飛行機にうちの部品を載せたい思てます。」
笠巻「飛行機すっきゃな。」
笑う社員たちに、章「けど でっかい夢や!」
浩太「そや でっかい夢や。一緒にかなえよう!」
社員一同「はい!」
拍手が起き、飛行機の飛行音が聞こえる。

公園をバイクで激走する舞。
帰宅し、台所仕事をするめぐみに「ただいま」と声をかける。
早かったねと声を掛けられ「明日に備えて」と舞。
舞は手伝うと言い2人で支度を始める。
めぐみは工場の看板を架け替えたこと、浩太が社員さんにスピーチをしていたこと、その様子から若い頃に飛行機を作りたいと言っていた頃を思い出したと話す。

部屋で荷物の準備をしながらどこかへ電話をかける。
暗い部屋にいる悠人が出る。
どうしたのかという悠人に、めぐみからお父ちゃんの会社が新しい名前になったから電話するよう言われたと舞。
それがどないしてんと素っ気ない悠人に、そんな言い方しないでもと、ホームページも出来たから見て欲しいと伝える。
悠人はそんな暇ないねんと言いながらもその場で検索し、ページを開く。
出てきた株式会社IWAKURAのトップページに書かれた「小さなネジの、大きな夢」というスローガンを声に出して読み上げる。
舞の「お父ちゃん張り切ってんねんで」の言葉にへーと答えながら、すぐに画面を株のチャートに切り替えつつも、舞に「人力飛行機まだやってんのか。」
舞「パイロットの訓練してる。」
驚く悠人だが、舞は明日はテスト飛行でこれから出発やねんと電話を切ろうとする。
「ほなまた」と電話を切る悠人。切れた携帯電話を眺めながら「おもろいやっちゃな。」

滑走路をバイクで走る舞。由良が走りを見つめている。
組み上がったスワン号を見ながら、日下部は玉本や刈谷たちに「これが40kgか。テレビで見てた時は人力飛行機がこないに軽くてもろいもんやて気ぃつきませんでした。」

NHK朝ドラ 舞いあがれ!公式Twitterより

笑顔で日下部の話しを聞いている玉本たち。
鶴田「こないに軽いけど細かいとこまでこだわって作った俺らの気持ちが詰まってる。見た目は頼りなくてもめっちゃ頼れる飛行機やねんで。」
刈谷「お前みたいやん。」
笑い始める部員たちに、うるさいと鶴田。
アップを終えた舞に「いけるか?」と由良。

スワン号に乗り込んだ舞に歩み寄り「岩倉 いつもとおんなじようにこいだらええ。落ち着いてな。」
扉を閉じようとする藤谷と日下部も、緊張した面持ちの舞に「岩倉 楽しんで。頑張って。」と声をかける。

スワン号の準備が終わり、風速を測り、鶴田から「よっしゃ、岩倉、いけ!」と声がかかる。
舞はそれぞれの担当にオッケーか確認を取り、プロペラを回すためペダルを漕ぎ始める。
プロペラが回り「3、2、1、ゴー!」の舞の掛け声に合わせ部員たちがスワン号を押し、走り始める。


浮き上がる機体に舞の表情が少し和らぐ。
漕ぎながら笑顔の舞「飛んでる…。」

 

[ つづく ]

 

 

「舞いあがれ!」今日の感想

悠人くん、素っ気ないのにその場で検索して株式会社IWAKURAのページを見るなんてツンデレ具合が素晴らしい。

私も釣られて検索しちゃった。そしたら「株式会社イワクラ」さんが出てきましたよ。林業の会社でした。

今日もなにわバードマンのみんなの姿に泣いたし胸を打たれましたわ。

みんながお互いを思い合っているような様子がとっても尊い。スワン号に乗り込み緊張している様子の舞にさりげなく声をかける1回生コンビの日下部と藤谷。あの感じとか、たまんない。

ちょっとの一言が大きな力になることってありますよね。

良い子たちだわぁ〜。

刈谷も戻り舞に合わせて調整されたスワン号も完成し、テスト飛行でふわりと飛んだ舞。

来週はいよいよ琵琶湖での本番。

どきどきしながら月曜日を待ちたいと思います! 

 

朝ドラ「舞いあがれ!」