朝ドラ「ちむどんどん」6月16日第49話あらすじ・感想

2022.06.16
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「ちむどんどん」今日のあらすじ

病院で検査を受ける歌子（上白石萌歌）。優子（仲間由紀恵）が付き添っている。

アッラ・フォンターナで賄いの食事が終わり、二ツ橋（高嶋政伸）が辞める前に暢子（黒島結菜）に引き継いでおきたい仕入れ先があるから次の休みの日に付き合って欲しいと頼み約束する。

「あまゆ」で働く暢子。検査を終えた優子と歌子が帰宅し、結果は１週間後にわかると話す。智（前田公輝）がまだ東京にいるのなら上野のパンダを見に行こうと誘うが「智ニーニー忙しいでしょ？」と食事も取らず部屋に戻ってしまう。

暢子の部屋の窓に座り外を眺める歌子と繕い物をする優子。

＜それから１週間。歌子は上野のパンダを見にいくこともなく暢子の部屋で過ごしましました。＞

１週間後。

漁港で二ツ橋から取引先に紹介してもらった暢子。

水揚げされたイカを見て美味しそうという暢子に、近くでさばいてくれる店があるから食べに行こうと二ツ橋。イカの刺身の定食を美味しそうに食べる暢子。

二ツ橋に新しいメニューはどうかと聞かれるが、歌子のこともあり集中して考えられないと暢子。二ツ橋は自分の父もいま療養中でこの機会に帰ってきて店を継いで欲しいと母親に言われたと話す。

自分が辞めたらオーナー房子（原田美枝子）のことをくれぐれもお願いしますと暢子に頼む二ツ橋。二ツ橋は他の人にも話したいがチャンスがないと言う。

暢子はお願いされても具体的にどうすれば良いのかと聞くと、房子は誤解されやすい人だと、そしていかに素晴らしいかを語る二ツ橋。オーナーのことを好きなのかと言う暢子。

二ツ橋は慌てて違うと言い、かつて房子に本気になりプロポーズをした後輩がいたと話し始める。

その後輩はプロポーズを断られ、房子にはどうしても結ばれない愛した人がいると聞いたという。そしてその愛した男は別の女性と結婚しているという。

その話を聞き、その後輩は実は二ツ橋で、房子が愛したのは三郎（片岡鶴太郎）ではないかと思い当たる暢子。

「あまゆ」で将棋を指す順次（志ぃさー）と田良島（山中崇）。

暢子が二ツ橋から聞いたことを話すと、順次は「その話を聞いてしまったか。」と、実は戦争が始まる前、三郎と房子は結婚するつもりだったらしいと話す。詳しいことは知らないけどわざわざ聞かないしと言う順次に、なんで聞かないのかと言う暢子。

田良島「わかっててもわかってないふりをした方が良いこともある。世の中は不公平で理不尽なことがたくさんある。時代の流れで思わぬ方向に人生が変わってしまったり惚れあってるのに結ばれないなんてこともある。頑張れば必ずハッピーエンドになる。わけでもない。頑張っても頑張ってもどうにもならないことがあるのが人生。だけどね。明日はきっといい日になる。と思うことが大事。何があっても諦めないでどうすれば少しでも楽しく希望を持って生きていけるか。料理作りも新聞作りもそんな思いを込めてやってるんじゃないかな。」

病院で検査の結果を待つ優子と歌子。

歌子は優子にもしも検査の結果が悪くても、高い薬を使わないように、ここで入院したくない、早く沖縄の家に帰りたいと話す。名前を呼ばれ、診察室に入っていく歌子と優子。

部屋でおいしいものノートをめくる暢子。歌子の仕事も恋愛も結婚も何にもできないまま死んでいくと思うと言ったことを思い、手が止まる。しかし田良島から「明日はきっと良い日になる！と思うことが大事」と言われたことも思い出す。

ノートに書かれているメニューから「これ！」とひらめく暢子。早速「あまゆ」の厨房で作り始める。

歌子の大好物だとイカをさばく暢子。

優子が歌子と帰ってくる。暢子が駆け寄り結果を聞くと、優子は少し困ったように膠原病でも結核でもなく、疑わしい病気を全部調べたが熱が出る原因は今の医学ではわからないと言われたと答える。

聞いていた順次と暢子は、大変な病気が見つかったわけではなく、大変な病気ではなかったのだと喜ぶが、歌子は「じゃあどうして熱が出るわけ？どうしてうちだけ？どうして！」

そのまま部屋に行ってしまう。

[ つづく ]