朝ドラ「おかえりモネ」10月28日第119話

朝ドラ「おかえりモネ」10月28日第119話

物語が始まってから、ずーっとずっと、暗さを醸し出している主人公モネ(清原果耶)の妹みーちゃん(蒔田彩珠)

こんなに大人しいというか表情が重いのは、ただ落ち着いた子なのか?と、ドラマが始まった頃には捉えていた。

ところがみーちゃんがりょーちん(永瀬廉)を意識し始めた頃にあれ?なんかオーラが暗すぎないか?りょーちんに引かれないか?ってくらいに変な怖さが溢れ出し、勝手に心配していたのだけど…ようやく昨日「おかえりモネ」ラスト3回にしてやっと昨日その暗いオーラの正体がわかった。

あの震災の時、おばあちゃん(竹下景子)を置いて逃げたと。だからこの島から出ていけないと。

うわー、そうだったんだ。それは辛かったよね。まだ中学生くらいだったみーちゃんが、どれほどそれは恐ろしくて悲しい出来事だっただろうか。ホントに伝わってくる。だけど…もっと早くに言ってよ。もうドラマ終わっちゃうのよ? せめてラスト2回になってしまった今日、パリッと解決することを願いながら鑑賞し始めた。

 

サヤカさん降臨!!

朝ドラらしくない朝ドラだなと思いながら見続けてきた「おかえりモネ」

でもちゃんと、朝ドラらしく物語の序盤で活躍したキャラクターの最終週での再登場に胸が熱くなる。サヤカさん(夏木マリ)が島にやってきた!

しかも、ただ「こんなキャラもいましたよー」程度の登場ではなく、みーちゃんの苦しみに向き合い自分も苦しんでいるモネの背中をしっかりと押す役目として。

モネの言葉に、何を言うでもなくモネの肩をポンポンと叩いて…言葉じゃなくてもサヤカさんの温かい気持ちが伝わってきてじ~んとしました。

「モネが自分のようになりたいと言ってくれたから、モネの中に私はいる。それで充分!」と、だから寂しくないというサヤカさんの言葉。みちよはモネよりもサヤカさんに近い心境なので、これまたじわ〜っ!

誰かが今そばにいるってことだけでなく、いままで誰かと大切に時間を使ってきたからこその心境ですよね。

わたしもサヤカさんのようになりたい。

 

そしてモネも、みーちゃんの背中を押した

なんとなく心が行き違ってた姉妹の心がようやく通じ合えましたね。

いやー、良かった!おばあちゃんのことは心に残ってしまうだろうけど、でも仕方ない。

ずっとモネに「みーちゃんは悪くない」って言い続けてもらおう。きっとそれで良いのよね。

モネの言葉にみーちゃんは背中を押してもらってすいすい進む時もあるだろうけど、また立ち止まる時もある。

でもずっとモネが応援してくれる。「いってらっしゃい」と「おかえり」を繰り返し言ってくれる。

ただ1回良いことを言っただけで簡単に立ち直ったふりをするならお互いにそれは「綺麗事」だもん。

いままで何回も繰り返し出てきた「綺麗事」の答えはこれなのかなと思いました。

 

 

仙台の放送局に行ったから何かあると思ってたのよ

この方も満を持しての再登場!神野マリアンナ莉子(今田美桜)。

モネが立ち上げた地域の防災プロジェクトの連絡会に莉子さん登場!!

莉子さんいっぱしのキャスター感が出てて、きっと仙台でがむしゃらに頑張ってきたんだろうなと想像できちゃう。

 

そして島のみんなが集まり・・・

東京から、すーちゃん(恒松祐里)まで帰ってきてモネのお家に大集合!

わいわいガヤガヤとっても楽しそう。

みーちゃんも、いままで見せたことのない満面の笑顔。壁には東京のシェアハウスの宇田川さんが書いてくれたのであろう巨大な「みーちゃん大学合格おめでとう! りょーちんも船おめでとう!!」

宇田川さんはやっぱり最後まで出てこないんだ〜。でもそれで良いのか。と納得。

そっか、みーちゃん東京に行く決心がついたんだね!良かった。これで安心して最終回が迎えられる…

というところでモネが震災直後には「音楽なんて何の役にも立たない」と封印していた楽器ケースを開けてみようと持ってきた!そして本日はおしまい!

最後の最後にまた謎が明かされるのね!と期待を持って明日の最終回を待ちます。