朝ドラ「おかえりモネ」10月21日第114話

朝ドラ「おかえりモネ」10月21日第114話

妻の美波(坂井真紀)が亡くなったことを受け入れ、ようやく前に進めた新次(浅野忠信)の影響からか、耕治(内野聖陽)さんが改めて家族を前にしてきちんと父の龍己(藤竜也)さんに想いをぶつけた今日。

いやー泣きました。みちよ号泣。

震災後のこの9年、耕治さんが銀行で資金繰りの対応をした地元の皆さんが、仕事を辞めようかと悩んでいるけど、でも龍己さんがくじけずにすぐに壊れた牡蠣棚の修理を始めたのを見て前向きになれたと何人もに言われたと。

「たぶん親父みてぇな人が他にもいっぱいいて、だからこの町はここまでになった」

この言葉、東北の方たちへのリスペクトが詰まっていてもう駄目。ダム決壊。

「何いってんだよおめぇ」「船も動かせねぇ男が」「街しか歩いてない男が牡蠣棚歩けっか」「バカにすんな!」

いつもは穏やかな龍己さんの剣幕にもひるまず、「簡単だなんて思ってない」「だからやるんだ」と耕治さん。

とうとう龍己さんは「よし、やるならやってみろ!」と承諾します。

その時「お前には無理だ!!」と言い放つも、なんとも嬉しそうな良い顔で…もちろんみちよ大号泣。

銀行マンから漁師への転職は容易ではないとは思うけど、耕治さんの「やってみたかったんだよ」っていう軽やかに憧れを口にしている感じが良いですよね。ここに至るまでの耕治さんの心境の変化を考えると、勝手にしみじみとしてしまいます。

そして亜哉子(鈴木京香)さんのモネ(清原果耶)とみーちゃん(蒔田彩珠)への「あなたたちも好きなことしなさいね」の一言。

モネのお天気に関わる仕事のことや離れて暮らす菅波先生(坂口健太郎)とのこと、みーちゃんのりょーちんへの想いや東京の大学への興味。残り6回、どう動いていくか楽しみですね。

ていうか、いつか耕治さんが主役の朝ドラいかがでしょう?

初のおじさんが主役の朝ドラ。耕治さんが銀行マンを辞めて漁師になる話し。すっごい見たいと思うんですけど。

 

宮城県から!

 

今回のお話しの冒頭、新次さんとの話しが終わりりょーちん(永瀬廉)が帰ろうとした瞬間に降り出した雨にモネが「すべてが整うと雨が降る」の一言。

登米でサヤカ(夏木マリ)さんに言われていた言葉。とってもぴったりでしたね。

家を出ようとするときに雨が降り始めるなんて嫌だなって思いがちですが、今度からは「出かける準備が整った」と捉えて出発しようと思いました!

 

 

  

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