朝ドラ「舞いあがれ!」12月28日 第63話 あらすじ・感想
「舞いあがれ!」今日のあらすじ
<舞ちゃんが工場を手伝い始めてひとつきが経ちました。>
リストラで辞めて行ったパートさんの言葉「商品梱包の仕事は最後の砦や」
その言葉を思い出しながら一生懸命にネジを検品し、箱に詰める舞。
休憩室でお弁当を食べ、肩をたたいている舞が女の工員・山田に声をかけられる。
山田「そんなにしんどいですか? 私、頑張ったぁ〜ちゅうアピールかと思いました。」
営業に出かける社員を迎えに来た浩太に、大丈夫か声を掛けられ、「大丈夫」と笑顔で答える舞。
従業員たちが部屋に集められ、浩太から会社の現状が伝えられる。
やはり状況は悪いままなのでコストパフォーマンスを上げて利益を上げるアイデアがないか募ると意見は出るが反対意見も出て険悪の雰囲気になってしまう。
そんなやりとりを見ながら、何か考えている様子の章。
笠巻と章がうめづで2人で飲んでいる。
笠巻は何を悩んでいるんだと章に聞く。章は笑って誤魔化そうとするが笠巻は「隠そうと思うなよ。何年の付き合いや思うてくれてんねん。」
章は実は扇のところで倍の給料で働かないか誘われていることを伝える。
章はいままで笠巻のことを真似してやってきた、笠巻だったら絶対に断るはずだと心情を話すが、笠巻は確かに自分だったら断るが、章はもう一人前の職人だし子供も3人目が生まれる、背負っているものが違うのだから自分で決めろと伝える。
昼休憩。
舞は自分のお弁当を持って章のいるテーブルに一緒に良いですかと座る。
章の3人目の子がいつ生まれるのか聞くと5月で女の子だと教えられ、その話に周りのテーブルの人たちも盛り上がる。
お下がりの服やベッドもあるという声が上がる中で、古川はボソッと「よだれかけなら縫えます」
実は寝たきりの母親の介護をしながら仕事をしているそうで、お弁当も古川の手作りだと言う。
みんなが古川の弁当を見てすごいと口々に盛り上がる中、章は浮かない顔で何かを考えている。
商品梱包課課長の垣内が舞の仕事ぶりを見て「手際が良くなってきた」と褒めると笑顔の舞。検品しているネジの中から気になる一本を見せ、これは不良品なのか聞くと垣内はよそではこれくらいなら出すところもあるけれどIWAKURAでは不良品だと教え、現場にこんなのが出たと教えるように伝える。
ちょっとした傷に気づけたのが嬉しそうな舞、笑顔で廊下を歩いていると休憩室で肩を落としている浩太を見かける。
その様子に動けないでいると営業のアポが取れたと声をかけられ動き出す浩太。
とっさに身を隠す舞。
客先で、どんな仕事でも良いから回して欲しいと頭を下げるが断られる浩太。
夜。給湯室で雑炊を味見する舞。
まだ1人席で仕事をする浩太に一緒に食べようと持って行くと喜び一緒に食べ始める。
舞はそう言えばとポケットから大事にハンカチに包んだネジを浩太に見せる。
浩太は不良品やな、よう見つけたなと褒めるが、舞は今日1万本のネジを見たけど不良品はその一本だけだった、お父ちゃんえぇネジ作ってんねんな話す。
浩太は不良品探す時もえぇとこ探すんやなと航空学校でもそうやって誉められたんじゃないのかと言うが、舞はそんなん誉めてくれる教官じゃなかったと言い、「お父ちゃん。パイロットはなリレーのアンカーやねん。」と話し始める。
舞「機体を作る人 空港で働く人 機内で働く人。大勢の力が合わさって初めて飛行機は空を飛ぶ。頼むで 無事に飛行機飛ばしてなっていうみんなの気持ち バトンみたいに受け取ってパイロットは空を飛ぶねん。私なここで働いてたらお父ちゃんパイロットみたいやなて思うねん。工場のみんな乗せてるから絶対に飛び続けなあかん。そう思って頑張ってるパイロット。責任が重くて大変やけど仲間がおるから頑張れるんやろ。みんなで乗り越えられたらええな。」
浩太はその言葉に何度も小さくうなづきながら「あぁ。そのためにはなんでもやるで。」
昼休憩。みんなが食事をしているところに笑顔で飛び込んでくる浩太。
新規の仕事が入ったと、太陽光発電で使うネジを作ることになったという。ただし、普通3ヶ月かかるところを1ヶ月半で頼まれたと言う。
え〜!と社員たちは不満を表すが、浩太は成功したらかなり大口の取引になるとお願いをする。
浩太「やってくれるか?」
一同「はい!」
浩太は章の元へ行き、早速設計の相談だと肩を叩く。
章がはいと答えているのを静かに見ている笠巻。
そんな様子に気づかず「みんな頼むで!こっから巻き返そ!」とみんなの士気を高める浩太。
<ようやく光が見えてきたIWAKURA。>
<この難局を無事に乗り切れるでしょうか。>
IWAKURAの前に停まる一台の高級車。
車から降りる金髪にサングラスの悠人。
IWAKURAの看板を見上げながら「さて この工場 なんぼになるやろか。」
[ つづく ]
「舞いあがれ!」今日の感想
頑張っているお父ちゃん、娘に「えぇネジ作ってんねんな」なんて言われたら泣いちゃうんじゃない?
その言葉も力にいろんなところに頭を下げて回ってようやく取れた太陽光発電のネジの仕事。うまくいくと良いなぁ。だけど章にいちゃん…どうするのかな? IWAKURAにいてくれたら嬉しいけど、笠巻さんが言うように生活があるのも現実。
そして魔王のように降り立った悠人。あの感じは助けようって雰囲気ではなかったよね? どうするつもり?
太陽光が取れたおかげでスッキリした反面、悠人でモヤモヤしたまま本年の舞いあがれは終了。
予告編では緊迫したシーンの連続でしかもお父ちゃんが危険な状態?
どうかIWAKURAが無事でありますように!
祈りながら来年を待ちます!!
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