朝ドラ「舞いあがれ!」12月23日 第60話 あらすじ・感想

朝ドラ「舞いあがれ!」12月23日 第60話 あらすじ・感想

「舞いあがれ!」今日のあらすじ

縁側で星空を眺める舞、貴司、朝陽。
朝陽は熱心に双眼鏡で星を見ていると貴司が自分も星が好きで一番好きなのは北極星で、真っ暗な夜に自分がどこにいるのかわからなくなってもあの星さえ見てたら大丈夫だと話す。
舞も昔の人は星の位置を目印にして飛んでいたのだと話す。
朝陽は地球を飛行機で1周したら2日かかる、大きい星だと1000年かかると話しはじめる。1000年!?と驚く舞と貴司。
朝陽はもっと大きい星もいつか見つかるといいながら双眼鏡で星を見続ける。

NHK朝ドラ 舞いあがれ!公式Twitterより


フライトのイメージトレーニングを声に出して始める舞と、短歌作りを始める貴司「見上げる白い星の裏は黒。これやな。」
ぶつぶつと話している舞と貴司の間で星を見続けている朝陽「変人に挟まれてる。」

みじょカフェにジャムを納品している舞。木戸や一太に星がよく見えるところを教えてほしいときいていると、さくらが海岸が良いよと教えてくれる。
さくらは恋人のむっちゃんと見に行って綺麗だったと話し、実はむっちゃんは星が好きで星空クラブを作ったのだとチラシを渡してくれる。

帰宅し、美知留に星空クラブのチラシを渡す舞。
島の小学生、中学生が集まってプラネタリウムを作ったり天文台に行ったりと活動しているそうだから朝陽もはいってみたらええんとちゃいます?と勧めるが、美知留は前に中学生の男の子にうるさいと責められて泣いて飛び出したことがあったので心配なのだとチラシを舞に返す。

祥子に教えられながら魚を捌き、刺身のお造りを準備した舞。
縁側で赤い実を星座の形に並べる朝陽と、横で一緒に話す貴司。
その様子を笑顔で離れたところから見ている美知留「朝陽、楽しそう。」
そしてさっきのチラシをいただけますかと改めて受け取り、朝陽に星空クラブのことを話す。
朝陽はチラシをじっくりと見て、行きたい?の言葉に大きくうなづく。

玄関で家を出る準備をする朝陽。
舞や貴司も見守っているが、朝陽は急に「やっぱやだ」とせっかく着た上着を脱ぎどうしてと言う美知留に「絶対行かない。バカ!」と部屋に走って行ってしまう。
悲しそうな美知留。
どうしたものかと言う表情の舞と貴司。

縁側に並んで座る貴司、朝陽、舞。
貴司はノートを開き何かを書き始める。興味を持って朝陽が覗く。
貴司「短歌を作ってんねん。自分の気持ちは言葉にしなほかの人には伝わらへんやろ?そやから今の気持ちにぴったり来る言葉探してんねん。」
聞くとはなしに聞いている朝陽。
舞「朝陽くん、今どんな気持ち?」
朝陽「わかんない。」
舞「しんどいとか?」
うなづく朝陽。
舞「なんで?」
朝陽「行けないから。」
舞「星空クラブ 行きたいん?」
朝陽「行きたい。けど行きたくない。」
舞「行きたい気持ちはどんぐらい?」
朝陽、腕を大きく広げる。
舞「太陽ぐらいやな。ほな行きたない気持ちは?」
朝陽「地球ぐらい。」
舞「行きたい気持ちの方がずーっとおっきいんやな。」
貴司はふたりの会話から朝陽の気持ちをノートにしるしている。
朝陽「でも行ったらまた言われる。すぐ怒るから朝陽とは一緒に遊びたくないって。」
舞「なんで怒ってまうんやろなぁ。」
朝陽「知らない。嫌なことされたらうわーっ!ってなる。」
ノートに書いた言葉を朝陽に見せる貴司。
『しんどい
星空クラブ 行きたい 大きい丸
      行きたくない 小さい丸

あそびたくないっていわれる
 ↑
おこってしまう
 ↑
いやなことされる  』
ノートを見た朝陽「ちょっと違う」
貴司「ほな自分で書いてみる?」 鉛筆を渡す。
「行けってうるさい」と書き込む朝陽。
舞「行けって言われんの 嫌やったんや。」
朝陽「うん。」
舞「ごめんな。なぁ、怒りたなったりもやもやしたら、自分の気持ちこないしてノートに書いたらどやろ?」

縁側に置かれた朝陽の本と、包装紙の束。
美知留が気が付き手に取り包装紙に書かれた朝陽の言葉を読む。
『好き おかし、花、肉、コーラ、理科、図かん …
 にがて 魚→焼き魚、かんころもち、学校にいけ
 きもち書いてみる→すこしモヤモヤへる→みんなとあそべる、星空クラブに行きたい』
泣く美知留「そっか… そうだったんだね。」

庭で魚のうろこを取っている祥子と、部屋にいる木戸が話している。
木戸「そうねぇ 星空クラブに行ったとか。」
祥子「およ。うれしそうに行ったとよ。」
木戸「そりゃちょうど良かったとね。そっで朝陽くん祝ってやらんね。」
新しい一歩だと話す祥子に、木戸は俺ら島の人間も踏み出す時かもしれんなぁと、島の若者たちがどんどん減ると、この島で暮らしたい若者が出て行かんで済むようになんとか考えないといけないと話す。

かんころもちでおやつをしている様子の祥子、舞、浦、美知留。
そこにすっかり出かける支度をした朝陽が「星空クラブ行こ!」と笑顔でやってくる。みんなはまだ学校だから星空クラブは夕方からだと言う美知留に、「つまんない」と朝陽。
空いているところに座った朝陽、目の前のかんころもちを見ている。
祥子「食べてみらんね?」
しょうがないな、と口にしてもちを一つ持ち口に運ぶ。
その様子をみんなで見守っていると、朝陽「うまい!」
みんな笑顔になる。


電話が鳴り、舞が立ち上がり受話器を取る。
舞「あぁ、お母ちゃん?」
向こうの話を聞きながら少し表情が険しくなる舞。
柑橘をたくさん持ってやってきた貴司。
受話器を置いたまま、呆然としている舞に気づき「舞ちゃん?どないしたん?」と声をかける。
舞「お父ちゃんが…救急車で運ばれたって。」

NHK朝ドラ 舞いあがれ!公式Twitterより

 

[ つづく ]

 

 

「舞いあがれ!」今日の感想

昨日の放送で、時間割を見ながら教科書やノートを揃えていた朝陽くん。

行きたいのに行きたくないのかという気持ちが見えて、なんとも切なかったけれど今日は舞ちゃんと貴司くんがそんな気持ちに寄り添って気持ちを吐き出させていてグッときました。

どうやったら気持ちを伝えられるのかわからなかった朝陽くんがリアルだったなー。

そしてようやく行きたかった星空クラブにも行けるようになり、前向きになった朝陽くんだけど鳴り響く電話…。お父ちゃん!無理して体にたたっちゃったのかな?

次週予告では、どうやら舞ちゃんがいままで働いていた人たちの代わりに工場を手伝うことになる模様。パイロットの夢の前に現実が立ちはだかり、舞ちゃんはどうなっていくのだろう?

とりあえずイケイケの悠人にいちゃん、助けてくれ!

やっぱり目が離せません!

 

 

 

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