朝ドラ「舞いあがれ!」12月20日 第57話 あらすじ・感想
「舞いあがれ!」今日のあらすじ
うめづに訪れ仙台土産を渡す舞。大喜びする勝と雪乃。
勝「さすが予言者の妹やな。」
その言葉に「預言者?え?」と意味がわからない様子の舞。
勝は雑誌を取り出しある記事を見せる。
一面に載っている金髪に染めた悠人。スーツを着てカッコよく写っている。
そこには「ファンド・マネージャー 岩倉悠人 リーマンショックを予測した若き天才投資家」の文字。
IWAKURAの席でその雑誌を読む浩太。
悠人の声で雑誌のインタビューが再生される。
悠人「グローバル金融危機を予測するためには常に世界中にアンテナを張って膨大なノイズの中から選び出す分析力が必要です。大切なのは他人ではなく自分を信じることです。自分の能力と判断を信じることができれば迷わず行動できるはずです。」
少し厳しい表情の浩太、自分の帳面を開き「12月19日 悠人の記事…」と記す。
2009年1月
自分宛の博多エアラインからの簡易書留を受け取りその場で封を開ける舞。
業績不振のために入社を一年間延期と記されているのを見て呆然とする。
<リーマンショックの影響は舞ちゃんにも及びました。>
カフェ・ノーサイドの席に座り浮かない表情の舞。
「岩倉」と声を掛けられその相手を見てパッと明るい表情になる。
「久しぶり」と由良がやってきた。
注文を取りに来た津田に由良を紹介すると「舞ちゃん憧れの」と津田。
舞は照れながら「津田さん!」
航空学校での様子を聞く由良に、楽しそうに答える舞。由良も笑顔で話しを聞いている。
4月からは福岡かと言う由良に、「それが…」と入社が延期になったことを舞は話す。
まだ実感がわかないけどと言いながら浮かない様子の舞に、訓練が2年間忙しかったんだからちょっと長い休みをもろたと思ったらええんちゃう?と由良。
その言葉に笑顔になる舞に、由良はなにわバードマンのOB会にもおいでと誘う。
由良「刈谷先輩 諸田自動車で働いてはんの知ってる?せっかく大手入ったのにあの性格やろ?もう上司ともめてんねんて。」
笑いながら聞いている舞、由良にも仕事の様子を聞く。
由良は設計事務所の仕事は結構忙しいけど、お金をためて自分の身長でもOKと言ってくれるアメリカで訓練受けてパイロットになるって目標があるから頑張れると話す。
舞「一番難しいのはやろうと決意すること。あとは諦めずにやるだけ、ですね。」
その言葉に「アメリヤ・イヤハートやな。」と笑い合う2人。
夜。帰宅した浩太とめぐみが舞の手作りの豚丼で迎えられて喜ぶ。
おいしいと舌鼓を打ちながら「なんや 元気出てくるわ。」と浩太。
その様子に舞も嬉しそうに、また何か作ると言うがめぐみは入社の準備もあるだろうから無理しないで良いよとめぐみ。
舞は就職が1年延期になったことを伝えるととても驚く2人。
そんなことあんのというめぐみに、中澤も半年延期だってと話す。そして時間できたし手伝えることがあったらなんでも言ってなと言う舞に、力無く笑う浩太とめぐみ。
自室に戻った舞。呆然としながら、思い出したように携帯電話を取り出し柏木に連絡しようとするがサンフランシスコはまだ朝早いもんなと呟き携帯をしまう。
居間にいるめぐみと浩太。舞は不安だろうと心配している。
そして、会社のことは舞に言わないように2人で話す。
かかってきた電話。相手は祥子のよう。
朝。居間から庭に出て深呼吸する舞。
起きてきためぐみがその様子を見ていると浩太もやってきておはようと声をかける。
舞は何か私にできることはないかと聞くと、こっちは良いからばんばの手伝いをしてきてとめぐみ。
昨夜電話があり足をくじいたみたいで本人は大丈夫だと言うが、泊まりのお客さんが来るそうだから舞がいったらきっと助かると思うと話す。
浩太も、それがええわと言い舞もうなづく。
うめづで携帯から電話を掛けている舞。向かいに座る久留美が笑顔で見守っているが、相手は出ない。
久留美「あーあ、残念。柏木さんと話ししたかったのに。」
舞の親友として話したかったという久留美に、久留美はサンドイッチの八神先生とはどうなってるのと舞。
久留美はどうもないよと答えながらこの一年どうするのかと舞に聞く。
舞「とりあえず五島でしばらくばんばのお手伝いしながら考えるわ。」
そんな会話が聞こえた雪乃、2人のお好み焼きを持ってきながら「えっ舞ちゃん五島行くん?」
いま貴司が五島に行っていると、届いた絵葉書を見せながらここに住み込みで働いているのだと、携帯を持って行かない貴司の様子を見てきてほしいと頼む。
部屋で貴司への手紙を書く舞。
これから自分も五島に行くから良かったら電話くださいとしたためる。
スーツケースを引き家を出る舞。
祥子の家に着いた舞。庭の花の香りを吸い込んでいる。
<舞ちゃん 4年ぶりの五島です。>
忙しそうに魚のうろこを取っている祥子に舞が声をかけると「ああ!よう来たねぇ!」と祥子も嬉しそうに言い2人で抱き合う。
そんなに動いて良いのか心配する舞に、大したことじゃないと言いながら杖を使い「お茶ばいれるけん」と祥子。
舞が私やると言いながら2人で部屋に向かう。
お茶を淹れながら祥子が怪我をした時の様子を話す。
祥子はいつもやっているように船から飛び降りた時にぐきっとやってしまったと、これからは気をつけないとと話す。医者からは安静にしていたらすぐに良く治ると言われたと聞き、ホッとする舞。
祥子にパイロットの学校は楽しかったかと聞かれ「めっちゃ楽しかった。」と答える舞。
舞「空飛ぶんはな ほんまにワクワクすんねん。ホンマに楽しい。」
祥子「飛びたいとね。」
就職が延びて残念だったねと言う祥子に、舞は1年だけだし大丈夫だと、当分暇だからお手伝いさせてなと伝える。そして、泊まりに来るお客さんについて聞く舞に祥子が東京の親子でと答えているとちょうど浦がその親子を連れてやってくる。
浦は舞にパイロットになるのおめでとう!と伝え、連れてきた森重美知留と朝陽を紹介する。
美知留は笑顔で「森重と申します。」と挨拶するが、その横で朝陽は「お腹すいた。」
その様子に浦や祥子は驚く。
お昼はまだなのかと気遣う舞だが、朝陽は「おかし食べる。」
[ つづく ]
「舞いあがれ!」今日の感想
由良先輩…ショートヘアでお仕事頑張る雰囲気、とってもキュート!
そして空への夢を諦めずにアメリカへ行くって…舞ちゃんの憧れが更に増しちゃうよなー。
柏木、がんばらんといけんよ!
久しぶりに訪れた五島。4年ぶりの再会のばんば…。
先週末の予告編でも、声の演技だけで年を重ねたことが伝わってきましたが、今日は年を重ねた足を怪我したばあちゃん感がとてもよくわかって、やっぱり高畑淳子さんすごいなぁ。
かつて唐沢版の「白い巨塔」の東夫人役での「あーた!」とまくしたてる様子に度肝を抜かれて以来、ずっと注目してきましたがやっぱり好きだわ、高畑さん。
ばんばの高畑さんが見れて本当に嬉しい。
そしてサンフランシスコへと行ってしまい、早速距離と時差に阻まれている柏木くんとの恋。
これ、乗り越えるのかな? 五島にいる貴司との再会の方がテンション上がりそうだよなー。
そんなこんなの五島編、楽しみです!
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