朝ドラ「舞いあがれ！」12月19日 第56話 あらすじ・感想

「舞いあがれ！」今日のあらすじ

2008年9月
航空学校での訓練が最後に差し掛かる中、まわりの学生たちが内定を決めていく中なかなか就職先が決まらない舞。

焦ってきた頃にようやく「博多エアライン」への就職が決まる。

喜び、父・浩太に電話すると大喜びしてくれるがそのタイミングで工場への受注が大きく減る連絡が入る。

＜アメリカの投資銀行　リーマンブラザースの破綻を引き金に世界的な金融危機が起こりました。＞
＜その影響は東大阪の小さな町工場にも及んだのです。＞

みじょカフェで舞の就職がきまったことを嬉しそうに話す祥子。
聞いている木戸や浦、さくらも喜び、浦は自分の仕事にもやる気を出す。

12月　仙台
舞、柏木、倫子、中澤、吉田で明日で終わる航空学校での生活の打ち上げをしているとやってくる水島。久々の集合に喜ぶメンバーたち。
水島「君たちはさ、やってもやっても終わらない課題と馬鹿みたいに厳しい訓練から逃げないで全部乗り越えて明日卒業するんだよ。それがどんなにすごいことかは俺が一番知ってる。ハハハ！　うん。おめでとう。」
しんみりするメンバーたちに、水島は自分のところのスーパーで評判が良い惣菜を出してみんなに振る舞う。おいしいと喜ぶみんなを見て、お客さんのそういう顔を見るのがものすごく嬉しいと自分はこの仕事が向いていると話す水島。
改めて６人で乾杯する。

宴席で携帯で撮影した奥さんと子供の画像を見せる中澤。とても嬉しそうな顔をしている。倫子は隣に座る吉田に小声で気持ちを伝えなくては良いのかと言うが、吉田は「飲み過ぎですよ」と笑顔ではぐらかす。
柏木が舞に声を掛け、店のカウンターで話す2人。柏木が入社の前、３月までサンフランシスコに語学留学をすると告げると会えなくて寂しいと舞。柏木は、パイロットはさみしいなんて言ってられない仕事で、大事な人にもなかなか会えないがそれに耐えられる強い人間がパイロットになると伝えると舞は「そうやな」と納得する。
柏木「遠く離れても僕たちは大丈夫だ。」
「うん。」笑顔でうなづく舞。

＜こうして舞ちゃんは航空学校を卒業し入社までの期間　東大阪に帰ってきました。＞
自宅のダイニングで、社員たちのボーナスを袋に詰めている浩太とめぐみ。
３万円を見つめながら「こんだけしか入れられへんやてな…。」
今まで社長やってていちばん嬉しい時はボーナス渡す時だと、袋に入れる時にみんなの喜ぶ顔が浮かんできてと、今回の思い通りにボーナスを出せないことを嘆いている。
そこに元気よく「ただいま！」と舞。気づかれないようにそそくさとボーナスをしまう浩太とめぐみ。
舞はおかげさまで卒業できたと、航空学校に行かせてくれたことの感謝を2人に伝える。2人は卒業おめでとうと自分達の気持ちを隠しながら笑顔で伝える。

うめづに集まる笠巻や章、IWAKURAの従業員たち。
ボーナスが一律３万円だったことを嘆く従業員に、雪乃はもらえないところもある中でありがたいことだと慰めるが、納得がいかないよう。
章は社長は精一杯やってくれていると浩太を慮るが３人目が生まれる章にとってはそんなんじゃミルク代にもならないだろうと従業員。
笠巻は、お前たちが入ってくる前にも何度もIWAKURAにはピンチがあったんだ、そのたんびに乗り越えてきたんだ、みんなで辛抱しようとと伝え納得させる。

そんな会話を聞きながら、浩太のところも大変なのだと閑散とした店に手持ち無沙汰な勝と雪乃。だけど希望の星、舞がいると話す。

部屋で勉強する舞。
宮崎航空学校でみんなで撮った写真を見て「みんながんばろうな」と気持ちを上げている。
＜順調そうな舞ちゃんにもリーマンショックの影が忍び寄っていました。＞

[ つづく ]

「舞いあがれ！」今日の感想

水島くん…元気そうで嬉しいよ！！
きっとスーパーにやってくるお客さんのおばちゃんとも楽しくコミュニケーションをとってうまくやってるんだろうな。
しかし…「遠く離れても僕たちは大丈夫」って…フラグですか？いつか別れてしまうと言う…。
ちょっと心配だけど、でも今日は舞ちゃんがちゃんと柏木くんのことを好きな感じが伝わってきて良かった！先週の舞ちゃんは、どう見ても好きそうに見えなかったもんなー。柏木くんとの話し方も、敬語から少し崩れてたし。

心配なIWAKURA。お父ちゃん、本当に良い社長だなぁ。ボーナスを出してみんなに喜んでもらうのがほんっとうに嬉しかったんだね。こういうトップのいる会社で働きたいものです。

しかし…リーマン・ショック。舞たちの世界にもちゃんとやってきてしまったなぁ。（くるとは思ってたけど。）
さて、どうなるのか？そしてお兄ちゃん・悠人はどうしてるのか？明日からも楽しみです！