朝ドラ「舞いあがれ！」12月9日第50話あらすじ・感想

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「舞いあがれ！」今日のあらすじ

大河内教官との特訓の末、初めてセンターにきれいに着陸することができた舞。
しかしその表情は曇ったままで、その夜熱を出してしまった。

東大阪の実家。
めぐみが浩太にが朝食の準備をしながら舞が熱を出したことを話す。
めぐみは舞のことになると様子が変わる浩太に、悠人のことも応援してと言うが、浩太は会いにも来ない息子をどうやって応援するんだと言う。

熱を出した舞を気遣いながら部屋を後にする倫子。
倫子は元A班のメンバーたちと朝食をとりながら舞の様子を話す。
舞は着陸の特訓をしていたために通常の訓練も遅れているから部屋したらフェイルしてしまうのではないかと中澤は口にするが、倫子はたしなめる。
ことの大変さに中澤も顔を歪ませる。

地図を見ながら教官と航路について検討している様子。
＜ソロフライトに続き野外航法という新しい訓練が始まります。＞
＜これまで訓練していた空域から更に広い領域へとふらいとするのです。＞
1人で大河内とルートの確認をする柏木。
空の訓練も順調に行う。

部屋で1人横になる舞。
外から飛行機のエンジン音が聞こえ、悔しそうに涙している。

フライト後の大河内との確認を終えると、自分には訓練時間に余裕があるのでその分舞が復帰したら時間を分けてあげることはできないかと提案する。
しかし大河内は「柏木学生のどこに時間の余裕がある。自分のことに集中しろ。」と一蹴する。

部屋に戻ろうとする倫子に、柏木がアイスを渡す。
柏木「熱があるときはアイスだろ。」
倫子「あんた、やることがいちいちズレてんのよ。」
柏木「ズレてる？」
倫子はまぁいい渡しておくとアイスを受け取る。

自室のドアノブにかけられている保冷バッグ。
バッグには「教官から岩倉学生に渡して欲しいと頼まれました。宮田」と調理師らしきイラストの添えられたメモが貼られている。
倫子が中を見るとカップアイス。「またアイス？」

部屋に入った倫子に気づき、起き上がる舞。
微熱だと言う舞に、柏木と教官からの差し入れのアイスを渡す。
倫子はまさか大河内教官のはずがないと言う。

舞は柏木のアイス、倫子はカップアイスを並んで食べている。
美味しいと笑顔の舞に、倫子は「舞が笑ってる。」と喜ぶ。
水島がフェイルしてからずっと怖い顔をして、せっかく着陸が上手く行っても喜んでいなかったしと話す倫子。

私服を着て廊下を歩く舞。
「飛行準備室」に入り、各人の「総飛行時間」の表を確認する。
自分だけソロ飛行の時間が少ないことに「アカン」と落ち込んでいるところに「岩倉学生」の声。驚いて振り向くと大河内が立っている。
病人がうろつくなと言う大河内に、熱はだいぶ下がったから明日から訓練に復帰しますと伝え、「アイスありがとうございました。」
立ち止まった大河内に「やっぱり大河内教官やったんですね。」
大河内「私が風邪をひいた時も先輩がアイスを差し入れてくれた。」
自衛隊時代の話だと、席に座り舞にも座るよう促す。
寝込んでいた時に何を考えていたか大河内に聞かれ「訓練に遅れるのがただただつらかったです。」と答える舞。大河内は「私のときは飛べないことがつらかった。飛んでこそパイロットだ。教官になったのも空を飛べるからが一番の理由かもしれない。」
何かを考えるように聞いていた舞「私はまだ教官のようにはいきません。私、大河内教官を見返したくて頑張ってきました。けど着陸がうまくいっても全然うれしくなかった。楽しくなかったんです。今つらいんです。何のために訓練してるのかわかりません。」
大河内「岩倉学生　決して間違えるな。なぜパイロットを目指したんだ。それを思い出せ。」
立ち去る大河内。涙している舞。

部屋で鞄に荷物を詰めていると、ドアがノックされる。
出ると舞でアイスをありがとうございましたと礼を言う。
柏木は話があると舞を部屋に入れる。
柏木「ずっと考えていたんだが担当教官を変えてもらおう。今日訓練が終わったら分校長にお願いしにいく。」
突然のことに驚く舞に、元はといえば大河内を見返したいと言い始めたのは自分でそれに舞を巻き込んでしまったと柏木。
このまま大河内にこだわっていたら舞はフェイルになってしまうと言う柏木。

[ つづく ]