朝ドラ「舞いあがれ！」11月24日第39話あらすじ・感想

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「舞いあがれ！」今日のあらすじ

75点の答案を返す都築。
受け取る舞は「前回よりは上がったな」と言われ、満面の笑み。
＜座学過程も残り２ヶ月＞
＜勉強漬けの日々はもうしばらく続きます。＞
次々に答案が返されていく中、柏木は自分の答案を受け取り帰りしなに舞の席で立ち止まり「その点数でよく喜べるな」「この回期の平均点を1人で下げていることに変わりはない。」
ハッとした顔で柏木を見る舞。

部屋で勉強する舞に倫子が風呂に行かないかと誘うが、舞はあの人に負けてられないからと断る。
倫子はお肌に悪いわよ、と気遣いながら風呂に行こうとすると、外から何か揉めている声。
慌てて舞と倫子が見にいくと、出て行こうとする吉田を中澤が制している。
母子家庭の吉田だが、その母がパート先で倒れたのだと言う。
いまから行っても今日中には実家の金沢には帰れないだろうと言う中澤に、倫子が羽田周りで行けば少しは早く行けると伝えると、吉田はそうだねと出ていく。

部屋に戻った舞。置いてあった携帯電話が鳴っている。
発信者は「うちの工場」
舞が出ると浩太だった。
普通に久々な会話をしていくが、舞は「お父ちゃん何かあったん？いつものお父ちゃんらしないな」
浩太は初めて自動車向けの仕事が入りそうだが結構お金がかかると話し、舞にどう思うか聞く。
舞「自動車か。カッコええな。どんだけ大変やってもやりたいことやるお父ちゃん。私はええと思うよ。」
浩太「やっぱり舞やな。電話して良かったわ。」
そんなやり取りをそっと聞いていためぐみ。
浩太が電話を終えると事務所に入っていく。

事務所のソファに向かい合う浩太とめぐみ。
浩太は大きな会社「名神プレステック」と言うところに中学時代の同級生・竹やんが働いていて、その竹やんから自動車向けの部品をやってみないかと声かけられたと話す。
めぐみは自動車向けなんていまのうちでは出来ないのかと驚くが、浩太は機械も人も増やさないといけないと、少し言いづらそうにここで思い切って新しい工場を建てたろかと話す。
ざっと３億はかかると言う浩太に「えーーっ！！」とのけぞるめぐみ。
浩太は明日銀行と話しをして融資の相談をすると言うと、そんな急な話しとめぐみは返すが、浩太は話さなきゃと思っていたけどめどがついてからと思ってと言い、今のIWAKURAなら自動車部品もできると説得する。

都築がグループ課題を発表する。
自分達のAチームの課題を見てやっかいなのが来たわねと言う倫子にうなづく中澤。

教官室からとぼとぼと出てくる吉田。
通りがかった舞が、久々に会えた吉田に嬉しそうに声をかける。
吉田の母は長く入院してたけどやっと退院して家に戻ったと聞き、良かったとホッとした表情の舞。
だけど浮かばない吉田の表情。
舞「どないしたん？」
吉田「１ヶ月の遅れを取り戻すのは厳しいから次の期からやり直した方がいいって都築教官から言われたんだ。うちお金がギリギリで、最初からやり直すのは厳しいんだ。やめるしかないのかなって。」
そう言い残し行ってしまう吉田を、呆然としながら見送る舞。

Aチームのメンバーでグループ課題に取り組む様子。
メンバーは一様に、吉田がやめることを残念だと言うが、仕方ないという様子。
舞はみんなに冷たくないかと、なんとか辞めなくて良い方法はないか考えましょうと言うが柏木は「いなくなるやつに構っていられない」と言い放つ。
他のメンバーも、この１ヶ月の授業の応用で課題をこなさないといけないから難しいのではないか、吉田が辛くなるのではないかと話す。

部屋の荷物を段ボールに片付けている吉田。
舞は本当に辞めるのかと聞いている。
吉田はまだ一度も飛行機に乗ったことのない母親を海外旅行に連れていくのが夢だったと話す。
何もできなくてごめんと言う舞に、吉田は同じチームなのになにも出来なくてと謝る。
そして良かったらこれを使ってとファイルを舞に渡す。
ファイルをめくる舞。中身を見て、ちょっと来てと吉田を連れ出す。

グループワークをしているメンバーのところに吉田を連れて行き、ファイルを見せる舞。

ファイルは吉田が休んでいる１ヶ月の間に作ったもので、先輩から前に出た課題を聞いて、自分のチームにどの課題が当たるかわからないから全てを網羅したと言う。
お母さんの看病をしながら全ての課題に取り組んでいたのを知り、驚くメンバーたち。
このファイルがあれば１ヶ月分の遅れはないと証明できるのではないかと、メンバー全員で教官の元へ行く。

ファイルを見て確かにこれはすごいと都築。
しかしこれで１ヶ月いなかったことの補完にはならない、必要な知識を身につけていなければこの先の訓練に進むことはできないと言うが、遅れていないことを証明するために特別テストを受けさせてやってほしいとメンバーたちが助け舟を出す。
吉田「教官、チャンスをください。お願いします。」
吉田と一緒にお願いしますと頭を下げるメンバーたち。