朝ドラ「舞いあがれ!」11月9日 第28話 あらすじ・感想

朝ドラ「舞いあがれ!」11月9日 第28話 あらすじ・感想

「舞いあがれ!」今日のあらすじ

<舞ちゃんが、本番を迎えた朝。>
キッチンで椅子に座り外を見ているめぐみ。
浩太も起きてきて、舞が飛ぶことを話す。
「きっと 大丈夫や。」

<なにわバードマンの目標は琵琶湖の空を飛び>
<女性パイロットの世界記録15.44キロメートルを超えることです。>
スワン号に乗り込んだ舞が各部にオッケーを取り、「ペラ、回します!」
3、2、1、ゴー!の舞の掛け声で動きだすスワン号。
ふわりと浮かび琵琶湖の上を飛んでいく。

順調に飛ぶスワン号。
スワン号の少し後ろから追いかけるボート。
刈谷と由良が乗り、無線で舞に指示を出している。
スワン号の様子を見て、「機体は安定している。その調子だ。」と言う刈谷に「はい!」と返事し、少し笑顔の舞。

琵琶湖の堤防に張り付くようにスワン号を見守る部員たち。
鶴田は大声で「岩倉!その調子や!」
空山、にこやかな笑顔で「きれいやねぇ〜。」
玉本「ホンマきれいや。」

NHK朝ドラ 舞いあがれ!公式Twitterより

はぁはぁと息を少し弾ませながら漕ぎ続ける舞。
少し左右を見て笑顔になり「空 飛んでる。」
刈谷からの無線で1キロ通過と知らされ、「1キロ。まだ1キロや。」

ボート上の刈谷と由良は追い風で機体が下がっていることを目視し、無線で舞に回転数を上げるよう指示する。
刈谷の指示で持ち直したスワン号。
刈谷「それでよか、順調たい!」
無線機を刈谷から渡され、「5分たった。その調子や」
由良の声にあきらかに嬉しそうな舞「はい!」
少し冷静になり、外を見ながら「すごい…空しか見えへん…どこ飛んでるんやろ。」
すぐに刈谷から機体が流されているから右に行こうと指示がきて、慌てて対応する舞。

琵琶湖の岸から、部員たちが遠く小さくしか見えなくなったスワン号の舞に向けて「いけるいける!」「大丈夫大丈夫!」と声援を送っている。

漕ぎ続け、少し顔が赤くなってきた舞「暑い…」
汗もかき始めている。
刈谷から2キロ通過の連絡が入る。
暑さに苦しみながら、ドリンクを補給する舞。
由良から「大丈夫か」と聞かれ「はい」と答えるものの、かなり苦しそう。
由良は高度が下がっているから回転数をキープするよう指示を出すが、無線からザーザーとノイズしか聞こえなくなる。
慌てる刈谷と由良。
無線の故障に、由良は慌ててメガホンを手に取り「岩倉!耐えろ!」

舞も刈谷たちの声が聞こえないことに気づき、不安そうに「先輩… 先輩!?」
必死に漕ぎ続けるが、苦しそうな表情、「暑い」「足が動けへん」と状況は悪くなっていく。
すると風の音。
スワン号の脇に空いている穴から風が入ってくる。
舞「風や…」

部室で作業する日下部&藤谷、そして渥美。
コックピットの中は蒸し風呂だから風が通り抜けるようにしてあげたいと相談し、窓を開けている。

風穴を見て、泣きながら漕いでいる舞。

高度を少し持ち直すスワン号を見て、刈谷「上がった!」
由良「岩倉!自分 最高やで!」
刈谷は無線機に向かって話しはじめるも、無線機とは関係なく「岩倉 すごか!そのままいけ!」と由良と声のかぎり叫ぶ。

苦しみながら漕ぎ続ける舞。
由良が琵琶湖を見ながら「ここで新記録出したかったな。」という言葉や鶴田の「何べんも何べんも諦めかけた」、空山の「こんスワン号が僕が触る最後の人力飛行機。」、玉本の「大事な仲間やからやろ!窮屈な飛行機で飛んでほしくないんや。」、刈谷「1日で書き直すけん。スワン号をど素人のパイロットでも記録ば作れる飛行機にしちゃる。」
先輩たちの言葉を思い出し、泣きながら必死に「飛んで!飛んで!」と漕ぎ続ける舞。
部員たちの真剣な機体作りの様子の回想シーン。
舞「みんなの夢 背負ってんねん。こんなとこで終わられへん。」
「終わられへんのに…」
琵琶湖の上を飛ぶスワン号が、少しずつ高度を下げていく。
ボートで追いかける刈谷と由良、岸辺から見守る部員たち、みんなが「岩倉!」と叫ぶ中、静かにスワン号が着水する。
水をかぶる舞。
残念そうに目を瞑る刈谷、悔しそうな由良。
岸辺の部員たちも頭も抱えたりとそれぞれに残念そうな表情。

刈谷と由良に、ボートに上げられた舞「先輩…すいません。私記録…。」
ずぶ濡れの舞をタオルで拭きながら、由良「岩倉。岩倉は10分飛んだ。3.5キロも飛んだんや。よう頑張った。」
刈谷「岩倉。謝らんと。お前のおかげで琵琶湖に来られたったい。スワン号も俺たちも。悔しかか?」
舞「みんなのスワン号。もっと飛ばしたかったです。」
刈谷「俺は 今日のためにここまで生きてきたんだって思えたっちゃ。このフライトのために全てを懸けられたことを誇りに思う。スワン号をお前に任してよかった。」
泣きながらなんとかうなづく舞。

力の抜けた舞を支えながら歩く由良。刈谷も横をゆっくりと歩いている。
そこに歓声を上げながら駆け寄る部員たち。
「岩倉!ようやった!」
みんなでいっせいに舞を取り囲み驚いていると
鶴田「岩倉ありがとう。」
玉本「これで心おきなく引退できるわ。」
空山「うん!ありがとう!」
みんな口々に「ありがとうな。ありがとう。」と舞に伝えている。
舞もようやく泣きながらも笑顔になり「ありがとうございます。」
舞「一緒に空飛んでもろてホンマにありがとうございました。」
舞の言葉に照れ臭そうな部員たち。
自然とみんなで肩を組み「俺たちなにわー、バードマン!!」
胴上げしようとみんなで舞を持ち上げ何度も飛ばす。

携帯電話に舞からのメール。
「目標より短いけど、10分飛べてみんな喜んでくれました。やってよかった!応援してくれてほんまにありがとう!」
スワン号が飛んでいる画像も添えられている。
めぐみがほっとしたような表情で見ているところに駆け込んできた浩太「めぐみ!見たか?」
2人でよかったなぁと舞の無事と健闘に喜ぶ。

日が傾き暗くなりかけの琵琶湖を眺める舞。
由良がやってきて「空飛ぶってどんな感じやった?」
舞「幸せでした。空飛んでる時、このために生まれてきたんちゃうかって思ったんです。」
由良「そんなに?」
舞「はい」
由良「ふ〜ん! 来年は私が飛ぶわ!」
舞「私も負けません。」
由良「ほなライバルやな。」
舞「はい。」
笑い合う2人。
いくで、と先に歩き出す由良。
舞もはい、と答えつつ、まだ空を眺めている。
舞「飛んだんや…この空。」
由良に「待ってください!」と追いかける舞。
<なにわバードマンの夏が終わりました。>

 

[ つづく ]

 

 

「舞いあがれ!」今日の感想

舞ちゃん、よくやったねー!おつかれ様でした。

3.5キロ、舞ちゃんには不本意なんだろうけど二ヶ月間のストイックなトレーニングやスワン号の中で必死に頑張る舞ちゃんを見てたら、これ以上ない素晴らしい記録なんだってのが伝わってくる。

舞ちゃん立派だったし、なにわバードマンのみんなの素晴らしさが本当に伝わってきた記録飛行だったなー。

えー!これで刈谷先輩、鶴田さん、玉本さん、そして空さんいなくなっちゃう?

ていうか、これでなにわバードマン編は終了かな?

舞ちゃんが、空への想いが更に強くなったことがわかったしなー。

個性豊かな2回生が中心となるバードマンも見たいけどなー。どうなるんでしょうか。

あー、気になりながら明日を楽しみに待ちます!

 

 

朝ドラ「舞いあがれ!」