朝ドラ「舞いあがれ!」10月31日 第21話 あらすじ・感想
「舞いあがれ!」今日のあらすじ
墜落し、壊れてしまったスワン号。
スワン号を飛ばすか否かで意見がわかれ散り散りになってしまった部員たち。
みんなの思いや自分の思い、悩んだ末に自分がパイロットをやりたいと鶴田に告げる舞。
鶴田は舞の気持ちを嬉しいと答えつつも、そんなに簡単なことではないと答える。
それでも舞は、由良を見ていたから簡単なことではないとわかっていると鶴田を説得しようとする。
鶴田は練習用のバイクの設定を調整し、舞に乗るように言う。
鶴田「やってみ」
漕ぎ始める舞。
もっと早く、このペースだと手拍子を始める鶴田。
負荷210Wがスワン号の設計値、このペースで何分漕げるかやってみとストップウォッチを操作する。
すぐに苦しそうな表情になりペースの落ちる舞に、このペースやと容赦なく手拍子を打つ鶴田。
とうとう舞のペースが落ち、「ここまでやな。」「3分やな」
たった3分とショックの舞。
鶴田「210ワットて辛いやろ。急な坂道を座り漕ぎでスイスイ進んでくくらいの負荷やからな。けどな 由良は琵琶湖の上を210ワットで1時間半こぐつもりやった。由良を見てて大変そうやなっておもったんやったら岩倉にとってはもっともっと大変なんや。」
打ちひしがれている舞に「分かったんやったらええ」と話を終わらそうとする鶴田に、舞「けど…大変やからこそ挑戦したいんです。みんなで作ったスワン号私が飛ばしたいんです。」
舞の言葉に「ちょっと時間くれるか」と鶴田。
<舞ちゃん本気でパイロットを目指すために訓練用のロードバイクを探しにきました。>
自転車屋の店頭で久留美と一緒にバイクを探す舞。良いバイクはあまりの高額に手が出せない。
久留美が見つけた中古のカラフルなバイク。舞は一眼で「かわいー!」と気に入るが、値段は可愛くない。
久留美「よっしゃもうちょっと値切ろか。」
自宅キッチンの冷蔵庫を覗き込む舞「由良先輩なに食べてはったっけ?サラダと豆腐とササミと…」
そこにめぐみが帰宅する。
めぐみ「あの変な自転車みたいなんどないしたん?」
ダイニングテーブルに向かい合い座る舞とめぐみ。
舞は、パイロットのトレーニングのためにあのバイクを買ったと説明し、人力飛行機のパイロットになりたいと自分のスケッチしたスワン号の絵を見せる。
舞「これがスワン号。綺麗やろ。 私なパイロットの由良先輩のことかっこええな思て勝手に憧れてた。そやけど憧れるだけやなくて自分でやってみたい。」
舞の話に困ったような表情をしながらスワン号のスケッチを手にして眺めるめぐみ「そうなん。分かった。」
めぐみは快諾とは言えない表情だがパイロットを許す。
ダイニングテーブルにつき、缶ビールを飲む浩太「おもてにかっこええ自転車がとまってんけど。」
めぐみ「舞がこうてんて。トレーニングすんねんて。」
浩太「トレーニング?なんの?」
めぐみ「人力飛行機のパイロット。あの子も大学生になっていろいろ考えてんねやろね。」
道路をバイクで走る舞。
病室で由良に舞がパイロットをやりたいと言っていることを話す鶴田。
鶴田は「岩倉の申し出、受けるべきやろか。」と由良に相談する。
由良「私 本気で目指してたんです女性の新記録。記録を狙える人にスワン号を飛ばしてほしいです。」
鶴田「そやから自転車部に当たってみよかとおもて。」
由良「いや記録を狙えるとしたら それは岩倉です。スワン号を作った仲間の思いを知らん人には記録は出されへんと思います。」
公園の中をバイクで激走する舞。
部室。
集まった部員たちに、由良とも相談して記録飛行のパイロットを舞に頼みたいと伝える鶴田。
その言葉に笑顔になる舞だが、部員たちは体格は由良に一番近いものの、体力のことや危ないと心配を始める。
舞「危険なんは分かってます。全力で体も鍛えます。私どないしてもスワン号飛ばしたいんです。」
その言葉に、見えないところから「賛成!」の声。
部員たちが振り返ると泣きそうな顔をした空山が手を上げている。
玉本が提案し、多数決をとることに。
玉本、鶴田、空山は賛成の手をあげるが2回生3人は難しい顔をして下を向いている。
玉本「俺は応援すんで。岩倉の飛行機愛が半端ないんはみんな知ってるはずや。いつも一番に来てリブ作ってたやんか。」
玉本の言葉に、渋々ながらも手を挙げる2回生3人。
鶴田は嬉しそうに、もう片方の手もあげ「左手は由良の分や」
パイロットが舞に決まり、みんなで支えていこうという鶴田の言葉に「はい」と部員たち。
玉本「あとは刈谷に戻ってきてもらわんとな。あいつなら岩倉が記録狙える設計を考えるはずや。」
廊下で授業終わりの刈谷を待つ舞。
刈谷は授業後の教室で何やら数式を教師から教わっている。
出てきた刈谷に声をかける舞。
航空工学の授業かと聞かれ、「バート・ルータンの背中は遠かよ」と刈谷。
舞は刈谷がそうなら私は相当頑張らなあきませんねと答える。
刈谷「うん。やけどそれが面白いとこやろ。で、なんか用か?」
舞は自分がパイロットやることになったと告げると刈谷は即座に「俺は反対たい。ユラでさえ難しかったっちゃけんお前が飛べるわけなか。」と立ち去ろうとする。
舞は刈谷をおいかけながら、トレーニングを始め、最初よりはできるようになってきたと説得を続けるが、刈谷は「2ヶ月しかないんだぞ」と去っていく。
部室でバイクを漕ぐ舞。
横には鶴田がストップウォッチをみながらついている。
スワン号を制作する部員たちの元に気まずそうにやってきた1回生の日下部と藤谷。
藤谷「岩倉がパイロットやるって本当ですか?」
玉本「うん。せやからあないして頑張ってる。」
トレーニングする舞を見る藤谷と日下部。
そんな2人に玉本が優しく声をかける「手伝うか?」
藤谷「はい。やっぱりスワン号飛ばしたいです」
玉本「ほな主翼のリブ作んの手伝って。」
鶴田がストップウォッチを止め、ここまでと声をかけられ足を止める舞。
ドリンクを飲みながら部室を見ると戻ってきた藤谷と日下部を見つけ、「もうちょっと頑張ります。」とまたバイクを漕ぎ始める。
<舞ちゃんの挑戦が始まりました。>
[ つづく ]
「舞いあがれ!」今日の感想
今日も泣いちゃったなー。
空さんの「賛成!」
由良先輩の「スワン号を作った仲間の思いを知らん人には記録は出されへん」
玉本先輩もさ、去って行った後輩を暖かく受け入れて。
本当にいい子たち…。
そして、めぐみさんの煮え切らない感じのOKもよくわかる。
そりゃー危ないとわかって満面の笑顔で「頑張って!」なんて言えないもん。
でも舞の気持ちを理解して受け入れようとしながらの「OK」
母心、本当によくわかる。
トレーニングが始まり、一生懸命頑張る舞ちゃんと、飛行機作りに励む部員たち。
あとは刈谷先輩が帰ってくるだけ!
どうか早く帰ってきてー
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