朝ドラ「舞いあがれ!」10月25日 第17話 あらすじ・感想
「舞いあがれ!」今日のあらすじ
NANIWA Birdman 部室。
先輩・刈谷にコツを教わりながら部品作りをする舞たち1年生。
<イカロスコンテスト出場を目指しスワン号の制作に励む浪速バードマン。>
<舞ちゃんたち1回生は翼を支える骨、リブの型紙作りを手伝っています。>
できた部品を見つめ嬉しそうな舞。
ふと部室の片隅に目をやり、トレーニングをする由良に気づき見つめる。
刈谷からどうしたのかと聞かれ、「女の人がパイロットってびっくりしました。」
刈谷は男とか女とか関係なくスワン号は由良に合わせて作っている、別の先輩・玉本もこの1年朝から晩まで減量しながらトレーニングを続けている由良を、自分達は1mでも遠くで飛ばしたいと思ってスワン号を作っていると語る。
そこに入ってきた鶴田。
1通の封書を出し、今年のイカロスコンテストには出られないと不合格通知を部員たちに見せる。
落ち込む部員たち。
特に今年が最後で引退となる3回生、鶴田、刈谷、玉本は大きく肩を落としている。
<イカロスコンテストに出場するためには厳しい書類審査を通過しなくてはいけませんでした。>
何が悪くて落ちたのかという2回生に、鶴田は悪いところがなくても他の出場者とコンセプトがかぶったり向こうが優れていれば落ちてしまうと説明し、だけど夏までまだ時間があるから記録飛行に挑戦しないかと提案する。
鶴田の提案に、部員たちは挑戦したいと前向きになる。
久留美のアルバイトするノーサイドでジュースを飲む舞。
休憩に入った久留美が席にやってくると、自分もここでアルバイトをしたいと相談する。
部費が月に1万円、他にも活動費がかかるからお金が必要だという。
久留美は即座にじゃあいまから面接してもらいなと、急な提案に動揺する舞を尻目にオーナー津田に伝えると、津田は即座に「合格や!」
岩倉螺子製作所
<さて、岩倉螺子製作所はこの10年で機械を増やしネジを材料から作るメーカーになりました。>
工場の前で章と何か相談する浩太。他の社員に呼ばれ、向かいにある工場へ駆けていく。
笠巻の元へ行き、新しいネジを確認する浩太。
<特殊ネジの依頼も順調に増え、今では二つの工場を持つ従業員18名の会社に成長しました。>
工場の事務所で弁当の注文をするめぐみ。
<めぐみさんは総務兼経理として浩太さんを支えています。>
事務所に入ってきた浩太に信用金庫の約束を伝えるめぐみ。
「ありがとう」と答えたあと、ハッとして「ありがとうの心を忘れない 岩倉螺子製作所。どや このスローガン」
めぐみ「えぇんちゃう?」
めぐみの返事に気を良くし、メモ帳にスローガンを書き留める浩太。
メモ帳には他にもいろいろなスローガンが書き留められている。
<最近浩太さんは会社のイメージアップを図るため、パンフレットやホームページを作ろうとしています。>
お好み焼き・うめづ。古田や曽根、仲間でお好み焼きを食べる浩太。
雪乃「CI!?」
浩太「そうや、コーポレートアイデンティティ。うちはこういう会社やこんな思いで仕事をしていると社会にアピールする。」
なんで?という雪乃にこの会社とやったら仕事したい、買ってみたいと思ってもらいたいと話し、思いついたスローガンのメモ帳を見せる。
曽根がメモ帳を受け取り「ありがとうの心を忘れない岩倉螺子製作所」と読み上げ、小学生みたいだとダメ出しを受ける。
長井はスローガンならこういうのがええでと、持ってきた新聞の東大阪で作る人工衛星の記事を見せる。
浩太「確かにええな。」
<舞ちゃんがなにわバードマンに入ってひと月が経ちました。>
集中して部品を切り取る舞。
鶴田「あっええやん。」
周りの部員たちも、本当は手先器用なんだな、いつもいっちゃん最初に来て頑張ってるもんなと舞を認める。
刈谷がやってきて、鶴田に尾翼の大きさを変える相談をしている。
舞が由良に目をやると一心不乱にトレーニングする姿。
舞「がんばろ」
ノーサイドの店内を行き来する舞。次々入る注文をこなしている。
疲れた顔の舞。久留美とうめづの鉄板の前に向かい合って座っている。
今日もよう働いたなぁと2人で話しているところに貴司が帰ってくる。
貴司「なんでも頼んで。こんなに安い店で悪いけど。」
その言葉に雪乃が即座に「安いで始まりうまいで終わる。うちのCIや!」
お好み焼きを食べていると「これ、思い切って初任給で買った。」と貴司。
3冊の詩集を取り出す。
初任給で買うもんがちゃう、さすが文学青年やと久留美。
舞「今でも詩、書いてるやろ?」
久留美「根っからの文系やのになんでシステムエンジニアになったの?」
貴司「コンピューター相手の仕事だから楽だと思った。」
舞「人間関係?」
貴司「あたり!」
貴司は働いてたら、本を読みたくなったり書きたくなったり前よりずっと思う、自分の好きなもんがはっきり見えてきて、夢に近づいている気がするという。
久留美も看護の学校に入ってやっと夢のスタートラインに立てた、成績下がったら授業料の免除もなくなるから勉強、バイト、お父ちゃんの心配、毎日くたくたやけどそやからこそ負けられへん、将来絶対えぇ看護婦さんになったる、めっちゃ燃えてると話す。
そんな2人をみて「2人ともえぇなぁ」と舞。
貴司は飛行機を作るのが夢なんやろ?と聞くと「うん」と静かに答える舞。
そこに入ってきたサングラスの男。
舞の横を通り過ぎず立ち止まる。
サングラスを外し「舞か。久しぶりやな。」
舞「お兄ちゃん!?」
[ つづく ]
「舞いあがれ!」今日の感想
いやー、「舞いあがれ!」になってからあさイチでの朝ドラ受けが本当に楽しい。
華大さんの表情も豊かで鈴木さんもにこやかで。
苦い顔で困ったような華大さんなんてこっちまで胸が苦しくなっていたので心から嬉しいです。
と、話がそれていますが。
今日はまさかのイカロスコンテストの不合格。センセーショナルでした。
部員みんなの気持ちが伝わってきて思わず涙してしまいました。
しかし気持ちを切り替えて自分達で記録に挑戦しようということになり、また涙。
久留美ちゃんと貴司の夢の話しも素敵でやっぱり涙。
眩しいなぁ、若者たち。
舞ちゃんも月に1万円の部費を稼ぐために久留美ちゃんも働くノーサイドでのバイトも始め、順調に見えたところでお兄ちゃん登場!
お兄ちゃん、なんで東大阪に帰ってきた?
気になりながら明日を待ちます!
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