朝ドラ「舞いあがれ!」10月20日 第14話 あらすじ・感想

朝ドラ「舞いあがれ!」10月20日 第14話 あらすじ・感想

「舞いあがれ!」今日のあらすじ

模型飛行機の翼の骨組みを作り、飛行機を想像して見上げる舞。

<飛行機を作ってお父ちゃんを元気にしたいと思った舞ちゃんでしたが、その頃浩太さんは…>

お好み焼き屋・うめづに飛び込み、ビールを飲みながら仲間と飲み食いしている男・曽根に金型を作って欲しいと頼む浩太。

NHK 朝ドラ 舞いあがれ! 公式Twitterより


図面を見た曽根は、ややこしいやつだと言いながら、新しいことをやるのは良いことだと浩太の父親にも世話になったしと引き受ける。
しかし納品まで3週間だと聞き「無茶言うなアホ!」と声を荒げる。
浩太は無理なのはわかっていると言いながら必死に頭を下げる。

教室で久留美に話しかける舞。
放課後一緒に遊ぼう、秘密基地があんねんと誘う。

古書店・デラシネ。
奥の座敷で料理本を書き写す久留美。
舞は模型飛行機を作り、貴司は本を読んでいる。
舞は最近元気のない父・浩太を元気づけようと模型飛行機を作っているのだと話すと、久留美は自分の父親・佳晴も怪我をしてラグビーができなくなり、仕事を探しているがなかなか見つからないと話す。
だったら一緒に模型飛行機を作ろうと誘う舞。
久留美は舞に聞きながら模型飛行機作りを始める。

「できたでー!」
揚々と出来立ての金型を持ってきた曽根。
こんな無茶は今回だけにしといてやと言う曽根に、浩太やめぐみ、笠巻たちも頭を深々と下げる。

デラシネで模型飛行機作りをする舞と久留美。
貴司も手伝い丁寧に作業をする3人。
出来上がったプロペラ飛行機のプロペラのゴムを巻く舞。
手を話すとプロペラがくるくると勢いよく回る。
明日飛ばしてみようと笑顔の3人。

工場では出来上がったネジを確認する浩太。
笠巻にも確認するが、やり直しとなる。

校庭で模型飛行機を飛ばそうとする3人。
しかし飛ばずにすぐに落ちてしまう。
舞は飛行機を確認しながら「良かった、壊れてへん。久留美ちゃんのんは?壊れてへん?」
いつもの望月さん呼びから変わったことに驚く久留美。
舞は慌てて「ごめん。望月さんって呼んだ方がええ?」
久留美は首を振り「どっちでもええ。」
舞「ほな久留美ちゃんて呼ぶな。」
少し笑顔の久留美。
貴司も駆け寄ってきて、なんで飛ばずに落ちるんだろうと首をかしげる。

工場で新しいネジを作っている浩太と笠巻。
若い職人・章が作業をしていると、やってきた舞「章にいちゃん。お願いがあるねん。」
耳打ちする。

NHK 朝ドラ 舞いあがれ! 公式Twitterより

デラシネ店頭で店主・巌とカタツムリを見つめる貴司。
巌「これも詩やなぁ。秋の紫陽花にカタツムリ。」
そんな2人を横目に、店に入っていく章。
奥の座敷で作業していた舞「章にいちゃん。待ってたで。」
久留美と2人で作った模型飛行機を見ると、作ったのか、天才やなと章。
だけど上手く飛ばないと打ち明けると「飛行機やったら社長の方が詳しいで。」と章。
舞「お父ちゃんいま忙しいやろ。せやからこっそり作ってびっくりさせたいねん。」
その言葉に、おもろいこと考えるなと笑顔の章「貸してみ。」
飛行機を受け取りまじまじ見つめると「主翼の形が悪いんちゃうかな。」
翼にゆっくりと力をかけ、反らせる章。
舞に渡し、「やってみ」

<そして浩太さんが始めた特殊ネジ試作の期限の日がきました。>
ルーペを使い、ネジの出来を確認する浩太「うん、ええ感じやな。さすが笠やん。もうちょっと追い込んだらいけそうや。」
しかし笠松はため息をつき始める。
機械の調子が悪いという笠松。浩太も頭をかきながら「勘弁して欲しいわ。」

うめづでお好み焼きを焼く勝。
目の前で、あと何分で焼けるのか急かす作業服姿の古ちゃん。
そこに浩太が飛び込んでくると、機械がいかれてもうたと修理をお願いするが、古ちゃんも「おお浩ちゃん。明日にしてや急ぎの仕事が残ってるんや。」
浩太は今日が納期で明日の朝までなら粘れると頼み込むが、古ちゃんはこっちも明日が納期の仕事があると突っぱねる。
肩を落としながらうめづを出る浩太。
出来上がったお好み焼きを、少し睨むように大きく目を見開きながら古ちゃんに出す勝。
古ちゃん「こうちゃんとこ危ないのはわかってる。だけどうちも納期を守らんかったら信用なくすねんで。」
そこに貴司と一緒に店に入る舞「お母ちゃんがお好み焼き買うてきて、って。」
雪乃「いま工場えらいこっちゃやもんな。そこに座って待っとき。」
古ちゃんの隣に座る舞。気まずそうな古ちゃん。

NHK 朝ドラ 舞いあがれ! 公式Twitterより


舞「あ、古田さん。こんばんは。お父ちゃんがいつもお世話になってます。」
勝「飛行機できたんか?偉いなぁ。苦労してるお父ちゃん励ますために可愛い娘が飛行機作ってんねんて。泣ける話やなぁ。」古ちゃんに目をやる勝。
雪乃「感動的な話しやなぁ。こんな話を聞いて万が一何にも感じへん人がおったらそれは人でなしやなぁ。」
いたたまれなくなり「もう分かったて!行ったらええねやろ、行ったら!」と古ちゃん。飛び出していく。

夜が明け、出来たネジを確認する浩太。
笠松、めぐみ、晃が真剣な顔で見守る。
浩太「いけてる。よし…。朝イチで納品してくる。」

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部屋のベッドで笑顔で寝ている舞。
<そんなことがあったとは知らない舞ちゃん。>
<夢の中でも飛行機を飛ばしているようで…>
舞の寝言「よう飛ぶなぁ…」

 

[ つづく ]

 

 

「舞いあがれ!」今日の感想

物語の中で起きる事件が、物語を無駄に盛り上げようとしていなくて心から自然に応援できる…。

それがこんなに気持ち良いだなんて…。いや、それが当たり前なんだが。

そしてその事件を自然とフォローする登場人物たち…心が温まる〜。

古ちゃん、出来立てのお好み焼きを食べるのもそこそこに助けに行ってくれてありがとう!

きっと勝さんと雪乃さんが、また新しいあったかいお好み焼き焼いてくれるよ!!

ようやくできた特殊ネジの試作品、どうかどうか、仕事につながりますように!!

いつも笠巻さんに厳しく教えられている章くん。

舞ちゃんには優しいお兄ちゃんなんだね。笑顔の章にいちゃん良かったわ〜。

章にいちゃんの手伝ってくれた模型飛行機、どうかちゃんと飛ぶようになりますように。

なんだかもう見どころ満載で、やっぱり朝ドラって良いなぁと改めて思う朝です。

 

 

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