朝ドラ「カムカムエヴリバディ」3月25日第102話 あらすじ・感想
「カムカムエブリバディ」今日のあらすじ
映画村の中を、ハリウッドスタッフたちに説明してまわるひなた(川栄李奈)。
途中で登場し、派手なアクションを見せる忍者たちに驚き喜ぶ外国人スタッフたち。
道場に案内すると、神棚をじっと見上げるアニー・ヒラカワ(森山良子)。
真剣を使ったお祓いの一種だという「四方斬り」の実演に歓喜するスタッフたち。監督の「We will come again. (また来ます)」の言葉に「お待ちしています。」と榊原(平埜生成)。
満足して帰っていくスタッフたちを見送り、ホッとするひなたと榊原。
ひなた「日系アメリカ人ですかね? あのアニー・ヒラカワさん言う人。」
榊原「キャスティングディレクターの? 多分そやろ。 えっ 何で? 」
ひなた「なんか 素敵な人やなぁ思て…。」
道場での「四方斬り」の道具を片付ける榊原とひなた。
榊原「主演はマット・ロリンズらしいで。」
大物俳優が主演するらしいと聞き、「めちゃくちゃ大型企画やないですか。」と興奮するひなたに「僕もびっくりしたわ。」と榊原。
なのに江戸時代の日本が舞台であることを疑問に思うひなたに、詳しいことは公表されてないけど、と榊原「日本人にもかなり大きい役どころがあるみたいやで。」
誰が選ばれるのかと楽しみにするひなた。
榊原「多分 さっきのアニー・ヒラカワさんが何人かピックアップして監督に推薦してそこから決まっていくんやないかなぁ。」
ひなた「そうか…。 それがキャスティングディレクターの仕事なんや。」
榊原「それ以外はかなり大規模なオーディションがあるらしいわ。戦のシーンとかあるみたいやから何百人規模やと思う。当然 立ち回りとかスタントとかできたら有利やからな。条映の俳優さんや大部屋さんらにもチャンスがあるで。」
五十嵐(本郷奏多)が、棗黍之丞「妖術七変化」のオーディションを受けた時を思い出すひなた。
夜。部屋の押し入れから五十嵐にもらった風鈴を出すひなた。
ひなた、風鈴に向かって「あほやなぁ。あんたは。あともうちょっと我慢してたらスターになれたかもしれへんのに。」
風鈴をつついて鳴らすひなた。
映画村の中を歩くひなた。茶屋でお団子を食べるアニーを見つけ声を掛け、隣に座り、英語で会話をする2人。
他のスタッフたちは山のてっぺんの古いお寺を見にロケハンへ出かけたが、アニーは一緒に行かずにここに立ち寄ったという。
黍之丞がこのお団子が好きなのを知っていると話すアニーに、黍之丞がアメリカでも有名だなんて嬉しいと喜ぶひなた。
アニーが、ひなたにどうしてそんなに英語が上手に話せるのか尋ねると、それほどの英語力ではないと謙遜するが、毎朝ラジオで英会話の番組を聴いていると答える。
アニー「Ah…. Is it still being broadcast? (まだ放送されているの?)」
ひなた「Still?(まだ?)」
アニー「Ah. I mean…, it’s a little old-fashioned. (なんていうか…古風なやり方だと思って。)」
ひなたはアニーの言葉に同意し、ラジオでこんなに英語を身に着けられるようになると思わなかったし、番組を聴き続けるなんてできない人間だと思っていたと話す。そして初めはジョーが作ってくれた「English card」が助けてくれたと言う。普通は日本では近隣の人で早朝に行うラジオ体操で使う、日本独特の文化だと話すと何かを思うようなアニーの様子。
ひなた「Have you heard that before? (聴いたことがありますか?)」
アニー「No! No,I haven’t.(いいえ 全然) It’s my first time in Japan.(日本に来るのは初めてですから。)」
そろそろ行かなくてはと席を立つアニー。明日アメリカへ帰るが、2年以内にオーディションでまたやってくると言う。
ひなた「I’m looking forward to it.(その日を楽しみにしています。)」
別れ際、ひなたに振り返ったアニー「Ah. Ms Otsuki. Keep on learning English.(大月さん。英語の勉強をこれからも続けてください。」
アニー「I’m sure it wll take you somewhere you never imagined. (きっとあなたをどこか思いもよらない場所まで連れて行ってくれますよ。)」
五十嵐の風鈴が下がったひなたの部屋の窓辺。
ひなたの部屋に一恵(三浦透子)と小夜子(新川優愛)、小夜子の息子の小夜吉がいる。
一恵が結婚式のデザートに回転焼きを頼むが、本当に良いのかと言うひなた。
一恵「ええねんて。お父さんとお母さんのときもそうやったんやから。」
ひなた「そうか。ほな 心込めて焼かせていただきます。」
小夜子「あとはひなちゃんだけやね。」
小夜吉「お母ちゃん。そないなこと言うたらあかんで。お嫁さんになるかならへんかは人それぞれなんやさかい。」
笑い始めるひなた。
一恵「ホンマ。小夜きっちゃんの言うとおりやわ。」
小夜子「ごめんね ひなちゃん いらんこと言うて。」
ひなた「ハハッ。全然。(小夜吉の方を向いて)おみそれしました。」
小夜吉「はい。」
条映の廊下の壁に「サムライ・ベースボール オーディション」のポスターが掲示されている。
<いよいよ ハリウッド映画『サムライ・ベースボール』の出演者オーディション 参加者募集が始まりました。関西地方のオーディションは上映で行われることが決まっています。>
条映の休憩所でワープロを打つひなた。
横に置いてある書類を持ち上げ見始める虚無蔵(松重豊)。
虚無蔵「身の上書きか。」
ひなた「はい。エントリーシートです。大部屋のみんなが次々持ってきはるんです。 あっ 英語で出さんとあかんから 手つどうて言われて。」
虚無蔵「おひな。 近頃のそなたの八面六臂の活躍ぶり 見事なものじゃ。あの夏 そなたとここへ誘うたこと 我ながら慧眼と持参しておる次第。」
ひなた「(嬉しそうに)虚無蔵さん…。あっ 虚無蔵さんも はよ持ってきてくださいね。エントリーシートです。オーディション受けはるでしょ?」
虚無蔵「フッ 戯れを。御前芸比べには懲りたわ。 拙者は西洋の映画になど感心なし。」
ひなた「いや そないなこと言わんと受けてください。」
虚無蔵「老兵は消え去るのみ。」
ひなた「(少し小声で)いやそれ時代劇っぽいけど西洋のやつやし。」
虚無蔵「この大作が成功すれば きっと時代劇は救われるであろう。その日を心待ちにしておるぞ。」
立ち上がり、去っていく虚無蔵。
ひなた「えっ? あっ いや そやなくて…! そやからこそ 虚無蔵さんにも出てほしいのに…。」
休憩所のテレビの前に集まる人達。テレビでは朝ドラ「オードリー」が放送されている。
<オーディションの直前に放送されていた『連続テレビ小説』は『オードリー』でした。>
<京都・太秦が舞台で時代劇に魅せられたヒロインのお話です。自分と共通点の多いヒロインの物語をひなたも熱心に見ていました。>
榊原「おはよう。今日オーディションに先立ってハリウッドのアクション監督が来はるそうや。まっすぐ道場に入らはるらしいから 先行って 開けといてくれる?」
席を立ち、道場を開けて入るひなた。
足音が聞こえ「Hello!」と振り返ると五十嵐がいる。
神棚に一礼し、道場に入る五十嵐。
[ TO BE CONTINUED ]
「カムカムエブリバディ」今日の感想
えええっ!!!
大きな驚きが今日は2つも!!!
アニー・ヒラカワさん、言ってることが安子っぽい!
英語が遠くへ連れてってくれるってロバートさんそのものじゃん。
「ヒラカワ」姓は、平川唯一さんが由来? え? 安子ちゃんなの?
安子ちゃん、2000年には75歳。演じる森山良子さんもその年代なのでなんの違和感もないです。
日本には初めて来たって、ちょっと戸惑いながら言っているようにも見えたしなぁ。
そもそも、初めてだったら英会話のラジオをひなたが聞いていると知っても「まだ」やってるの?なんて驚かないよね。
安子ちゃんなのかな? 来週まで待てないなぁ。
それにしてもアニーさん、海外で生活している日本人感がとても出てましたね!
もう一つの驚き、五十嵐再登場!
しかもパリッとした素敵な身なりで。不敵な笑みは変わらずに笑
えぇー。元サヤに収まるんかな? ていうか、五十嵐何しに来たの? オーディションはエントリー受付中だからまだだよね。まさかアクション監督?
落ち着かないけど頑張って土日を乗り越えます!
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