朝ドラ「カムカムエヴリバディ」3月24日第101話 あらすじ・感想

朝ドラ「カムカムエヴリバディ」3月24日第101話 あらすじ・感想

美咲すみれ(安達祐実)の離婚会見の放送を見ながら夕飯を食べ終えたひなた(川栄李奈)「胸騒ぎがする…。」

落ち着かず家の外に出ると泣きながら一恵(三浦透子)がやってくる。

「うちいり」で見た、榊原(平埜生成)とすみれの様子を話し泣いている一恵に、榊原は「酔っ払ったすみれさんに巻き込まれただけやと思うえ。」とひなた。

なぐさめていると「ごめんください。」の声。

ひなたが出ると酔いつぶれたすみれを背負った榊原。

榊原は、上映にとって大事な女優さんのすみれを置いていくわけにも行かず、追いかけられなくてごめんと一恵に謝る。

すると背負われているすみれが榊原の頭をバチンと叩く。

すみれ「ばかねぇ榊原。そういうとこよ。そうやっていっつも頭の片隅に仕事があるとこ。一恵なんて偉そうにお茶の指導なんてしてるけど 着物着てなきゃそこらへんの若い女とな~んにも変わんないんだから。たまにはまっすぐ自分のこと見てほしいのよ。」

榊原「一恵ちゃん。一恵ちゃんと会うた頃から時代劇は衰退する一方で…。」

ひなたは小声で「そやから仕事の話は…」

榊原「僕は万年係長からやっと名ばかりの課長になったけど その間に一恵ちゃんはお茶の先生になってた。そやからずっと会われへんかった。言われへんかった。僕は毎朝 一恵ちゃんのお茶が飲みたい。お茶室のお茶やなくて台所で急須でお茶をいれてほしい。」

泣きながら笑い始める一恵に、「何か変なこと言うたかな?」と榊原。

一恵「いや…言うてることはおかしないけど…。けど そんな大事なことをひなちゃんちで そんな姿で…。」

笑い始めるひなたとすみれ。

すみれ「真面目も行き過ぎると滑稽よ!」

榊原の背中から降りるすみれ。

みんなに笑われている榊原「まぁええわ。一恵ちゃんが機嫌よう笑てくれたらそれで。」

店の外にすみれを見送りに出るひなた「すみれさん。もうちょっと飲みますか?」

すみれ「ううん。 ひなた。聞いてるわよ ハリウッド映画の話。これまでのキャリア 無駄にしたくない。出演が決まるまで断酒するわ。」

ひなた「頑張ってください。」

すみれ「私を誰だと思ってるの? 美咲すみれよ。」

笑いあい、別れる2人。

大月家の茶の間。一恵が榊原に麦茶を注ぎ出す。

おいしいと言う榊原に良かったと一恵。そんな姿をひなたも喜んで見ている。

一人で朝ドラ「やんちゃくれ(最終回)」を見ながら朝食をとっていると「ただいま」の声。

ひなたが出ると大きなスーツケースを持ったるい(深津絵里)が入ってくる。ハグして喜ぶひなた。

あとからジョー(オダギリジョー)の分のスーツケースを持ったトミー(早乙女太一)が入ってくる。

ジョーはアメリカでのトミーのステージに一曲上がらせてもらったが、本場のジャズに初めて触れ「あかん あかん もっともっと練習しな」と空港から直行で稽古場に行ってしまったという。

トミーは「俺からしたら上出来やけどな」と褒めつつ「ジョーよりすごかったんはサッチモちゃんやで。」

るいは「言わんといてください。」と制するが、

トミー「フフフッ。クラブでオープンマイクいうのがあってな。誰でも飛び入りで歌えるんや。それ聞いて サッチモちゃんが…。」

ひなた「えっ 歌たん?」

るい「ちょっと…酔っ払ってたんや。」

トミー「アメリカ人も『うわ〜!』拍手喝采や。」

私にはできないというひなたに「サッチモちゃんは度胸あるからなぁ。」とトミー。るいは眉間にシワを寄せて手を顔に当ててやってしまったという顔をしている。

話し終わり帰ろうとするトミーに上がってってとるいは言うが「ベリー(市川実日子)にお茶に誘われてるんや。アメリカ帰りの一服は最高や。」

「一子さんとよろしゅう」と見送るるいとひなた。

NHK カムカムエヴリバディ 公式Twitterより

ひなたは「お母ちゃんも一服しい」と言うと「あんこ作ったある?」

回転焼きを焼くひなた。るいはひなたの作った英文の資料を見ている。

るい「すごいやない ひなた。こんなん英語で書くやなんて。」

ひなた「ちょっとおっきい仕事が控えてるさかい 頑張ってしもたわ。」

ひなたが焼いた回転焼きを「ありがとう」とるい。

「いただきます」と手を合わせ、嬉しそうに「はぁ… おいしい〜。」とるい。

るい「やっぱり あんこの味が一番やわ。」

ひなた(小声で)「最近は だんごに押され気味やけどな…。」

ひなた「ええ顔やなぁ。いやここんとこ店番してて思たんや。怖い顔してお菓子食べる人はいてへんやん? 怒ってても 疲れてても 悩んでても 自然に明るい顔になる。見ててうれしなるわ。」

笑顔で頷くるい。

ひなた「それで?なんか分かったん?おばあちゃんのこと。」

首を横に振るるい。

ひなた「その…ロバートさんがシアトル出身いうことまでは分かってたんやんな?」

るい「うん。行く前にはシアトルの日系人の団体に手紙も送ったんや。」

ひなた「おぉ。何か ネットワークありそうやな。その団体。」

るい「直接 訪ねて いろいろ相談さしてもろて…。向こうでも手ぇ尽くしてくれたはるけど…。」

ひなた「うーん…広いからなぁ アメリカは。」

るい「うん…」 しみじみと頷く。

ひなた「まぁ また行ったらええやん。お父ちゃんの音楽に連れてってもらい。フフッ。」

笑顔になるるい。

ひなた「なぁ 何歌たん? そのオープンマイクいうやつで。」

るい「もうええやない その話は。」

ひなた「もちろん英語の歌やんな?」

るい「もうええて…。」

ひなた「サニーサイド?」

無言になったるいを見たひなた「やっぱり。」

ひなた「おばあちゃんに向けて歌たんやろ?」

るい「うん…。」

ひなた「届いたらええなぁ いつか。」

頷くるい。

ひなた「食べぇ。」

幸せそうに回転焼きを食べるるいと、それをみているひなた。

NHK カムカムエヴリバディ 公式Twitterより

夜。部屋でワープロに英文を入力しているひなた。

映画村の説明文のよう。

手を休め、窓から月を見上げている。

<You know… いよいよ>

<it’s almost the July of the prophecy. もうすぐあの予言の7月がやってきます。>

<Which prophecy? どの予言かって?>

<From the sky will come a Great King of Terror…. 空から恐怖の大王が降ってくる。>

冷たい風に肩をすくめ、急いで窓を閉めるひなた。

椅子に座り、稔の辞書で調べ始める。

<Keep on working every day 日々鍛錬して>

<then you’ll be ready for whatever opportunity comes your way.いつ来るともわからない機会に備えよ。>

夏。映画村のオープンセットに並ぶ上映の役員達やお姫様の衣装を付けた女優、そしてひなた。

ひなたはワープロで作った英文の資料を手にして目を通して復習しているよう。

榊原がハリウッドのスタッフたちを連れてやってきて、映画村の人たちは拍手で出迎える。

そこで始まる侍たちの殺陣。見事な立ち回りにハリウッドの監督達も喜んでいる。

ひなたは映画村内を案内する役目で紹介され、英語で挨拶し、ハリウッドの人々を誘導する。


結局 7の月に恐怖の大王は来ませんでした。代わりに驚きの女神が来ていたことにひなたはまだ気づいていませんでした。
Instead, a Goddess of Surprise had come from the United States. Althogh, Hinata hadn’t realized it yet.
NHK カムカムエヴリバディ 公式Twitterより

[ TO BE CONTINUED ]

 

 

「カムカムエブリバディ」今日の感想

いっちゃん…良かったね!!

なんでしょう、先が読めるベタな展開なのになんだかじんわりときて泣けてしまいました。

榊原のクソ真面目でプライベートが後回しになっちゃう感じ、嫌いじゃないけど付き合っていくにはしんどいよね。

でもそんなところをすみれさんがズバッとぶった斬ってくれて気持ちよかったわ。すみれさん、ただのわがまま女優じゃなくて案外周りをよく見てる。

頑張って断酒して、ハリウッド映画にお声がかかるといいね!!

そして帰ってきたるいさんたち。

昨日は遠目のアングルだけだったけど…ようやく近くで見れたベリーショートのるいちゃん可愛い!! 前髪も少し短くして傷が見えているのもまたなんとも。お母さんを思ってちょっと酔っ払って歌った[ On The Sunny Side Of The Street ]、素敵だったろうなぁ〜。

そしてそして、気になる最後のナレーション。「驚きの女神」って何!? 誰!? あの視察団の中にいるのかな? 気になるわぁ〜! あしたもガン見します!!

 

 

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