朝ドラ「カムカムエヴリバディ」3月15日第94話　あらすじ・感想

「カムカムエブリバディ」今日のあらすじ

クリスマスでにぎやかな雰囲気のあかね通り商店街を通り帰宅したひなた（川栄李奈）。

大月家の茶の間でるい（深津絵里）と向かいあい座るサンタ（濱田岳）に驚く。

実はひなたにとって大おじさんだと言われ、更に驚く。

るいが作った回転焼きを食べ「まちげぇねぇ。たちばなのあんこじゃ。」と算太。

「たちばな」の言葉に疑問を持つひなた。質問するが「どこから説明すれば良いか…。」と口ごもる。

ジョーが京都に住んでいるのかと聞くと「50年ちこう住所不定じゃ」

今日は？と聞くと「今日は…」とごまかす算太に「泊まってってください。」とジョー。

るいはずっと困ったような顔をしている。

一緒に食卓を囲む大月家の４人と算太。

ひなたは今まで親戚はいないと聞かされていたのに急にやってきた算太に、色々なことを矢継ぎ早に質問するひなた。

いつも穏やかなジョーにしては珍しく眉をしかめて見ているが、話しを逸らそうと「おじさんは、ダンサーなんですよね」と切り出す。

踊って！と言うひなたに、フォークに丸いパンを指し、ステップを踏むように動かす算太。子どもたちは喜びながら見ている。算太がおはぎを踊らせているのを喜ぶ幼い安子の回想シーンが挟まれる。

布団で寝る算太。

あんこのおまじないが聞こえてきて小豆を炊くるいの元へ行く。昔、雉真の家に居候していたときに靖子が幼いるいと小豆を炊いていたのを思い出す算太。

「おいしゅうなれ、おいしゅうなれ。」

できあがり、あんこの鍋を火から下ろするい。

サンタが鍋を覗き込み「変わらんのぉ。」

るい「算太おじさん、どこへ行ってたん？ あれから。雉真の家から消えてから。 おじさん、ほんまのこと教えて。あの時、なんでおじさんは姿消したの。なんでお母さんはあんな慌てておじさんを追って大阪行ったの。」

算太「そねん昔の話し もぉええじゃろう。わしもよぉ覚えとらん。」

ごまかして部屋に入っていく算太。

商店街のガラガラ抽選会でサンタの格好をしてジョーと受付をする算太。

るいに、抽選を引いてきてと言われたひなたがやってくる。

るい「大おじさん、引いてくれへん？」

算太はひなたが引けばと言うが「私もお父ちゃんも、ハズレしか引いたことない。」

その言葉に「ほんなら」とガラガラを回す算太。４等の辺りを引く。

４等はおもちゃのピアノ。がっかりしたひなたが「子供じゃあるまいし。」と文句を言っていると、店の中から吉右衛門が出てきて「今年はおもちゃの商品が多いんじゃ。おもちゃ屋さんが店じまいしたさかいな。」

吉右衛門を見て、店を見上げる算太。「あかにし」の看板を見てかつてラジオを盗んだことを思い出す。

フラフラと振り返り、あかね通り商店街を見て、岡山の旭丘町商店街を思い出す。

算太に抱きついてくる幼い安子「おにいちゃん！お兄ちゃん！お兄ちゃん、ダンサーになれた？踊って！」

安子の前やクラブで踊っていたことを思い出しながら楽しそうに踊る算太。

踊る算太を見て、楽しそうに集まってきた商店街の人達やお客さんたち、そしてるいや桃太郎。

昨日、ラッパを当てた男の子がラッパを吹いている。

その様子を見たジョーがおもちゃのピアノを合わせて弾き始める。ひなたが喜んでみている。

算太が来てから曇った表情ばかりだったるいも微笑んで見ている。

踊り終わり空を見上げる算太。涙で目が潤んでいる。「たちばな」の店が見えているよう。

そして道に倒れてしまう。

「大月」で、ジョーが算太の診察券を持っている。「申し訳ないけど財布の中 探させてもらった。」とるいに説明している。

ジョーが病院に電話をすると、入院していたのだが逃げ出してしまったと言われたという。

そして「いつどうなってもおかしくないって。それは本人も知ってるって。」

算太も方を何かを思いながら見ているるい。

[ TO BE CONTINUED ]

「カムカムエブリバディ」今日の感想

算太ー！！

るいの苦しかった今までも分かるけど、算太さんの割り切れなかった想いもわかるよ。

いつ何があってもおかしくない状態で、病院から逃げ出してるいに会いにきて、でもあの時なにがあったのかはまだ口にできない。

ひどいけど…わかるわ。

きっと何かを伝えたくて来たんだろうけど、でもいざとなると言えないってことかな。

だけど楽しそうに踊る算太、それを見て明るい表情をしている人たち、それがずっと算太がしたかったことなんだろうと思うと感慨深い。

踊るのを見ていた中に、清子さんもいたから… 気づくかな？

算太は気づいたよね、「あかにし」が「あかにし」だって。

算太さん、早く目を覚まして…！！

朝ドラ「カムカムエヴリバディ」