朝ドラ「カムカムエヴリバディ」2月16日第75話 あらすじ・感想

「カムカムエブリバディ」今日のあらすじ
「大月」の店の前で、「行く!」というひなたを「やめときなさい」とディフェンスするるい。
ジョーが出てきて「何もめてんの?」
るい「昨日 妙な人がひなたを訪ねてきたんやけど…。」
ジョー「妙な人? 誰?」
るい「何や 珍妙な名前の…」
ひなた「なんか 虚無僧みたいな名前。」
るい「そうそう。そんな響きの。何や 時代劇の世界からそのまま出てきたみたいで。喋り方も姿かたちも。」
ひなた「いやいやいや。そら映画村の人やからやん。」
るい「映画村の人かて一歩 外 出たら 今の人でしょう 普通。」
ひなた「どっかで見たことある気ぃするんやけどなぁ。」
るい「それはお母ちゃんもや。」
ジョー「二人ともさっきから何 言うてんの?」
椅子に座るジョー。ジョーが隠していた「妖術七変化」のポスターが現れる。ポスターに描かれた伴虚無蔵を見て、「あーーーーーっ!!!」と叫ぶひなたとるい。

映画村を走るひなた。待ち合わせの橋に行くと虚無蔵が待っている。
虚無蔵「待ちかねたぞ」
ひなた「すいません。ちょっと出掛けに揉めてしもて。」
虚無蔵「大儀であった。まずは茶を一服進ぜよう。」
ひなた「かたじけない。」
虚無蔵「ついて参れ。」
先を歩く虚無像についていくひなた。虚無像が立ち止まり、空を見上げ手を空に向ける。
虚無蔵「春雨じゃ。濡れていこう。」
ひなたも両手を空に向ける。
ひなた「うん?いや 雨降ってませんよ。今 夏やし。」
セミが鳴いている。
条映の休憩所で急須に茶葉を入れ、ポットからお湯を注ぐ虚無蔵。
ひなた「そこはそのお茶なんや。」
休憩所を見回すひなた。壁には棗黍之丞や破天荒将軍など時代劇のポスターが貼られている。
ひなた「虚無蔵さんて映画俳優さんだったんですね。うちのお父ちゃんとお母ちゃんが若い時 一緒に見た言うてました。あの〜うちに貼っているポスターの映画。すごい殺陣やったて。」
虚無蔵「滅相もない。拙者ただの大部屋俳優でござる。名もなき有象無象と心得られよ。」
ひなた「有象無象?」
虚無蔵が煎れたお茶を飲むひなたと虚無蔵。
寺子屋通いかと虚無蔵に問われ、学生ということかと、高3だと答えるひなた。夏の休みかと問われ、「はい、夏休みです。」
虚無像「休みの間 ここで骨を折ってみぬか?」
ひなた「骨を折る?えっ嫌です。そんな痛そうなこと。」
虚無像「戯れを!働かぬかと申しておる。」
バイトということかと確認し、何したら良いんですか?とひなた。
虚無像「座っておればよい。」
突飛な話に驚くひなた。なんのためか聞く。
虚無像「それは・・・・・・いずれ分かる。」
さっぱりわからないひなた、虚無像にヒントをもうちょっと欲しいとお願いする。
虚無像「せんだっての御前芸比べ(コンテスト)でそなたを見た。落選は残念であったが…。(ひなたが無愛想な男を斬りつける回想シーン)そなたが時代劇をめでていることは伝わった。」
虚無像「おひな。このままでは時代劇は滅び去る。拙者はそなたに時代劇を救ってほしいのだ。」
虚無像のただならぬ雰囲気もあり、「やっぱり 遠慮します」と席を立つひなた。
ひなた「なんかよう分からんけど私の手に負えることやなさそうなんで…。すいません。」
虚無像に頭を下げ、出ていくひなた。
映画村を歩くひなた「時代劇を救うなんて、そんな大層な。だいたい時代劇が滅び去るてどういうこと?そんなわけ無い…。」
なにかにつまずいて転ぶひなた「痛っ! たあー。何?」
見ると着物と袴の男が地面に寝て動かない。
ひなた「えっ。えっ えっ… 大丈夫ですか? えっ ちょっと…しっかりしてください。えっ 誰か。誰か救急車!」
ひなたが慌てて男をゆさぶっていると目を覚ます男。
無愛想な男「はぁ…またお前か。」
ひなた「な…何でこんなとこで寝たはるんですか。」
無愛想な男「どこで寝ようと俺の勝手だ。邪魔しやがって。」
立ち去る無愛想な男についていくひなた。
無愛想な男「大体何でお前がここにいるんだ。条映城のお姫様になり損なったお前が。」
ひなた「(心の声)その『お前』言うの やめぇ『お前』言うの。」
無愛想な男「お前。ウケると思ったのか?コンテストのときだ。ああいう目立ち方をすれば勝てると思ったのか?」
ひなた「違います。」
無愛想な男「冒涜だ。」
ひなた「冒涜?」
無愛想な男「侍にも時代劇にも。愛も敬意もない所業だ。」
立ち去る無愛想な男を追いかけながらひなた「そういうあんたは何なん? 袴つけてこないなとこで寝てるやなんてそっちのほうが時代劇への冒涜やないの? (更に大きな声で)どうせ大部屋なんでしょ!」
立ち止まる無愛想な男。
ひなた「(心の声)あっ反応した。これがこいつの弱点か。よっしゃ。」
ひなた「有象無象の一人なんでしょ?」
無愛想な男「俺は! 五十嵐だ。」
ひなた「イガラシ?」
五十嵐「五十の嵐と書いて五十嵐。嵐は嵐寛寿郎の嵐。つまり…アラカンの五十倍だ!」 手の指を拡げ、ひなたの目の前に出す五十嵐。
五十嵐「俺は超える。アラカンもモモケンも。」
ひなた「私は…大月ひなたや! 侍への 時代劇への愛は 誰にも負けへん! 覚えとき。」
砂嵐が巻き起こっている。
<ひなたと五十嵐は互いに思っていました。>


ひなた・五十嵐「こいつ…底なしの あほや/ばかだ。」
休憩所の虚無像の元へ戻ったひなた。
ひなた「信じます。私の時代劇への愛を信じてくれた虚無像さんを。やります!時代劇を救うアルバイト。」
虚無像「明朝9時よりこの詰め所に控えおれ。」
ひなた「御意のままに!」
こうしてひなたは虚無像の誘いを受けることに決めました。
So Hinata decided to accept Kyomuzo’s invitation.
侍のようにすり足で映画村から帰るひなた。小走りに映画村に入っていくひなた。
映画村の休憩所で手持ち無沙汰でリュックを抱えてベンチに座りキョロキョロしているひなた。
リュックを置いて立ち上がり、壁の掲示物を見始める。
壁にはドラマの香盤表。
「破天荒将軍」「江戸を蹴る」「金太郎侍」が今日撮影されていることを知り興奮するひなた。
<今更ながらひなたは気が付きました。ここは条映の休憩所。つまりこのすぐそばで人気時代劇の数々が撮影されているのです。>
休憩所に続々とやってくる町娘の格好をした人やお侍さん、ドラマの裏方さんたちに気づき、「パラダイスや!」とひなた。
スーツを着た男がやってくる。
ひなた「(心の声)こっちは映画村の職員さんかな。ここは撮影所と映画村 両方の詰め所…いや 休憩所なんや。お茶でもいれよかな。」
休憩所に置かれたラジオから、京都盆地などで所によってにわか雨や雷雨があるかもと天気予報が流れている。そして「セーラー服と機関銃」が流れ出す。
やかんからコップにお茶を注ぐひなた。スーツの男に「お疲れ様です」と差し出す。
スーツの男「あぁどうも。あっ?あぁ君。あぁあぁあぁ!ミス条映コンテストの。(指で斬る真似をする)」
「すいません」と言うひなたに「エントリーナンバー10番!」
ひなた「大月ひなたです。」
スーツの男「あぁそうそう。大月ひなたさん。いやいやいやあの時はありがとう。おかげで盛り上がったわ。」
「えっとあの…」と言うひなたに「僕はあのイベントの企画スタッフや。榊原いいます。僕が審査員やったら特別賞あげたんやけどなぁ。」
滅相もないと答えるひなたに「で大月さん。ここで何してるん?」
ひなた「いや〜、よく分からんのですけど、伴虚無蔵さんに夏休みの間 ここでバイトするよう言われて。なんか…時代劇はこのままやったら滅びるって。それを私に救ってほしいて。」
手を顎にあてて、ひなたの言葉を考える榊原「虚無蔵さんがそんなことを…。」
どういうことなんでしょうと理解できていないひなたに「君 すごいな。虚無蔵さんに見込まれるやなんて。」と榊原。
撮影が終わり、休憩所にやってきた侍3人組。撮影でとても待たされたようでぼやきながら向こうの椅子に腰をかける。
あの人達はと聞くひなたに、少し小声で「大部屋の俳優さんたちや。」と榊原。
虚無蔵がお茶を入れながら「拙者ただの大部屋俳優でござる。名もなき有象無象と心得られよ。」と言っていたことを思い出すひなた。
思わず「有象無象」と口に出すひなた。
侍3人組が「何か言うたか?」とひなたの方をにらみつける。
榊原が慌ててこっちの話と侍3人組にごまかしながら、ひなたに「有象無象はあかんわ」とたしなめる。
慌てた様子で休憩所にやってきた男が、今すぐ撮影に入れる侍がいないかと呼びかける。
勢いよく、「はい!行きます!」と侍3人組。ついてると喜びながら出ていく。
ひなた「あの人ら 今 仕事終わらはったとこやないんですか?」
榊原「大部屋さん言うたらだいたいあんな感じや。一本いくらの仕事やし あったらあっただけハシゴしはるわ。あの3人は立ち回りもうまいしな。」
なるほどという感じで聞いていたひなたに「ちょっと覗いてみる?撮影現場」と榊原。
ひなた「えっ! い、いいんですか?」
あぁ本当にここはひなたにとってパラダイスです。
For Hinata,it’s more than paradise!
[ TO BE CONTINUED]
「カムカムエブリバディ」今日の感想
夏休み中、虚無像の誘いでバイトをすることになったひなた。
しかし…休憩所にいるだけってどういうこと?
だけど榊原の様子からすると、虚無像に認められることってよっぽどってことみたいですね。
それにしても、休憩所で過ごす意味、気になる。榊原さんが撮影を見に連れて行ってくれることになったけど、そういうこと? 色々勉強しなさいってこと? 真意は追い追いわかりますかね。
そしてようやく名乗った五十嵐。いやホント、底なしのアホやん。
ひなたと恋が始まるんだよね?え、ほんと?
とりあえず五十嵐、いまのところ嫌なところしかないじゃん。
急に良い人出してきたらさすがにお母さん怒るよ!
そこもしっかり見ていかないとね!なんてことを思いつつ。
虚無蔵さんは、いまは俳優さんしてないのかな?
少なくとも大部屋のまま、大きな活躍はしていない感じかな。
いまの時代だったら、ビデオをレンタルしたりダウンロードできるからあんなに時代劇が大好きなひなたちゃんだもの両親の想い出の時代劇って言ったら絶対にチェックしてそうだけど、昭和58年じゃあそりゃあ観てないよね。なかなか気づかないはずだ。
虚無蔵さんの時代劇へのパッション、ここまでのストーリーも明かされるかな?
明日を楽しみに待ちます!
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