朝ドラ「カムカムエヴリバディ」2月14日第73話 あらすじ・感想

朝ドラ「カムカムエヴリバディ」2月14日第73話 あらすじ・感想

「カムカムエブリバディ」今日のあらすじ

映画村にやってきたひなた(川栄李奈)。ミス条映コンテストの張り紙を見つける。

ひなた「見つけたかも。」

大月家での夕飯時。

何か思いながら食べているひなた。ラジオから「想い出がいっぱい」が流れている。

ひなた「見て!」

意を決してジョー(オダギリジョー)とるい(深津絵里)にチラシを見せるひなた。

ジョー「ミス条映コンテスト?」

なんやのこれ、と言うるいに、条映城のお姫様を探すコンテストで、優勝したら「黍之丞シリーズ」に出られるのだと興奮しながら説明するひなた。

ひなた「私応募する。ミス条映コンテストに出る。」

呆れたように「はぁ」と肩を落とするい。

ジョー「それはすごいな。いつや?」

ジョーの言葉に驚くるい。ひなたがちょうど夏休みだと言うと「それはええな。」とジョー。

桃太郎「お姉ちゃん 女優さんになるん?」

ひなた「気ぃ早いわ桃。まぁこれから目指すいうことやな。」

るい「あほらし。夢みたいなこと言うてんと真面目に将来のこと考えなさい。」

私は大真面目だと答えるひなたに、るいはたしなめるように「ひなた」

そんな様子を見てジョー「まぁええやんか。将来のことは別にしてコンテストに出てみよいう話しやろ?」

それでもるいは反対している。

るい「あんたもう高3やで。 もっとほかにやるべきことがあるでしょ。コンテストや女優やいうて浮かれてる時やあらへん。」

ひなた「浮かれてるんやない。私は本気や。この募集のポスター見た時これやと思うた。これが今 私のやるべきことやて!」

るい「そんな偉そうなことは回転焼きの一つもまともにやけるようになってから言いなさい。 おかあちゃんはひなたのために言うてんの。」

2人のやり取りはそっちのけで、ずっとチラシを面から裏から見ているジョー。

暗い部屋で、一人ベッドに横たわるひなた。

ひなた「お母ちゃん。何で分かってくれへんのやろ…。」

回想「侍のように凛として 弱音を吐かず こうと決めたことは命懸けでやり遂げる。」

部屋に入ってきた桃太郎。ひなたの頭を撫でている。何も言わず、テーブルにお茶を置いて部屋から出ていく。

回想「そういうものに 私はなりたい。」

何か考えながら洗い物をしているるい。そこにコンテストのチラシを持ったジョーがやってくる。

ジョー「50万やて。優勝賞金。」

るい「はぁ…まだ言うてんの?」

ジョー「ひなたなりに考えたんと違うかな? 家計のこととか色々。桃太郎もいてるし。」

るい「そやからいうて極端やわ。コンテストに出るやなんて。」

ジョー「僕の時は応援してくれてたやん。コンテスト出るってなった時。」

それとは全然意味が違うと、なかなかスッキリしないるい。

ジョー「僕は知ってるよ。挑戦するのってわくわくすることやで。」

そこに何かを決意したように勢いよくひなたがやってくる。

ひなた「お母ちゃん!もういっぺん回転焼き焼かせて。うまいこと焼けたらコンテストに出させてください。お願いします。」

頭を下げるひなた。

早速回転焼きを焼く準備をしようと材料を集め始めるひなた「えぇと…。小麦粉と水と…小麦粉と、小麦粉と…。」

ジョー「小麦粉ばっかりやないか。」

るい「やめなさい。材料のムダや。」

ひなたはるいの言葉に「お母ちゃん!」とやらせて欲しい様子。

るいはテーブルに置かれたひなたの失敗作の回転焼きを見ながら話し始める。

るい「回転焼き一つにもその人が出るんや。」

ひなた「そんな嫌味言わんでもええやん。」

生地がはみ出ている回転焼きを一つ手に取るるい。

るい「この… ちょっとはみ出す感じ…。これがひなたなんやろね。 やるんやったら 本気で優勝目指しなさい。手ぇ抜いたりしたら お母ちゃん許さへんで。」

力を込めて伝えるるいに、喜び「ありがとう」と抱きつくひなた。

ジョーは横で笑って見ている。

NHK カムカムエヴリバディ 公式Twitterより

<ひなたは早速書類審査の準備をはじめました。>

横の空き地でひなたの写真を撮ろうとうまくカメラが扱えず、もたもたするジョー。ひなたはポーズを取り「早くして!」「フィルムもったいないやんか!」と少し怒っている。

そこに通りがかった吉右衛門(堀部圭亮)「写真撮影か。どれ 私が撮って進ぜましょう。」

カメラは小さい頃から親しんできたと言う吉右衛門に、ジョーは「ありがとうございます。」と喜んでカメラを渡す。

受け取ったカメラを「骨董品みたいなカメラやな」と言いながら取り始める吉右衛門。ジョーはひなたの後ろに入り込み手をひなたに向けている。

ひなた「お父ちゃん。入ったらあかん!」

教室で机に写真を並べているひなた。

一恵(三浦透子)と小夜子(新川優愛)が一緒にどれが良いか選んでいる。

履歴書は書いたが、自己紹介文がまだだと、作文が苦手だと嘆いているひなたに「手伝ってあげるえ。」と小夜子。

そこに吉之丞(徳永ゆうき)たち男子がやってくる。

吉之丞「ひなた。何や ミス条映コンテストに応募するんやて? お前が優勝できるんは『ミスばっかりコンテスト』や。」

怒って吉之丞をつつき始めるひなた。

夏。空き地の土管に座ってはがきを見ているひなた。

<ひなたは無事に書類審査を通過しました。あとは本選を待つばかりです。>

ミス条映コンテストの発表の瞬間。司会者が「城映城のお姫様に選ばれたのは…エントリーナンバー7番。大月ひなたさんです!おめでとうございます!」

笑顔で喜び、ガウンや冠がひなたに掛けられていく。

大きなトロフィーを持ち、喜びのスピーチをするひなた。という妄想をしているひなた。

土管から立ち上がり「一流の女優になれるようがんばります。」

そこに通りがかった一子(市川実日子)「ひなたちゃん?」

一子の家の茶室。

一子「条映の演技審査やったらきっと着物着せられるえ。」

着物を着たひなたの歩き方を厳しく指導する一子。

夜。ベッドの上で足の先を揉んでいるひなた「イテテテ。足袋って疲れるんやな…。」

回想「侍のように弱音を吐かず こうと決めたことは命懸けでやり遂げる。」

一子の茶室。

一子「お作法も覚えといて損はあらへんえ。」

お茶を点てるひなた。一子が厳しく指導する。

「大月」で回転焼きを売っているるい。

ラジオから磯村吟(浜村淳)が「ミス条映コンテスト」の話題を伝えている。

るいは神棚に手を合わている。

<こうして 家族や友人 いろんな人の応援を受けてひなたはいよいよ本選の日を迎えました。>

緊張しながら映画村に入っていくひなた。

いよいよコンテストが始まる。

司会者が審査員たちを紹介する。条映の社長、棗黍之丞シリーズの監督、テレビプロデューサーら、錚々たる面々がいる。

客席にはジョー、桃太郎、一恵、小夜子が応援しに来ている。

客席の後ろに、フラリと入ってきた伴虚無蔵(松重豊)。

舞台上に並ぶコンテスト出場者達。

緊張した顔のひなた。

一人ひとりの自己アピールが始まる。みんな落ち着いた話しぶりで、それを見ているひなたはどんどん緊張しているよう。

そしていよいよエントリーナンバー10番のひなた。恐る恐るマイクの前に立つ。鼓動が響く。

ジョーと桃太郎、一恵と小夜子がそわそわと見守っている。

NHK カムカムエヴリバディ 公式Twitterより

ひなた「あ…。大月ひなた 18歳です。」

[ TO BE CONTINUED ]

 

 

「カムカムエブリバディ」今日の感想

ジョーさん… やっぱり良いお父ちゃんだわ。

心配はもちろんあるんだろうけど、それよりもまずはやってみなよと背中を押す姿がやっぱり素敵でしたわ…。写真が上手に撮れなくても、そんなことはどうでも良いですね。吉右衛門さんが御託を並べながら撮ってくれるし笑。

そしてジョーの口からトランペットコンテストのことが出てくるとは!!

きっともうあのことは乗り越えて、良い思い出になってるんだろうな。だけど今のジョーのトランペットへの気持ちはどうなってるんだろう?

小暮さん(近藤芳正)から持たされたトランペット、きっと今も押入れかどこかにしまってあるんだよね? き、気になる…。

って今日はひなたちゃんの挑戦の日でした。

めっちゃくちゃ緊張してそうだけど・・・

明日はいよいよコンテストでの自己アピール、ひなたの番!

落ち着いて頑張れ、ひなた!!

 

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