朝ドラ「カムカムエヴリバディ」1月31日第63話 あらすじ・感想
「カムカムエブリバディ」今日のあらすじ
女の子が生まれたジョーとるい。
産院からの帰り道、赤ちゃんを抱いて[ On The Sunny Side Of The Street ]を歌いながら歩く2人。
歌いながら「ひなた」という名前を思いつくふたり。
時が経ち。
男の子たちがるいの回転焼きを買いに来る。お小遣いが足りるのかと言うるいに「コーチのおごりや!」と男の子たち。
後ろからジョーが自転車に乗って「食べさせたって。戦勝祝いや。」
るいは「またもう」と呆れながら、男の子たちに回転焼きを渡す。
その中の吉之丞がみんなの回転焼きを独り占めして揉め始めるとおっもちゃの刀を構えてひなたが登場。
ひなた「よさぬか!善良な民の糧を奪うとは不届き至極!成敗いたす!」
男の子たちは「はぁ?」と呆れて見ているがひなたは気にせずに構えた刀をぐるぐる回していると自分で目を回して倒れてしまう。
笑ってどこかへ行く男の子たちに、「笑うな!」とひなた。
見かねたジョーが回転焼きを一つ持ってひなたを起こしに行く。
回転焼きを食べて美味しいというひなた。
<ひなたは時代劇が大好きな女の子に成長しました。>
テレビ画面にはモモケンが演じる黍之丞。
黍之丞「暗闇でしか見えぬものがある。暗闇でしか聴こえぬ歌がある。」
テレビで始まるチャンバラを見て、おもちゃの刀を振り回すひなた。
横でジョーは「ひなた、かっこえぇぞ」と盛り上げるが、暴れるひなたの剣が目の前をかすり避けている。
<二代目モモケンこと桃山剣之介は 父である初代モモケンの代表作「棗黍之丞」シリーズのテレビ版に主演し人気を博しています。>
るいが切ったすいかを食べるひなた、るい、ジョー。
るい「ひなた。遊んでばっかりおらんとちょっとずつ宿題やっときや。ひなた。宿題。」
ひなた「あっしには関わりのねぇこってござんす。」
るい「ひなた!」
<今ひなたは小学校4年生の夏休みです。>
るい「ジョーさんからもちゃんと言うて。」
ジョー「うん。」
るい「もぉ〜。」
ジョーが自分で胸元を見るとスイカの汁で汚れている。
るいは笑っている。
ラジオ体操をする子どもたち。前には吉右衛門やジョーが立って手本を見せている。
るいは一子の娘・いっちゃん・一恵と喋りながら体操している。
体操が終わり、ハンコを押して貰う子どもたち。
ガキ大将の吉之丞は吉右衛門の息子で、吉右衛門が明日の分もハンコを押してやろうと言っていると横から吉之丞の母・初美が「そないなズルしたらあきまへんえ。」とぴしゃりと叱っている。
<吉右衛門はお蕎麦屋さんで働いていた初美をお嫁さんにもらいました。初美は吉右衛門の母・清子の若い頃によく似ていると評判です。>
ジョーにハンコを押して貰うひなたと一恵。ひなたは今日は何して遊ぶかと言うが一恵は「宿題した方がええんとちゃう?」
ひなた「まだ7月25日やで。夏休みは始まったばっかりや!」
元気よく走り出すひなたと一恵。
朝ドラ「水色の時」を観ながら朝ごはんを食べるるい、ジョー、ひなた。
ひなた「今日いっちゃんと天神さん行ってくる。」
ジョー「あぁ。今日25日か。」
るいはジョーの方を見て首を振って何か合図を送っている。
ジョーは気にせずポッケから小銭を出し、ひなたに200円渡す。喜ぶひなた。
るいは怒るが「ええやん。月に一回の天神さんや。」とジョー。
るい「傘 持っていきなさいよ。」
傘は邪魔だと嫌がるひなたに、ジョーは夕立が来ると言うが「どうせ当たらへんわ。」とひなた。
<日本の夏といえば縁日です。>
天神さまでイカ焼きとりんご飴を持って楽しそうに歩くひなたと一恵。射的や風船つりを楽しむひなたと一恵。
<日本の夏といえば夕立です。>
雨に打たれながら「大月」へと走るひなたと一恵。
途中で雨宿りをしている同級生の藤井さんを見つける。
気になりながら「大月」に帰るひなた。
びしょ濡れの2人を迎え、ジョーにバスタオルを持ってくるよう頼むるい。一瞬るいが目を離したすきに、ひなたがいなくなる。
ひなたは赤い傘を持って藤井さんのところに戻り傘を渡し、嬉しそうな藤井さん。
戻ってきたひなたをジョーがタオルで拭いてあげているが、傘立ての傘が足りないことに気づいて考えているるい。
<日本の夏と言えば花火です。>
手持ち花火を持って楽しそうにしているジョー、るい、ひなた。
<日本の夏といえば麦茶です。>
算数の宿題をやっているひなた「はるお、何で3つも消しゴムいるん!?どんだけ間違うねん!」と問題にいちゃもんをつけている。壁には「さむらい」の書き初めが貼られている。
そして麦茶を一気に飲み、カレンダーを見て「あと3週間もあるわ」と漫画を読み始めるひなた。
<日本の夏といえば高校野球です。>
そうめんをすすりながら高校野球中継を見るジョーとひなた。
高校野球の画面の中でサイレンが鳴り、黙祷が始まる。
ジョーもそうめんを食べる箸を置き、ひなたにもうながし立ち上がり黙祷を始める。
大月の店内でもるいや客たちも黙祷し、あかにしでも清子と吉之丞が店頭で、吉右衛門と初美が黙祷を捧げている。
<日本の夏といえば終戦の日です。>
サイレンが鳴り終わり、ゆっくりと目を開けるジョー。そしてるい。るいは何かを考えているよう。
ギラギラした太陽にセミの声が響いている。
縁側で線香花火をする大月家の3人。
とぼとぼとラジオ体操から帰ってくるひなた。
カードには8/25の欄にスタンプが押してある。
机にある7月の後半から真っ白の絵日記、全く手つかずの算数や国語、真っ白の作文用紙を見てうなだれるひなた。
<日本の夏といえば夏休みの宿題です。夏休みは間もなく終わります。>
ひなた「どないしよう…」
机に突っ伏すひなた「うぅ〜っ!どないしよう!」
[ TO BE CONTINUED ]
「カムカムエブリバディ」今日の感想
日本の夏が溢れていた今回。なんとも懐かしい雰囲気で嬉しかったです。
終戦の日という、明るい夏の中にぴりりと引き締まる瞬間がきちんと盛り込まれていて見事でしたね。
そして、何かを強く感じているであろうるい。
戦争で父親・稔さんを亡くしたるいにとっては大きな意味のある日ですよね。
それにしてもひなたちゃん、生まれたと思ったら10歳に成長!
赤ちゃん時代のるいとジョーの右往左往も見てみたかったけど…
でも、いままでのあの2人が丁寧に描かれていた分、2人がどうやって子育てしてきたかがなんとなく目に浮かんでしまいます。ほんと、「油断ならない脚本家さん(by博多大吉さんのマネージャー)」です笑
ひなたちゃんが10歳に成長ということはるいとジョーも10歳年をとったわけですが、絶妙な感じで20代から30代へ変身してましたね!
フレッシュだったるいちゃんがしっかりお母さんになり、そしてジョーがロン毛のヒッピー風に!チューリップハット懐かしい〜。わたしの父もかぶってましたわ笑。
今回はトントンと夏休みの様子が綴られていましたが、ひなたが傘を貸した藤井さん。なんか気になる気がしましたね。
どうやって絡んでいくかな?
明日も楽しみです!
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