朝ドラ「カムカムエヴリバディ」1月26日第60話 あらすじ・感想
「カムカムエブリバディ」今日のあらすじ
部屋の荷物をダンボールに詰めるるい。
平助と和子が部屋を覗いてるいの旅立ちを見守っている。
平助は寂しいと言うが、和子がそんなこと言うなとたしなめている。
るい「東京やのうて京都に住んですから。いつでも会えます。」
[Night and Day] ジョーも部屋の荷物を片付けている。
小暮「まぁ京都やったらベリーちゃんもおるしわたしも安心や。 まぁ確かにいっぺん環境変えたほうがええかも分からんな。」
ジョー「はい。そう言わはるお医者さんも何人かいました。」
るいの部屋で平助と和子に話するい。
るい「私 まだ諦めてません。いつかまたジョーさんがトランペット吹ける日が来る。そない信じてます。」
ジョーの部屋。
小暮「ジョー。これは持っていけ。」
るいの部屋。
和子「るいちゃん。これ持っていき。」
モモケンのポスターをくるくると拡げて平助とるいに驚かれる。
和子「いやいや…ちゃうがなちゃうがな。これやこれやこれ。」
モモケンのポスターの裏に書かれたジョーのサインをるいに渡す和子。
ジョーの部屋。
小暮「いつかまたトランペット吹ける日ぃまで…」
トランペットのケースをジョーに渡す小暮。
るいの部屋。
和子「大事にもっとき。」
るい、ジョー、それぞれ大事そうに受け取る。
公園を歩くるいとジョー。とても楽しそう。飛んできたボールを取り、るいは投げ返しお礼を言われている。
<大阪をたつ前にるいと錠一郎は婚姻届を出しました。>
<るいは大月るいになり、錠一郎の戸籍に初めて家族が加わりました。>
お茶を点てるベリー。るいとジョーが正座している。
ベリーがお茶の先生の娘だったということ、一子という名前なことを驚いて話す2人はめんどくさそうに対応している。
一子(いちこ)がいちごでベリーか、というジョーに、ベリーは京都ではベリーと呼ばないように言う。
一子「あれは大阪での仮の姿や。」
一子は点てたお茶をるいに差し出し、どうやって飲むのか考えるるいに、お作法はまた教えるから今日はそのまま飲むようにすすめる。
一子「ジョーは飲まんとき。」
ジョー「なんで?」
一子「こぼすさかい。」
これからどうするのかというベリーに、しばらくは宿に泊まりながら住むとこと仕事探すというるいに、驚くベリー。
ジョーが貯金があると答えるが、切り詰めたら2人でみつき暮らせるくらいと言うと、ベリーはしかめっ面で「それだけ?」「大丈夫かいな」と心配する一子。
るい「岡山から出てきた時かて似たようなもんでした。新しい気持ちで一から始めよ思たらこれが1番いいんです。」
一子「あんた、意外にギャンブラーやな。」
お茶を一服し、「おいしい」と満面の笑みのるい。
京都をあるくジョーとるい。
壁に貼られた求人を見て、やっぱりクリーニング店が手っ取り早いかとジョーに話しかけるが振り向くとジョーがいない。
通りを歩く人達の中の、子どもたちに何があるのか聞いて「天神さんやって!」と縁日に連れ立っていく。
縁日の中の「回転焼き屋」に目が行くるい。
それから何かを考えているのか気もそぞろになっている。
川べりのベンチに座るジョーとるい。
るいはしばらく考え込んでいたが、ジョーに話しかける。
るい「ジョーさん。回転焼き屋さん、やってみいひん? あれやったら最低限の設備でできると思う。」
驚き、竹村クリーニングのおじさんとおばさんみたいに?できるかな?と心配そうなジョー。
るい「やってたこと あるんや。お菓子屋さん。お母さんと2人で。大阪でおはぎ作って売ってたん。 この傷もその時に…」
大阪での安子との暮らしを思い出しながら話するい。
ジョー「いいの?しんどくならへん?」
るい「なるかも。でも分かるときが来るかもしれへん。何でお母さんが私を捨てたのか。」
るいの肩を抱くジョー「やってみよ。2人で。」
<るいと錠一郎は回転焼き屋を開くための手頃な物件を見つけ そこに暮らし始めました。>
るいとジョーの店。買い物から帰ってきたジョーを迎えるるい「おかえり。分かった?」
ありがとうと、ジョーから受け取った紙袋の小豆を鍋に入れるるい。
<るいは幼い頃の記憶をたどりあんこづくりを始めました。>
鍋の小豆をかき回していたヘラを置き、鍋に語りかけるるい。
るい「小豆の声を聞け。時計に頼るな。目を話すな。何ゅうしてほしいか小豆が教えてくれる。食べる人の幸せそうな顔を思い浮かべえ。おいしゅうなれ。おいしゅうなれ。おいしゅうなれ。その気持が小豆に乗り移る。うんとおいしゅうなってくれる。甘ぇあんこが出来上がる。ハッツ!」
タイミングが来たのか俊敏に火から鍋を下げるるい。横にいたジョーは慌てて火を消す。
回転焼きの焼型に衣を流し入れ、あんこを入れ、焼いていくるい。
ジョーは横で見ている。
夜。縁側で並ぶ2人。お皿に山盛りにした回転焼きを2人で食べ始める。
おいしいと食べるジョーに、るいは安心したように「良かった」と喜ぶ。
ジョー「これがるいとるいのお母さんの味…」
思いがけない言葉に驚いたようにジョーを見るるい。
改めて回転焼きを口に入れるるい。ふふっと笑い始める。ジョーがどうしたのかと見ると
るい「ようできてる。これやったらジョーさんもあんここぼさへんわ。」
2人で笑う。
回転焼きを一つ手に取るジョー「なんか お月さんみたいやな。」
空に掲げ、月に見立てる2人。
店の屋号は「大月」に決めました。
Rui and Joichiro decided to name the shop “Otsuki”,which means big moon.
紙にクレヨンで何かを描いているジョー。るいが何してんの?と声を掛ける。るいは「ありがとう」と喜ぶが、その絵を見て驚く。ジョーは「えぇやろ?」と満足気なのでるいは「そうやね。芸術的なセンスが溢れてる。」と少し苦笑いしている。
手伝うわと、るいもクレヨンを手に取り絵を描き始める。
幼い頃に絵を描いている思い出。勇が良く描けてると横で幼いるいを褒めている。
<あんこを作るようになってから るいは頻繁に母 安子のことを思い出すようになりました。>
ロバートの英語教室の準備中の記憶。るいが描いたロバートの絵をロバートや安子が喜んでいる。
<それはるいにとって決して甘いだけの思い出ではありませんでした。>
[ TO BE CONTINUED]
「カムカムエブリバディ」今日の感想
るいとジョーの穏やかな時間…観てて本当に癒やされます。
稔さんと安子の穏やかな時間があまりにも短かっただけに、本当に心から嬉しいですね。
そして、急に思い立った開店焼き屋をやるというるい。
やっぱり安子の娘よね。思い立ったら一直線。お店まで構えるなんてなかなかできないでしょ。でもやると決めたからやる!さすがです。
そしてそれは安子のことを思い出す苦しい時間にもなるのでは?と心配するジョー。
優しいなぁ。穏やかだなぁ。まだ辛い思いを抱えているだろうに。
でもあのチラシ…!!
さすがオダギリジョー!って感じで攻めてましたね笑
あのチラシでお客様が来てくれるのか?明日も楽しみです!
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