朝ドラ「カムカムエヴリバディ」1月20日第56話 あらすじ・感想

朝ドラ「カムカムエヴリバディ」1月20日第56話 あらすじ・感想

「カムカムエブリバディ」今日のあらすじ

まん丸い、大きな月が出ている。

幼いジョーと定一(世良公則)が話している。

定一がジョーに名字や名前、名前の漢字を聞くがジョーは答えられない。

定一「じょうちろう、おめぇトランペット好きか。楽器じゃ。さっきの。」

「サニーサイド」を歌い始める定一。

ジョーも空き瓶をトランペットのように構えて2人で楽しむ。

大きな月を見上げている。

「大月錠一郎」と書かれた戸籍をるい(深津絵里)が見ている。

るい「定一さんがつけてくれた名字なんですね。」

ジョー(オダギリジョー)「それと、錠一郎って漢字も。」

ジョーはそれからディッパーマウスに出入りさせてもらうようになり、雑用をしたりトランペットを教えてもらい、バンドの巡業にもついて行かせてもらうようになったという。

そして幼い頃にちょうど大阪でセッションがあり、[Night and Day]について来ていた時に、定一が亡くなった知らせが入ったという。

定一は、自分に何かあったら錠一郎を頼むと[Night and Day]の先代の店主に言っていたそう。

ジョー「気に入ってる。定一さんがつけてくれたこの名前。」

戸籍の錠一郎の文字の金へんを指で隠す。

ジョー「定一さんは僕の中にいてくれてる。いつも。今でも。」

るいは静かに聞いている。

荷造りを終え、[Night and Day]を出るるいと見送りに出るジョー。

るいは、もうすぐ会えなくなると寂しがるが、ジョーは「すぐに会える」と励ましている。

クリスマスのコンサートが終わったら、東京で一緒に暮らす家を探そうとジョーが言うと、るいは満面の笑顔で「はい」と答える。

ジョー「るい」

るい「えっ」

突然の呼び捨てに驚くるい。

ジョー「今から慣れとこかなおもて。るいも、そろそろ大月さんて呼ぶのやめへん?だってるいも大月さんになるんやから。」

るい「でも、なんて呼んだら…」

錠一郎とか、みんなと同じようにジョーとかと提案するが、るいは恥ずかしそうにして名前を呼べない。

ジョー「るい。3ヶ月なんてあっという間や。すぐに迎えに来るよ。」

<錠一郎はレコーディングのため、一人東京へと旅立ちました。>

<デビューコンサートまでの3ヶ月、ササプロの笹川社長の家に居候しながらデビューアルバムのレコーディングをすることになっています。>

笹川社長宅。

立派な大きい家で、広い部屋にグランドピアノが置かれている。

笹川(佐川満男)は娘の奈々(佐々木希)を雑用でもピアノ伴奏でも、好きなように使うようにジョーに紹介する。

ジョーは早速トランペットを吹いても良いかと、オリジナル曲[What Modern]を吹き始める。

奈々はピアノに座り、ジョーの楽譜を見ながら伴奏を始める。

レコードのレコーディング風景。

演奏を聴きながら満足そうな奈々。

[Night and Day] 小暮(近藤芳正)に淹れてもらったコーヒーを飲むるい。

小暮「寂しいよなぁ。もうひと月も会うてへんねんから。手紙のやりとかしてんの?」

るい「いえ。社長さんのお宅に住んではるから。」

小暮「さすがに気ぃ引けるわな。」

るい「はい」

小暮は笹川社長と電話で話し、レコーディングは順調に進んでいるそうで、バンドもベストメンバー揃えてると聞いたとるいに話し、るいは嬉しそうに「それやったら良かった」と言う。

ベリー「えぇことないわ。」

突然登場したベリー(市川実日子)。

ベリー「ひとつきも会うてへん?手紙のやり取りもしてへん? あほちゃうか!ジョーの行った先がどこや思てんの。東京やで。大都会東京や!東京いうとこにはな やたらこぎれいな女がひしめき合うてんねん。まぁ言うたら この店の客全員が私レベルのルックスいうのと同じようなもんや。そないなとこへジョー一人で行かせて何をのんきな顔してんねん。ジョーはチャンピオンやで。チャンピオンでレコードデビュー控えたジョーを狙う女はどっからでもわいてくるで!」

小暮「想像力たくましいなぁ。」

小暮は少し呆れているが、るいは素直に聞いている。

ベリーは、ジョーがササプロの社長宅に居候していることも危ないと話しを続ける。

ベリー「危ない!あの奈々とかいう社長の娘も一緒やいうことやろ? あれはぜっっったいジョーを狙てるえ。」

るい「大丈夫です。信じてます。」

笑顔のるい。

レコーディングスタジオ。

[ On The Sunny Side Of The Street ]を録音している。奈々が片隅でリズムを取りながら聴いている。

会心の出来のようで、ジョーは笑顔で演奏を終え、まわりのバンドマンたちも拍手する。

奈々も満足そうにスタジオのジョーをねぎらい、少し休憩してからオリジナル曲のレコーディングに入ろうと楽譜を持ってくる。

竹村家の台所。るいが「今日の料理 11〜12月号」を読んでメニューを選んでいる。

お鍋においしそうな肉じゃが。つゆを取り分け和子(濱田マリ)に味見をしてもらうるい。

和子「うん。おいしい。えぇ奥さんになるで るいちゃん。」

嬉しそうなるい。

<クリスマスになれば錠一郎に会える。>

<るいは そう信じて疑いませんでした。>

レコーディングスタジオ。

オリジナル曲のレコーディングが始まるが、トランペットの音が上手く出せないジョー。

やり直すが、やはり良い音が出ない。

手で顔を触り、愕然としているジョー。

NHK カムカムエヴリバディ 公式Twitterより

クリーニング店には磯村(浜村淳)のラジオが流れ、師走になったことを告げ『ジングル・ベル』が流れ始める。

東京行きの汽車の切符を、[Night and Day]の小暮がみんなの分をまとめて買っといてくれることを平助(村田雄浩)と話するい。

和子も「楽しみやな」と楽しそうに話している。

そこにやってきたトミー(早乙女太一)。

クリーニングかと聞くるい。

トミー「いや。サッチモちゃん、何か聞いてる? ジョーのデビューコンサート、延期になったんや。

驚くるい。

 

 

 

「カムカムエブリバディ」今日の感想

ベリーちゃん、想像力たくましいけど、あながち間違ってはいない。

奈々は危ない女やで!

るいがまだ恥ずかしくて呼べないのに、堂々と「ジョー」と呼びかける奈々。

…まぁ、無理もないっちゃ無理もない。都会でそういう環境で育ってきたんでしょうね。(どういう環境よ)

と、奈々はともかく。

定一さん!

あー、もう亡くなってたのか…

安子編の最後に戦争から帰ってきた、定一の息子・健一(前野朋哉)はどうしてるかな。

だけどジョーが定一のことを心から感謝していて、大好きなのが伝わってきました。

るいもジョーも実の親との縁は少し薄いけど、実の子のように見守ってくれる人に出会えたのがとても大きくて。

(るいは、誤解でタイミングが悪かっただけなんだけど…やっぱりあそこですぐにアメリカ行きを決めたのは、まだ若い安子だから少し性急だったのは否めない…んー…)

明日はいよいよ金曜日。きっと何かが起こる日。

コンサートも延期になってしまったし、奈々の魔の手が近づいてるし…(失礼)

楽しみに朝8時を待ちます!1

 

 

 

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