朝ドラ「カムカムエヴリバディ」1月10日第48話 あらすじ・感想

朝ドラ「カムカムエヴリバディ」1月10日第48話 あらすじ・感想

「カムカムエブリバディ」今日のあらすじ

先週の続き。地蔵盆に遊びに来たジョー(オダギリジョー)がたこ焼きを落として胸にソースのシミを付けてしまったのを見たるい(深津絵里)。

慌ててジョーの元へ行き「いけん!今すぐ落とさんとシミになってしまう。」

慌てて手ぬぐいでソースを拭くるい。

ジョー「よかった。もう僕の洗濯してくれへんと思うてた。」

るい「そねえなわけねぇじゃろ。私ぁクリーニング屋なんじゃから。」

竹村クリーニング店で、綺麗に洗ったジョーのシャツを干するい。

ジョーは縁側に座ってかき氷を食べている。

洗濯を干しながら振り返り、「またこぼさんでくださいよ」と釘を刺するい。

ジョーは、サマーフェスティバルの時にるいに泣きながら言われた「あなたのせいです。忘れたかったのに。忘れるために岡山を出たのに」という言葉を思い出している。

ジョー「特別なんや。僕にとっても。」

振り返るるい。

ジョー「僕にとっても[ On The Sunny Side Of The Street ]は」

クリーニング店で仕事をしながら茶の間の2人が気になる平助。

店に来ている近所の奥さん(春やすこ)に「誰かおんの」と聞かれ、和子(濱田マリ)「るいちゃんの友達。男の」

平助(村田雄浩)は慌ててアイロンでやけどをしてしまう。

縁側のジョーとるい。2人でかき氷を食べている。

ジョー「僕の1番古い記憶は[ On The Sunny Side Of The Street ]なんや。」

シンガーでもないおじさんがマイクを奪って歌いだして、みんな圧倒されていたこと、英語だから意味はわからなかったけど「その時の僕には見えてた。日向の道が。」

いつ頃のことかるいが聞くが、ジョーはあまり覚えていないという。

だけど、岡山の進駐軍クラブでのことだと言い、るいはかつて安子(上白石萌音)が進駐軍さんからもらったとクリスマスのお菓子を持って帰ってきたことを思い出す。

NHK カムカムエヴリバディ 公式Twitterより

2人の様子が気になりラムネを買ってきて差し入れしようとする平助を、邪魔をしないように止める和子。

るい「私ぁレコードでした。岡山の喫茶店で聴いたレコード。ちいせぇ頃何回か連れてかれました。」

誰に?とジョーに聞かれ、黙るるい。

るい「ずっと忘れとりました。しゃあけどサマーフェスティバルで大月さんのトランペットを聴いて急に蘇りました。」

サマーフェスティバルで[ On The Sunny Side Of The Street ]を吹くジョーの回想。

[Dippermouth Blues]で[ On The Sunny Side Of The Street ]のレコードが回っている様子。安子が「お父さんとお母さんの大切な歌じゃ。また日向の道をみつけて歩いていこうね、るい」と幼いるいに話している。

るい「私の名前は父が付けたそうです。

安子とるいの回想「アメリカのルイ・アームストロングという人から名前をもろたんじゃ。トランペットを吹きよる人じゃ」

ジョー「やっぱりサッチモのルイやったんや!」

るい「ひなたの道をみつけて歩いていこうね、るい。って。母はそう言ったんです。[ On The Sunny Side Of The Street ]を聴きながら。 せぇのに。 せぇのに母は私を捨てました。進駐軍さんと恋をして」

「I love you」と安子を抱きしめるロバート。ありがとう。嬉しい。と答える安子を見て雨の中、駆け出するい。

るい「幼かった私を置いて、アメリカへ行ってしまった。じゃから思い出しとうなかった。優しかった頃の、私だけを見てくりょった頃の母を思い出しとうなかったんです。

ジョー「そうか。会いたいんやな、お母さんに。」

ジョーの言葉に目を丸くするるい。

るい「何を言よんですか。人の話しを聞きよりました?」

ジョー「聞いてたよ」

るい「それでよぉそねぇなこと。ハァ。もうえぇ。なんでこねぇな人に話してしもうたんじゃろ。もう早うこりょう着て帰ってください。」

ジョー「まだ乾いてないって」

るい「生乾きのシャツを着て帰りゃあえぇでしょ」

2人のやり取りを聞いて慌ててやってくる平助と和子。ラムネを差し出し「冷たいものどうぞ。良かったら晩ごはんも食べてってちょうだい」とジョーを引き止める。

クリーニング店の茶の間。

お祭りの縁日で買ってきた焼きとうもろこしや焼きそばを並べた夕飯。

るいも気を取り直し、笑顔で食卓を囲んでいる。

楽しい夕飯を終え、帰るジョー。みんなで店先で見送るが和子が「るいちゃん、そこまで送ってき」と送り出す。

子どもたちの声が聞こえてそっちを見るとお母さんと子供たちが楽しそうに花火をしている。

2人で何も言わずしばらく見ている。

ふと気づくとジョーがいない。るいが慌てて探すとジョーは縁日で買った風鈴を渡しるいは嬉しそうに受け取る。

[ On The Sunny Side Of The Street ]の口笛を吹くジョー。

るいの部屋の窓に吊るされた風鈴。涼し気な音が鳴っている。

お給料を封筒に分けるるい。

 

お給料でレコードを買おう。るいはそう思い立ちました。
Rui had an idea.
She would use the money she had earned the buy that record.

 

風鈴を嬉しそうに見上げているるい。

 

 

「カムカムエブリバディ」今日の感想

ジョーと一緒にいる時のるいちゃん、素直で可愛いなぁ。

ジョーのちょっとぽかんとした感じがるいちゃんをホッとさせているのかな。

ずっと心に封印していた安子との思い出をつい喋っちゃうるいちゃん。

そんな安子への恨み言を聞いて「会いたいんやな、お母さんに」って見事な翻訳をするジョー。

ジョー良いわぁ。

ていうか!やっぱり岡山の定一さんのところに出入りしていたあの少年!

あれはやっぱりジョーだったー!!

あんな小さい頃からトランペットを触り[ On The Sunny Side Of The Street ]に親しんでいたらそりゃあ「特別」になりし、上手いわけよね。

それにしてもなんとも可愛らしい2人だろう。

風鈴を渡し、[ On The Sunny Side Of The Street ]の口笛を吹くジョー。

「それでもまだその曲を!?」みたいな顔を一瞬したものの、笑顔でついていくるいちゃん。

[ On The Sunny Side Of The Street ]は、きっとこの2人にとっての「特別な曲」にもなるんだろうなぁ〜

なんて妄想をしつつ。明日を楽しみにします!

 

 

 

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