朝ドラ「カムカムエヴリバディ」12月20日第36話 あらすじ・感想
「カムカムエブリバディ」今日のあらすじ
勇(村上虹郎)が安子(上白石萌音)にプロポーズをしたシーン。
「わしゃあ 甲子園には行けなんだ。大学野球も志半ばじゃった。じゃけど進駐軍との試合に勝てたら、アメリカに勝てたら、そのときは兄さんも認めてくれる。そねん思うて戦こうたんじゃ。これからはわしが守りてぇ。おめぇのことも、るいのことも。」
<数日が過ぎても、安子は勇に返事をできずにいました。>
雉真家の朝食時。
算太(濱田岳)は千吉(段田安則)に、信用金庫からの貸付が通ればたちばなの再建ができると話している。
千吉は、信用金庫に行くなら身なりが大事だから持っていないなら自分が若い時の背広を差し上げますと、算太を応援している様子が伝わってくる。
安子は神妙な面持ちで勇の様子を伺っている。
勇と目があったのを避けるようにるいに好き嫌いをしないように、しいたけも食べるように小言を言い始める。
千吉はるいを助けるように「るい、しいたけは嫌ぇて、英語でなんて言うんじゃ」と聞き、すぐに英語で答えるるいに「かしこいのぉ」と相好を崩す。
豆腐屋のわきできぬ(小野花梨)に勇とのことを相談する安子。
「これまでが不自然じゃったんじゃ思うよ」ときぬ。
再婚もせずにおはぎを売りながら雉真の家にいること自体がおかしかったんだと安子に言うと安子も納得する。
きぬは安子に勇が好きかと言うともちろんと答える。それなら問題ないというきぬに、安子は納得がいっていない。
そこに、神社で宮司さんと相談があると岡山に来ているロバート(村雨辰剛)が通り掛かる。
すぐにピンときたきぬは「今日は店に戻らないでいい」「自分がどねんしてんかはっきりさせんといけんよ」とロバートと安子を送り出す。
部屋で一人、ため息をつく勇。千吉に「稔(松村北斗)じゃったら言うじゃろう。安子さんを任せられるのは勇しかおらんと」という言葉を思い出している。
雪衣(岡田結実)にスーツの丈直しをしてもらっている算太。
貸付が通ったら一国一城の主じゃと言う雪衣に、「店を始める家が手に入ったらそこでわしと一緒に暮らしてくれんか」と算太。
[Dippermouth Blues]で定一(世良公則)と話す安子とロバート。
たちばなの再建がそろそろできることを定一も喜んでいる。
たちばなとは祖父の代からの和菓子屋で、空襲で焼けてしまい祖父母も父と母も亡くしたことを話す安子にロバートは「お気の毒です」と気遣う。
だけど安子は、兄の算太だけは帰ってきてくれて、二人で貯金をしてきてようやく夢が叶うと喜ぶ。
何がしたいと問うロバートに、安子は自分には英語とおはぎづくりしかできないから、色んな国の人にたちばなのおはぎを食べてもらい、日本語のわからない人にも日本の良いところを伝えて、そうして自分が生きている姿をるいに見てもらいたい、るいに笑ってもらえたらそれが幸せだと答える。
帰り道、どうして安子のおはぎが美味しいのかわかったとロバート。
おまじないだけでなく、あなたの子供の頃からの思い出、悲しみ、るいへの愛情からだと言う。
道端に出ている花屋を見つけ、花を買いに行くロバート。
花を買って帰ってきたロバートに安子はあなたの奥さんは幸せだと言うが、ロバートはあなたは素晴らしい女性だとその花を手渡す。
安子は思いがけないプレゼントに驚くが感激している様子。
「ではまた安子」と言うロバートに、「はい、また・・・ロバート」と初めてさん付けでなく呼びかける。
笑顔で去っていくロバートを見送る安子。
自分も帰ろうと歩き始めると勇がロバートとのやり取りを見ていたようで、「誰?今の人、誰なら?」
安子は慌てて花を後ろに隠し、ロバートの説明をしようとするがしどろもどろになってしまう。
「違うんじゃ」と言うが勇は「そうか。わかった」とだけ言って去っていく。
雉真家の夕食を並べる安子。
勇おじさんの帰りが遅いなあと言うるいに、「野球の練習じゃ?」「進駐軍に勝ったならいいだろうに」と算太と千吉。
飲み屋で一人飲んだくれる勇。店に流れる英語のラジオに「消せ!」と食って掛かり、まわりの人達との喧嘩が始まってしまう。
安子と千吉。二人で向かい合って話している。
たちばなの再建の見通しがたったことをお礼を伝える安子。
そしてこの機会にこの家を出ていくと伝える。
千吉はすべてを察し、「それがあんたの出した答えじゃったら止めはせん。じゃけどそりゃあもうるいとは暮らせんということじゃ」
安子は「るいは私の子です。決して離れません!」と言うが、千吉は赤ん坊のるいをあんたに任せてどうなったかと言う。
安子とるいが大阪で遭った事故。るいの額から血が流れている回想シーン。
千吉はこの前大阪で医者に見せて、大きく残っている傷の治療法を探ってきたと言う。
傷を治す技術があるそうだと言う千吉に、安子はたちばなの再建資金とは別に傷の治療費も蓄えてきたと安子。
しかし千吉は、治療費はとても莫大で菓子の小商いでどうにかなるものではなく、雉真繊維の力が必要なのだと言いのける。
そして「それでもるいを連れてこの家を出る言うんか。本当にそれがるいのためじゃ思いよるんか。雉真の子として生きていく。それがるいにとっては一番えぇんじゃ。」
千吉の言葉に打ちのめされる安子。
「カムカムエブリバディ」今日の感想
安子さん…子どもの未来を前に出されたら…答えは簡単じゃないよね。
だけど孫の幸せを願う千吉さんの気持ちもわかります。
一番良いのは安子がるいと一緒にたちばなに引っ越しす。千吉さんが莫大な治療費を払ってあげつつ、しょっちゅうたちばなにおはぎを買いに行ってるいちゃんと会う。るいちゃんが成長して、その気になったら雉真繊維を継がす。
戦後のあの時代じゃ無理なんすかね。
るいの傷を治すのに雉真繊維の財力が必要なのと同じように、安子の大きな愛情がるいの成長には不可欠だと思うんだけどなぁ。。。
それにしてもきぬちゃんのレーダーはすごい!
稔さんのときもピピンとキャッチしてたしね。
だけど、ていうことは、安子はロバートに対して少し恋心が芽生えてきてるってことなのかな。合ってる?合ってない?どっち。(なぜか真犯人フラグ風)
勇ちゃんが荒れるのもわかるよな〜。
稔の敵討ちのような思いもきっと持ちながら、野球の試合で進駐軍に勝ってプロポーズしたのに、アメリカ人に花を贈られ喜ぶ「あんこ」を見たらそりゃあ心中穏やかじゃないよ。
そして地味に進行中の算太の雪衣への恋心。
今日の雪衣の表情は、ちょっと嬉しそうにも見えたよな〜
どうなってくかな〜
早く明日になれ!!
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