朝ドラ「カムカムエヴリバディ」12月14日第32話 あらすじ・感想
「カムカムエブリバディ」今日のあらすじ
算太が気持ちよさそうに目を覚ます。
台所に行くと安子とるいが杵太郎や金太がやっていたように「おいしゅうなれ」と小豆を炊いている。
できたおはぎを算太に差し出す。
算太は一口食べると感慨深そうにおはぎを見つめながら「まずいです」
安子は驚くが、すぐに「嘘です」と言い安子は笑う。
そして、ジャングルをさまよい死にかけた時に恋しかったのはたちばなのおはぎだったと話す。
しみじみと食べながら「安子、一緒に建て直さんか?たちばなを」
算太は、お菓子を作ることができないが手伝いくらいはできると話す。
安子は、戦争が終わった時に朝丘町は焼け野原だったけど、金太が「たちばなの菓子で救われる人がきっといるはずじゃ」とたちばなを立て直すと言っていたことを伝える。
「まいったなぁ。親父は何でもお見通しじゃ」
雉真繊維の社長室。
勇は「雉真繊維の野球部を作ったらえぇと思う」との言葉に、千吉はとんでもないという感じで反対を伝えるが、勇は気にせず「野球はチームワークじゃ。会社もチームワークじゃ。難しい局面も力を合わせて乗り越える。その精神を野球で鍛え、どねぇな試練があろうとくじけん。そねん体質の会社にしていくべきじゃ」
千吉は勇の提案を断固受け入れない様子だったが、一緒にいた林は「わしゃあなかなかえぇ案じゃと思います。」と、勇がいままで野球の名手で主将としてチームを引っ張ってきたのだから、良いのではないかと千吉に後押しする。
庭でお手玉をして楽しそうに遊ぶ美都里とるい。
安子がやってきておはぎを美都里に差し出しながら、算太のお礼を言う。あんなに素直な算太を初めて見たと算太。美都里は「なんもしてないよ」と言うが、たちばなを立て直すと言ったことも合わせてお礼を言う。
「私には生まれ育った家で、それから、稔さんと出会わせてくれた場所です。」
仕事に出かける安子を見送り、美都里とるいはおはぎを半分こにして食べ始める。
甘いねぇと喜びながら食べ「るいのお父さんもおはぎが好きじゃった」と稔の思い出話しをする美都里。
稔を思い出し泣き始めた美都里を見て、るいは美都里の頭をなでながら「おいしゅうなーれ」と唱える。
なんじゃと美都里が聞くと「食べる人がわろうてくれますように言うてお願いするんじゃ」とるい。
美都里はるいを抱きしめて「そっか、そっか」と笑顔で涙を流している。
雉真繊維の野球チームの試合を応援する千吉と美都里。
最近、少しずつ雉真繊維の売上が伸びているという千吉。
野球しかしたことのない勇を跡継ぎにして一時はどうしたことかと思っていたが、大したやつだと嬉しそうに見ている。
美都里は「当たり前じゃろう。私が産んだ子なんじゃから。自慢の息子じゃ。稔も。勇も。」
その言葉に「そうじゃな。ありがとう美都里と千吉。美都里は嬉しそうに頭を下げる。
試合中の勇がホームランを放ち、観客と千吉、美都里は盛り上がる。
<再びクリスマスが近づく頃に、美都里は勇のいる空の向こうに旅立ちました。>
[Dippermouth Blues]にいる安子とるい。
定一が「きっと今頃おばあちゃんがお父ちゃんにるいちゃんのことを話しとるじゃろ。ほんまに、えぇ子に育っていると」
定一が店にいる客に水を注ぎにいくと、バンドマンたちのテーブルには将校クラブのパーティに潜り込んでいたあの少年もいて、トランペットを磨いている。一緒に座っている男がトランペットを持つと「Silent Night」を吹き始める。
街角でおはぎを売り歩く安子。そこにロバートがおはぎを買いにやってくる。
アメリカ軍は岡山からの撤退を始め、ロバートもそろそろ帰ることになるので会いにきたという。
お代はいらないという安子に、ロバートは困るが「今日はクリスマスですよ」の言葉に笑顔で受け取る。
そして、英語の勉強をこれからも続けるように言う。
「きっとあなたをどこか、思いもよらない場所へ連れて行ってくれますよ」とロバート。
笑顔でうなづき、「Merry Christmas!!」と二人は別れる。
長かった戦争は終わったのだとこの時安子は思いました。
Yasuko began to think that the long war was finally over.
「カムカムエブリバディ」今日の感想
あの鬼のようだった美都里さんが、昨日は算太の心を癒やし、穏やかモードで稔と勇を「自慢の息子」と微笑み・・・
ずっと体調が悪く、浴衣姿だった美都里さんが久々に綺麗に着物を着て勇の野球姿を観戦していたと思ったら・・・
まさかのナレ死!!
いやー、驚いたー。すごい悲しくなっちゃったよ。
そしてロバートさんも岡山からいなくなっちゃうのね。寂しいじゃん。
安子の周りがちょっと寂しくなっちゃったね。
だけどロバートさんが安子をアメリカに連れてっちゃうのかと思ってたら…違うのね。
放送前から明かされているストーリーとしては、やむを得ない状況で安子はアメリカへ、るいは日本で暮らすって設定なので、ロバートさん、もしくは美都里さんがすごく関わるんじゃないかと思ってたんだけど…あれ?
どうして親子が引き裂かれるのかはまだまだ謎に包まれたままですね。
ところであのクリスマスパーティに潜り込んでた密入国者(笑)の少年、しっかりバンドマンに入り込んでますね。
これから大きく関わってくるのかな?
ロバートさんの「英語がきっと思いも寄らない場所へ連れてってくれる」というのも良い言葉だし、気になるワードでした。
また楽しみを増やしながら、明日を待ちます!!
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