朝ドラ「カムカムエヴリバディ」12月10日第30話 あらすじ・感想

朝ドラ「カムカムエヴリバディ」12月10日第30話 あらすじ・感想

「カムカムエブリバディ」今日のあらすじ

定一(世良公則)が出番直前のバンドのメンバーを確認している。

そこに紛れている少年を見つけ、「ここはアメリカじゃ。密入国は禁止なんじゃ」とその少年を追い返すが、少年はバンドメンバーに隠れ、こっそりとついていってしまう。

ロバートは将校クラブのクリスマスパーティに安子を招き入れる。

NHK カムカムエヴリバディ 公式Twitterより

あまりにも華やかな様子を目にした安子は「アメリカ。これがアメリカなんですね」と言って帰ろうとする。

ロバートは慌てて安子を止めるが安子はなんでここに連れてきたのか、こんなに豊かな国と戦ったのだから、稔が帰ってこれなかったのは当たり前だと言いたいのかと怒気を含めてロバートに問う。

ロバートは違うと話しかけたところで部屋の中から綺麗な英語の歌声で「Silent Night」が聴こえる。

安子は吸い込まれるように部屋に足を運び、歌う軍服を着た女性たちに見入る。

ロバートは「Silent Night」という曲で、クリスマスはキリストの誕生日を祝う日で、大切な人のことを思う日だと説明。

アメリカでも多くの人が亡くなり、ロバートの妻も亡くなった。亡くなった人たちが安らかに眠れることをこの聖なる夜に願いたいとここにいる人達は思っている。同じように、あなたや、大切な人を亡くした日本の人たちにも。

その言葉に安子は涙しながら稔や小しず、算太や金太、みんなのことを思い出す。

「Silent Night」のコーラスが終わると、Merry Christmas!!の声と同時に幕が上がり定一が連れてきたバンドの明るい演奏が始まる。

定一は無事に演奏が始まったことを確認すると「何がMerry Christmasじゃ。えぇ気なもんじゃ」と毒を吐く。

さっきの少年が幕の端から舞台のトランペットを見ていることに気づいた定一。「密入国したな!」と言いながらその横に腰を降ろし、安子が「るい」の命名の話しをしたことを思い出し、笑っている。

安子はロバートと席に座っている。

ロバートは、妻との出会いのひょんなことから日本を勉強することになったとここまでのことを安子に語り始める。

日本を勉強したおかげでこの国に私はいまいる。だけど日本にきてすぐに日本の人たちのひもじい生活を知り、この人たちの生活が少しでも良くなるように私はしたいと思っている。

この任務を自分に与えたのは上官ではなく、妻だったんだとロバート。そして安子はご主人と出会ったから英語を勉強し、そして今日も生きているのだろうと。

舞台上の演奏を急に止めた定一。アメリカ人たちはブーブー言っているが、構わず次の演奏を始めさせる。

流れ始めた曲は「On The Sunny Side Of The Street」

定一が歌い始める。

ロバートは曲を聴きながら、ご主人は日向の道を歩いてほしいと娘に願ったと言っていたが、それはあなたにも同じ思いを持っていたのではと安子に伝える。

安子はハッとしたように気づき、そして稔を思い出す。

稔が「安子ちゃん、Merry Christmas」と伝えている。

「On The Sunny Side Of The Street」の演奏が終わり、定一のごきげんな「Thank you!!」の声で終了。

 

 

「カムカムエブリバディ」今日の感想

何のために、なんで稔を連れて行ったしまったのかもしれない国の言葉を勉強しているのだと悩み始めた安子。

ロバートさんのおかげで勉強する意味を思い出したようですね。良かった。。。

定一さんも、健一が帰ってこないままでアメリカに対しての思いは複雑なようですが、「るい」の命名の本当の意味に気づきなにか光が差したのかもしれません。

定一さんの「On The Sunny Side Of The Street」はさしずめ視聴者へのクリスマスプレゼントかと言った感じがしました。素敵でしたね。

しかし美都里さんや、まだまだアメリカに対する嫌悪感はそう簡単には拭えなさそうですから一波乱ありそうです。

一波乱は嫌だけど…来週を待ちます!! 

  

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