朝ドラ「カムカムエヴリバディ」11月30日第22話 あらすじ・感想

朝ドラ「カムカムエヴリバディ」11月30日第22話 あらすじ・感想

「カムカムエブリバディ」今日のあらすじ

お金を渡され、この家を出るよう勇(村上虹郎)から言われた安子(上白石萌音)。るいと一緒にいるならこの家を出るしかないと言う。

るいがこの家からいなくなったら千吉(段田安則)と美都里(YOU)はどうなるのかと安子は心配するが、勇は「わしがなんとかする。急げ。朝一番の汽車で岡山を出るんじゃ。」と安子を説得する。

翌朝。るいを背負い雉真の家を出る安子を勇が見送る。「あんこ。どねえしても困ったら、帰ってくりゃえぇ。その時はわしがおめぇをもろうてやらぁ」

NHK カムカムエヴリバディ 公式Twitterより

汽車に揺られる安子とるい。「On the Sunny Side of the Street」を口ずさむ。

稔の声が聞こえる。「コートを掴んで。帽子を取って。心配事は玄関に置いて。」「ひなたの道へと歩き出そう。」「聞こえる?あの楽しげな音。あれは君の足音。」「ひなたの道を歩けばきっと人生は輝くよ。」

安子は、かつて稔が下宿していた大阪の「杉川町駅」に降り立つ。

稔がいた下宿を訪ね、物置になっている部屋を貸してもらうことに。

雉真家。勇が千吉と美都里に「勝手なことをしてごめんなさい」と謝る。しかし「探さないでやってください」と2人に頼む。

フラフラと歩き出す美都里。「孫をさらわれたんじゃから」と警察に行くと言う。しかしそういう態度がみんなを追い詰めている、やめてくれと美都里に勇が懇願する。千吉も困惑顔で聞いている。

大阪の安子。戦後でまだ混沌としている町でお菓子の材料を探している。小豆や砂糖はまだとても高い中、さつまいもで「芋飴」を作ることにした。

るいをおぶって芋飴を作る安子。一つ味見すると、満足の笑顔に。

街角に立って芋飴を売る安子。でも誰も足を止めてくれない。

通った男に勧めるといくつかつまみ、食い逃げされそうになり追いかけて詰め寄ると手を払われ、持っていた芋飴がばら撒かれてしまう。

なかなか上手くいかず、るいにも当たってしまう安子。

<安子は不安でした。るいを守り抜く自信がぐらつきそうでした。>

芋飴を売り歩く安子。ガラの悪い二人組みに「ショバ代を払え」と絡まれてしまい逃げ出す。

町から抜け、住宅地。夕飯を楽しそうに食べる家族の声に寂しそうに立ちすくむ。

するとどこかのラジオから「しょうじょうじのたぬきばやし」が聞こえ始める。

かつてたちばなで忙しく働く父や祖父、職人さんたちとラジオから流れる「しょうじょうじのたぬきばやし」を楽しく聴きながら歌っていたことを思いだす。

しかし聴こえてきたのはよく知っている歌詞ではなく、英語の歌詞だった。

<それが「カムカム英語」との出会いでした。>

 

「カムカムエブリバディ」今日の感想

勇ちゃんの男気が光る回でしたね。

きっとまだまだ安子のことが好きなんだろうに、稔のことを想う安子を大事にし、忘れ形見のるいとの幸せのために背中を押すって…見送り笑いながら「嫁にもらってやる」って素敵でした。でも切ない。本当は近くで守ってあげたかったよね、勇ちゃん。

だけどナイス判断でしたね。雉真から離れ、大阪の下宿で立ち働く安子は久々にとても楽しそうな顔でした。

でも…そうよね。下宿のおばちゃんにも釘を刺されていたけど、戦後で自分のことに必死な時代。芋飴売りはなかなかうまく行かない。安子ちゃん、踏ん張って2人で生き抜かないといけない。

そんな安子を励ますようにどこかのラジオから聴こえてきた「しょうじょうじのたぬきばやし」の英語バージョン!

まだ大阪でラジオを持っていない安子。早速手に入れるかな?あの頃の岡山だったら「あかにし」に買いにいきたいところだよね。

ちょっと明るいきざしがでてきた「カムカムエヴリバディ」明日も楽しみです!

 

 

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