朝ドラ「カムカムエヴリバディ」11月25日第19話 あらすじ・感想
「カムカムエブリバディ」今日のあらすじ
安子(上白石萌音)と金太(甲本雅裕)が小豆を煮ている。
「おいしゅうなれ、おいしゅうなれ」ふたりとも穏やかな表情。
出来たおはぎを千吉(段田安則)と美都里(YOU)に勧めると「懐かしいたちばなの味じゃ」ととても喜ぶ。
縁側で話す金太と千吉。工場を焼かれてしまったり被害はあったけど、稔(松村北斗)が帰ってきたら新しい事業を始めたいと千吉。希望に満ちている。お互いに、息子たちが無事に帰ってくることを祈り合う。
10月。空襲からわずか100日で百貨店が再開。これに刺激を受けた人々が焦土から立ち上がり、瓦礫からの復興に取り掛かった。活気に満ちたまちなか。
金太「たちばなを建て直すで。」「菓子は苦しいときほど必要なもんじゃとわしは思う」
安子「私も手伝います」
金太は雨風を凌げる小屋を建てるとそちらで暮らし始めた。
安子は雉真家の食料の買い出しと一緒に菓子作りの材料の入手、小しずの郷へも行き収穫の手伝いをする代わりに小豆を分けてもらったりと奔走した。
金太が安子にあんこの炊き方を教える。
小さい頃は菓子職人になりたかったという安子はとても嬉しそうに手伝う。
出来上がったおはぎを売る金太と安子。次々に売れていく。
<砂糖の代わりに人工甘味料のサッカリンを使っていましたが人々は甘味を求めていました>
すると、小さな男の子がすっと手を伸ばし一つ取り食べながら逃げていく。
金太は慌ててとっ捕まえ、そして少年におはぎのたくさん入った箱を渡し、売り歩きその売上からそのおはぎの代金を払えという。
周りにいた人々は「戻ってくるわけがない」「売上を持っていかれるか食われておしまいじゃ」と口々にする。
夕方、店を閉める金太と安子。日が暮れると寒いから、寝泊まりだけでも雉真の家に来れば良いのにという安子をさえぎり「帰ってこなんだのう」と金太。
なんであんなことをしたのか聞く安子に「なんか似とったじゃろう。算太に。」
「だから賭けをしたんじゃ。あの悪ガキが帰ってきたら算太も帰ってくる。帰ってこなかったら算太も帰ってこない。」
夜更け、小屋で一人であんこを炊く金太。戸を叩く音。「おはぎのおっちゃん」と呼びかける声に戸を開けると算太が立っている。
「橘算太。無事、帰還いたしました。」
中に入ると札束を出す算太にまたあちこちで借金をしたんじゃないかと慌てる金太に、おはぎをお金持ちのご婦人にうまいこと言って売ったら持ってるお金を全部出してくれたと意気揚々と話す。
金太「算太!!」ビクッとする算太に、「よう帰ってきてくれたのう算太」
金太は「みんなを死なせてしまった」と泣いて詫びるが算太は「戦争じゃったんじゃ。しょうがねえが。父ちゃん、もうそねん気を張るな。こんなんじゃけどまだわしが生きとる。安子も生きとる。」
「おめえがのう、いつ帰ってくるかわからんからわしここを動かんよう待ちよったんじゃ。」
「わかっとる」と算太は金太の手をポンポンとたたき、ラジオを付ける。
エンタツ・アチャコの野球漫才が、戦前のようにセーフ、バックと英語を使って流れてくる。
昔みんなで大笑いしながら茶の間で聞いてたことを思い出し、そしていまの小屋にみんなが集い大笑いしておはぎを食べている。
<金太が亡くなっているという知らせが入ったのは、その翌朝のことでした。>
「カムカムエブリバディ」今日の感想
毎日毎日同じ感想で恐縮ですが。今日も涙なみだで泣きました。
心残りのままに算太を戦争に送り出してずっと後悔していた金太さんが、算太の生還に素直に「よく帰ってきてくれた」ってそりゃもう泣けちゃう。
こらえるようにみんなを死なせてしまった、すまないと謝る金太に「そんなに気を張るな」っていう算太。算太らしい言葉にまた泣けた。
在りし日の橘家勢揃いでおはぎを食べてラジオを聴いて美味しく楽しく過ごす姿にも涙したと思ったら…
まさかのフランダースの犬状態!!
連れてかれちゃったの? 亡くなる前の幻覚?
だけど…苦しかった日々から抜け出せたし、せめて最後は家族みんなで大笑いできてそのまま逝けたなら、少しは良かったのかな。
金太さん、お疲れ様でした。
そして気になる算太!
算太は先に戦死してるのかな? んー、気になる。
明日は金曜。きっと何かが起こる日。嫌な予感しかしないけど。明日を待ちます!!
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