朝ドラ「カムカムエヴリバディ」11月24日第18話 あらすじ・感想

朝ドラ「カムカムエヴリバディ」11月24日第18話 あらすじ・感想

「カムカムエブリバディ」今日のあらすじ

床に伏せる金太(甲本雅裕)

かろうじて焼け残った雉真家の家屋で面倒を見てもらっている。

看病する安子(上白石萌音)に、「あんたもお母さんとおばあさんを失くしたんじゃ」と声をかける千吉(段田安則)

動いている方が気が紛れると安子は言うが、やはり小しず(西田尚美)とひさ(鷲尾真知子)を思い出してしまう。

ラジオで昼12時の時報とともに天皇陛下より玉音放送が流れ始める。

床に伏していた金太もなんとかして体を起こす。

「どういうことですか?」と聞く美土里(YOU)、

「戦争が終わった」「日本は負けたんじゃ」と千吉。

「そんなら帰ってくるんですね、稔も勇も」明るい声の美都里。

玉音放送で敗戦を知った金太は小しずとひさを思い、号泣する。

思いつめたように神社で稔が無事に帰ってくるように手を合わせる安子。

るいに食事を摂らせている安子に「お父さんの世話があるし買い物にも行って欲しい」とるいの世話をかわる美都里。

ラジオからは、再び天気予報が流れ明るい空気の流れる雉真家。

買い物に出た安子。何かを見つけて嬉しそう。

相変わらず床に伏せる金太に、「あずきが手に入ったんよ。父さん、あんこの作り方を教えてくれんかな」「一緒におはぎを作ってお母さんたちにお供えしよう」と話しかけるが何も答えない。

みんなが寝静まった夜中。一人で小豆を炊く安子。金太が昔言っていた言葉を思い出しながら調理する。

翌日、金太の世話をしながらあんこを失敗した話しをするが、金太は反応せず寝ている。

夜中、また安子は小豆を炊いて味見しているが上手く行かず、「力を貸して頂戴」と稔の写真に問いかける。

まだ回復しない金太に、「おはぎを作ってみたから食べてみて」と持っていくが、手で払われてしまう。

こらえきれずに声を荒げてしまう安子。父の姿に自分を取り戻し、片付ける支度をしに離れる。

落ちてしまったおはぎのあんこをつまむ金太。口にして何かを思い出したようにハッとした表情をする。

安子が金太の元へ戻ると金太がいない。

慌てて雨の中探しに出る安子。

金太は燃え落ちたたちばなで瓦礫の山から何かを探している。

焼けて煤のついた缶を見つけ出すと「砂糖じゃ。配給をちょっとずつ避けといたんじゃ。あんな不味いおはぎを備えられたんじゃ小しずらも安心して成仏できんわ」と金太。ようやく笑顔を取り戻し安子も安心して笑顔になる。

 

 

「カムカムエブリバディ」今日の感想

自分も母と祖母を亡くして辛いのに、更に落ち込んでいる金太の面倒を見る安子。

そんなに落ち込んで安子を困らせないで〜!とも思うけど、自分がここなら安全だと送り込んだ防空壕でまさか大切な人たちを亡くしてしまうなんて…それはそれは辛いですよね。

だけど、安子の作った「不味いあんこ」が金太を救うなんて・・・やっぱり菓子屋の親子。

瓦礫の中から見つけた砂糖でおいしいおはぎを作ってようやく小しずたちを送ってやれるのかな。

明日は美味しいおはぎの登場に期待!!

 

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