朝ドラ「カムカムエヴリバディ」11月22日第16話 あらすじ・感想

朝ドラ「カムカムエヴリバディ」11月22日第16話 あらすじ・感想

「カムカムエブリバディ」今日のあらすじ

今週の週タイトルは「1943-1945」安子18歳から20歳頃の話し。

先週のお話しの終わり、神社でお参りするシーンからスタート。

寝室で寝間着で向かい合って話している稔(松村北斗)と安子(上白石萌音)。

稔に一度は返された英語辞書を、ふたたび安子に「これを持っといて」と手渡す。

安子「どうかご無事で。ご無事で帰ってきてください。」

泣いている安子に「安子、泣くな。きっと帰ってくる。必ず帰ってくるから。」

抱き合う2人。

<安子が稔の子を身ごもっていると気がついたのは、稔が出生してから二月のちのことでした。>

お腹の大きな安子。ラジオで戦況を聴きながら、洗濯物を干している。

徴兵年齢が更に引き下げられ、勇(村上虹郎)も出征するために岡山へ帰ってきた。

縁側でお茶をする安子と勇。

安子のお腹の赤ちゃんが動いたのを勇にお腹の上から触らせる。

勇は恐る恐る触りながら「こけえ兄さんの子がおるんじゃのう…」

千吉(段田安則)、美都里(YOU)と四人で食事しているところにラジオから緊急放送。

アメリカの爆撃機が本土に飛んできたという。

美都里は稔の無事を心配し、泣き始める。

安子は美都里の元へハンカチを手渡しにいくと安子の大きなお腹に手を当て、「こないしてわたしのお腹におったんよ。稔も、勇も」

小しず(西田尚美)がご近所の奥さんたちと竹槍(?)を作っている。

こんなときにお産なんて大変ねという奥さんに「こねん時じゃからこそ、生まれてくる子なんじゃ思いよります」

満月の夜。元気な産声が聞こえる。

赤ちゃんが生まれ、部屋にやってきた美都里に性別を聞かれ「おなごの子です」

翌朝。嬉しそうに千吉と勇も赤ちゃんの様子を見に来る。

名前はどうするんじゃという千吉に「稔さんがここに残してくれました」と巻き紙を取り出す。

開くと「命名るい」

その名前に千吉は「珍奇な名前じゃのう」と驚くが、安子にはルイ・アームストロングの「On the Sunny Side of the Street」が心に流れ始める。

勇は「わかった。野球の塁じゃ」「えぇ名前じゃが。塁は攻撃にも守備側にも一番大事なもんじゃ。みんなでるいを守るんじゃ」

まだ不思議そうな千吉に「良いじゃないですか。稔がつけた名前じゃったらね。」と美都里。

回想シーン。稔「どこの国とも自由に行き来できる。どこの国の音楽でも自由に聴ける。僕らの子どもにゃあそんな世界を生きて欲しい。ひなたの道を歩いて欲しい。」

<稔が「るい」と名付けた本当の思いを安子だけはわかっていました。しかしそれは決して口に出してはいけないことでした>

勇が出征。家族で見送る。険しい顔の千吉と、泣きそうな美都里。

夜、ラジオから東京への爆撃があったことが流れる。

美都里はラジオを叩きながら「鬼畜米英」を繰り返す。

小さな声で「On the Sunny Side of the Street」を口ずさみながら安子がるいを寝かしつける。

 


決して誰にも聞かれてはいけない子守唄を、安子は毎夜るいに歌ってやりました。
Even though it was forbidden,Yasuko sang the song to Rui Every single night.

 

 

「カムカムエブリバディ」今日の感想

今日は何度も泣かされました…美都里さん…

やっぱり母の愛情ってすごいなぁと。父親は父親で、広い面から子どもを見てるけど、母親にはエピソードがいっぱいあるんですよね。半径1メール範囲ぐらいの。

安子のお腹を見て、稔と勇をこうして育てたって言うけど、それ以外にも色々なことをお腹の大きな安子を見ながら思い出していたんだろうなって。

意地悪をしたがった美都里さんが、すっかり良い姑さんになってて心が温まりました。

そしてどんどん悪化していく戦況…

毎日の英語講座や楽しい漫才を流していたラジオは、天気予報すら流せなくなり、すっかり戦況を伝えるためのものになってしまっていて…

ラジオは悪くないのに美都里さんに罵られ…

早く楽しい放送が流せる世の中になりますように。

 

 

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