朝ドラ「カムカムエヴリバディ」11月8日第6話

朝ドラ「カムカムエヴリバディ」11月8日第6話

「カムカムエブリバディ」今日のあらすじ

今週の週タイトルは「1939-1941」安子14歳から16歳頃の話し。

大阪の稔(松村北斗)に安子(上白石萌音)からの手紙が届く。

嬉しそうに受け取る稔。そしてまた稔からも安子に返信。

今日は続く手紙のやり取りの中で、色々なことが展開していきます。

稔から安子への手紙で、戦争が近づいてきたためそれまで聴いていたラジオ「実用英語会話」が終わったことを知る。そして「基礎英語講座」はまだ放送が続いていることを稔が安子に伝える。大阪での稔はドイツ語の授業を受けている。

それまで商店街で行っていた朝のラジオ体操を、川原に集まりやることになった。「基礎英語講座」のすぐあとの放送のため毎朝遅刻する安子。

稔からの手紙で正月に帰省することが伝えられ、喜ぶ安子。

稔からの手紙を読み、大切にしまっている安子に母(西田尚美)が「雉真さんって雉真繊維の?」と聞く。少し心配そうな顔だが、安子は「おかしな付き合いじゃないから安心して」と伝える。

おじいちゃんのタバコ「チェリー」のお使いに出た安子。帰り道、偶然勇(村上虹郎)に会う。勇は安子に何かを伝えようとするが、「いや、甲子園に出れたらそのとき言うわ」と口をつぐむ。

年末。近所の人も一緒に餅つきをしているが、浮かない表情の安子。稔からの手紙で正月は父と得意先に挨拶回りに行くことになり、岡山に帰れなくなったと伝えられたのだ。

正月。幼馴染のきぬちゃん(小野花梨)と初詣へ。

その帰り、「Dippermouth Blues」を通りかかるとコーヒーを御馳走するよとマスターに声をかけられる。

季節は過ぎ夏が近づいてきた。順調に勇の学校は勝ち進み、地方予選の決勝に進出。

しかし敗退。甲子園への夢が絶たれ泣き崩れる勇。

夏の終り、すっかり自転車に乗りこなせるようになった安子。チームの仲間とロードワーク中の勇を見かける。「まだ来年の夏がある!」と声を上げる勇と仲間たち。稔の手紙では勇は「弟ながら大した奴なんだ。こうと決めたら曲げない信念がある。くじけずに夢を叶えると思うよ」と思いやる。

冬。おじいちゃんのタバコのお使いに行くとおじいちゃんのはコレだと「さくら」を渡される。

少しずつ戦争の気配が濃くなり不安に感じ始めた安子。

そんなところにまた稔からの手紙が届く。開くと「On the Sunny Side of the street」というタイトルと、その後に英語の 文字が並ぶ。以前稔と「Dippermouth Blues」で聞いたルイ・アームストロングの曲の歌詞のよう。

辞書を引きながら訳す安子。稔の声も重なる

コートをつかんで。帽子を取って。心配事は玄関に置いて。日向の道へとあるき出そう。聞こえる?あの楽しげな音。あれは幸せな君の足音。日向の道を歩けばきっと人生は輝くよ。

 

感想

今日のお話しは全編を通して安子と稔の文通で話しが展開していきました。

稔と安子が出会った夏から、1年半くらいの間にとてもたくさんの手紙のやり取りをして、2人が思い合っている様子がとてもよく伝わってきました。

しかし情勢は戦争に近づいていき、また稔は雉真家の跡取りという立場が強調されるようになってきました。

そんな中、ただひたすら甲子園を目指し野球に打ち込み、アメリカ製の野球用品が手に入らないけどそれまで使っていたものを大切に繕いながら使っている様子が伝わってきました。安子にも思いを伝えたくても伝えられない様子もあり。からかいまくっていた小学校時代から、もしも安子に気持ちがあったとしたら・・・とってもまっすぐな男なんですね。稔と安子がどうなるのか?勇はどうなるのか?気になります!

戦争に不安を感じる安子に「On the Sunny Side of the street」の英語の歌詞を送る稔。やっぱりキザ笑。でも素敵な歌詞で、わたしも安子と一緒に癒やされました。

 

twitter_朝ドラ「カムカムエヴリバディ」

 

朝ドラ「カムカムエヴリバディ」