朝ドラ「ちむどんどん」9月27日 第122話 あらすじ・感想

朝ドラ「ちむどんどん」9月27日 第122話 あらすじ・感想

「ちむどんどん」今日のあらすじ

共同売店前のベンチに座る房子。まもるちゃんがお茶を出す。
程なくして優子が房子の元へいくと、房子は「与那城優子と与那城秀夫を探している、大里という人が今夜やってくる」と伝言する。
全国の県人会でその2人を探し、姉のことで伝えたいことがあると三郎から伝言を託されたと言う。

海を見ながら姉のことを思い出す優子。

比嘉家にやってきた大里五郎とその娘の悦子。
足の悪い五郎の付き添いで娘も来たと言う。
優子は自分が旧姓与那城優子だと話し、良子、暢子、歌子、和彦を紹介する。
房子も同席している。
大里は戦後東京へ移住して町工場を経営していたのだが、去年妻の遺品を整理している時に見つけたと「ジーファー(かんざし)」を出す。
ジーファーには「トキエ」と刻まれている。
優子が手に取り「姉のです。」

大里は、40年前、沖縄戦の最中で時枝の最期を看取らせてもらったと話す。
両親を機銃掃射にやられ、自分も撃たれていてもう食べられないからと自分のおにぎりを大里にくれたと言う。
そして、いつかもしも妹や弟に会えたら伝えてほしいと「見捨てたんじゃない。必死に探したけど見つからなかった。」とジーファーを託されたと話す大里。
優子は、このジーファーは姉の宝物だったと話し、大里にお礼を伝える。
そして姉の最後の様子を尋ねる。
大里「お亡くなりになる前、水を欲しがりました。『喉が渇いた。お水をください。』少し水は持っていました。だけど私は『水はない』と言いました。自分達の明日からのことを考えると…。食べ物をもらっておきながら嘘をついて…。水をあげなかった。ごめんなさい。本当に申し訳ありませんでした。」
泣きながら頭を下げる大里。
優子は改めて向き合い「最期を看取ってくださりありがとうございます。生きているのか死んでいるのかずっとわからなかった。だけどようやく…本当にありがとうございます。」
ジーファーを見つめ、優子「ねーねー、うちは秀夫を守れなかった。ごめんなさい。ごめんなさい。帰ってきてくれてありがとう。」

歌子が三線を弾き唄う。
その声に合わせ踊る優子。髪には時枝のジーファーが挿してある。
娘たちや大里親子、房子も見守る。

翌朝、海近くの墓に参る優子と房子。
2人は浜辺の流木に腰を下ろし、房子は「聞いていた通りの島だった。両親がよく言っていたんです。世界で一番美しい島だよ、って。」
優子はいろんなことが変わったがこの海は変わりませんと話す。
裸足になり砂浜を歩く房子「故郷を知らず育ち、自分の境遇を恨んだことがある。だけどいまは…ただいま!」
優子のおかげだとお礼を伝える房子。
ウチは何もと答え、これからもよろしくお願いしますと優子。
房子は沖縄に来てよかったと両手を広げる。

 

[ つづく ]

 

 

「ちむどんどん」今日の感想

ついついイモトさんのように「草刈さーーーーんっ!!」って叫びたい気持ちの本日でした。

お隣に座っている娘・悦子役…あれ?と思ったら、やっぱり。草刈さんの実の娘の草刈麻有さん。

安否が不明だった姉・時枝の最期がわかったのは良かったけど…。房子さんが伝言する必要は?

あのお宅(比嘉家)、電話ありますよね。

ちょっと取ってつけたような展開にはテンション下がってしまうけど、歌子の歌声と優子の踊りは素敵でした〜。

歌子ちゃん、ヤシの実ばっかり歌ってないで、こういう土地の歌をどんどん歌ってくれたらとっても素敵なのになー。

残すところあと3回。他の歌も聴けるかな?

 

 

朝ドラ「ちむどんどん」

 

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