朝ドラ「ちむどんどん」8月18日第93話あらすじ・感想

2022.08.18
みちよと朝ドラ
NHK, あらすじ, ちむどんどん, テレビドラマ, ドラマレビュー, 黒島結菜

1. 「ちむどんどん」今日のあらすじ
2. 「ちむどんどん」今日の感想

「ちむどんどん」今日のあらすじ

閉店後のあまゆで三郎が警察で聞いて来た事情を順次たちも交えて暢子に話す。
賢秀は田良島の口添えなどもあり、捕まることは免れたが警察署で別れたという。
お金は取られたままだということにトミは、何年も暢子が貯めて来たお金なのにと憤るが、三郎は暢子を気遣いもう言うなとさとす。
暢子は賢秀が無事だったからいいんです、お店はまたいつかと力無く口にする。

賢秀を両脇から抱えて歩く和彦と智。
みんな負傷してふらふらと歩いている。
ベンチを見つけ、並んで座り休む３人。

賢秀が幼かった頃。
共同売店の小銭を盗んだ賢秀を連れてやってきた善一に、もしまたこういうことがあったら自分が刑務所に入ると賢三が土下座をする。
お父ちゃんは悪くないのにと賢秀が言うが、賢秀は悪くない、悪いのは自分だと言い賢秀を抱き締める賢三。
賢三が亡くなる時の回想。賢三にお母ちゃんやみんなを頼むと伝えられる賢秀。

和彦たちと並んで座る賢秀。
そんなことを思い出しているのか遠くを静かに見ている。
そしていきなり立ち上がり和彦と智に向かって土下座をする。
「すまなかった！俺は本当に情けない馬鹿者でさ。暢子に幸せになって欲しかった。母ちゃんに楽させてやりたかった。でも、ただそれだけなのに… 俺は今度こそ心を入れ替えて地道に働く。何年かかっても暢子に倍にして返すから。」
地面におでこを擦り付けるように心から頭を下げている賢秀。

沖縄の良子に、賢秀は和彦や智といる、お金は戻ってこないからお店は諦めると伝える暢子。
その話に落胆する良子。
横で聞いていた博夫が電話を変わり「暢子ちゃん、お金を送ろうね。」
海外旅行に行こうと思って貯金してたから、それを使うように話す博夫に、本当に良いのかと涼子。
博夫「あのニーニーがいたから、俺たちは結婚できたんだから。」
博夫に抱きつく良子。
そして再び電話で、自分が暢子なら同じことをしただろうと、賢秀を助けたことを「ありがとう」と繰り返し、お金を送ると伝える良子。
いつ返せるかわからないという暢子に、返さなくて良い、復帰の年から1人で何年頑張った？と暢子に伝える。

＜良子たちからの援助を受け、暢子は予定通りに開業に向けての準備を進めることができました。＞
＜そしてフォンターナ出勤最後の夜。＞

房子や二ツ橋、他のスタッフに拍手され、最後の挨拶をする暢子。
「うちの人生の宝物です。みなさん、本当にありがとうございました。」
笑顔と涙で送られる暢子。

静かな店内でテーブルに向かい合って座る房子と暢子。
二ツ橋がワインを注ぐ。
房子「ひとつだけ教えて。どうして沖縄料理なの？ずっとイタリアンを修行してきたのに。」
暢子は、小さい頃に沖縄にきた和彦に、父と2人で作った沖縄のそばを食べてもらい、そのとき和彦がいままで食べたそばの中で一番美味しいと言われ、大喜びした記憶があり、それが自分にとっての足元の泉は故郷のおいしいもの、だから沖縄料理をやりたいのだと言う。
何をやりたいのかわからない人が多いのだけど、わかりました！と房子。
暢子は房子に、約束を守ってほしいと、店に三郎と多江と一緒に泡盛を飲みに来てくださいねと伝えるが、房子は「始めるだけなら誰でもできる。こうしましょう。」と、知らないお客さんだけでお店が満席になったら私はあなたのお店に行く、と約束する。
そして房子はこの店から独立していく人たちに言っていると、どんなに苦しくても資金援助はしない、借金の保証人にはならない、たとえ親戚だといってもそれは変わらないと伝える。
暢子はうなづき、だけど自分はこの店にちょくちょく来ますと伝えるが、房子は来なくていい、あなたはこの店とはもう関係なくなるし、いつか忘れるでしょうと突っぱねる。
暢子「オーナー、うちのこと忘れるんですか？」
目を合わさないようにワインを飲む房子。
二ツ橋が皿を持ちやってきて「お別れにぴったりの料理を用意しました。」
2人の前に出したのはナポリタン。
暢子「うちが初めて作ったイタリア料理です！」
二ツ橋「ナポリタンはイタリア料理ではありません」
その言葉に笑顔の暢子。
暢子は入店のテストの時に作ったことを「覚えていますか？」と房子に問いかけると「忘れるわけがないじゃないの」と2人で食べ始める。
その様子を離れたところから見て泣いている二ツ橋。