朝ドラ「ちむどんどん」7月6日 第63話 あらすじ・感想
「ちむどんどん」今日のあらすじ
「は〜い」と玄関ドアを開ける博夫。開けると良子が立っていて博夫は「どうしたの」と驚く。
部屋で博夫に誠のことを相談している良子。自分は子供の頃から自分は人よりもできると思い上がったまま成長していないエゴイストだったと、教師の資格がないと言う良子に、自分もそう考えてたと優しく伝える博夫。自分達は教員免許は持っているけど人としては不完全だ、立派な教師になれないしならなくていい、これから何年かけて自分はどんな教師になれるかなと考えたらワクワクして来たという博夫に、自分も昔みたいにちむどんどんしてきたと良子。
そういえばご飯は食べてないと2人でラーメンを作り始める博夫と良子。とても楽しそうだが、博夫が家に帰って来てほしいと言うと「それはこれとは別」と良子。
翌朝。教室にいる誠に話しかける良子。誠は無視するが、良子はあやとりを出して「先生ぶきっちょだから」と教えてほしいと話し、あやとりで打ち解けたところで謝る。
<夏が近づき鶴見ではエイサーの練習が始まっていました。>
<エイサーとはお盆に祖先の魂を送るために踊る沖縄の盆踊りのようなものです。>
<今日は本番さながら。衣装をつけての練習です。>
家の前の通りで衣装をつけて踊る人々。順次も一緒に踊っている。三郎は椅子に座り合いの手を入れながら見守っている。
あまゆは「エイサー練習のため本日休業」
人のいない店で人参の皮を剥く暢子。和彦が帰宅する。愛の帰宅の相談に乗ることになっているが、まだあまゆには来ていなくて2人で話し始める。
和彦は暢子に聞きたいことがあると話しかけると、暢子は愛に和彦のことが好きだと伝えたことを思い出し「もしかして愛さんと話した?」と聞き返す。
和彦「暢子は…両親から沖縄戦のことは聞いてる?」
特集記事の企画で戦争を絡めた話しを考えていると言われ、戸惑う暢子。
暢子は気を取り直し、両親や村のおじいやおばあからも戦争の話は聞いていないと答える。
和彦はある地域にはまだ遺骨や遺品が残っているのでそれを集めて遺族に帰している人がいるのだが、その人は取材を受けていないと言う。和彦はなんとかしてその人に取材をしたいと話す。
店の外からエイサーの声や楽器が聞こえてくるのに気づき、外に目をやる2人。
和彦「エイサーってさ沖縄の中でも地域によって微妙に違うんだよね。いつか見てみたいなぁ沖縄で。」
暢子も沖縄で見たいと話すと「一緒に行ってみる?」と和彦。暢子は慌てて「愛さんと行ったらいいのに」とそっけなく言い鍋の方に行ってしまう。
和彦「暢子はいつか沖縄に帰るの?」
暢子はいまはこっちで仕事したいが昔より今の方がやんばるの良さがわかる気がすると、和彦の父もそんなことを言ってた気がすると話すと和彦は父の史彦は戦争の頃に沖縄にいたと話す。そして文彦がしていた沖縄の研究のことを自分が継いでいきたい、いずれは新聞社をやめるだろうと話す。
沖縄の資料の中から暢子や和彦たちが沖縄で出会った頃の写真を見つけ、懐かしいと見る2人。
沖縄で出会った自分たちがいまは鶴見でエイサーを聞いていることを不思議だと話す和彦に、暢子は「和彦くんはもうすぐ鶴見とお別れだね」
和彦「夏が終わるまでには」
その言葉を聞いて、引っ越す前に海に行こうと暢子。みんなでパーっと騒ごうという暢子に「2人でもいいでも」と和彦。その言葉に動揺し、人参を切る手が狂い指を切ってしまう暢子。
和彦は慌てて暢子の元へ飛んでいき、暢子の傷を見る。近づいたふたり、見つめ合う。
[ つづく ]
「ちむどんどん」今日の感想
良子、少しは気づいたようで良かったけど…気が強いのは変わらずね笑。
博夫さん、よく頑張ってる。
だけれども、暢子よ。沖縄に帰るのは断ったのに海にいくのはいいわけ?
沖縄だって2人で、って言ってないじゃん。
和彦も、下宿から引っ越す予定あったっけ?と思ったら、愛ちゃんの実家のマンションのこと?
あの話、生きてたの!?というかちゃんともらう気になってたのね。びっくり。
それにいつかは沖縄に、って思ってるのに…なんなん?
それにさ、愛ちゃんは仕事に目覚め始めたじゃん。フられるのも時間の問題なんじゃないかと思うんだけど、それで晴れて暢子とくっついたらお母さん許しませんよ!
少なくとも別れてすぐにくっついたらホントにブーイングよ。
例えば、沖縄に渡り郷土研究家となった和彦と、東京で修行していっぱしの料理人になった暢子が年老いて再会し、それでやっぱりお互いが良い、ってなるなら応援できる。
ほんと…この物語、どうなっていくのでしょう。明日を待ちます。
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