朝ドラ「ちむどんどん」7月5日 第62話 あらすじ・感想
「ちむどんどん」今日のあらすじ
客で賑わうフォンターナ。
<今日もフォンターナはランチ、ディナー共に予約でほぼ満席。>
<しかしその厨房では>
慌ただしい厨房。房子がコックコートを着て料理に指示にとテキパキと仕事をしている。
次から次へと料理を作り、こなしていく房子を尊敬の眼差しで見ている暢子。客たちも舌鼓を打っている様子に暢子も嬉しそう。
暢子「楽しい。身体中の血が騒いでる。オーナーと一緒に働けてることがデージ楽しい。」
閉店後の店内。
二ツ橋と暢子が帳面を睨んでいると、房子がやってきて仕込みはやっておくから先に帰るように言う。すると暢子が自分がやると買って出る。
山のようにある玉ねぎを剥いていると、店の方から音がする。暢子が行ってみると神妙な顔をした愛が立っている。暢子は愛に話したいことがあったからちょうど良かったと厨房に招き入れる。
玉ねぎを剥きながら愛と話し始める暢子。
暢子「うち、和彦くんのことが好き。自分でもずーっと全然気づいてなかったけど好きってわかってしまったわけ。でもさ諦める。うちは多分生まれて初めて男の人を好きになって仕事も手につかないくらいいらいらしてた。だけど今日なにも考えられないくらい忙しくてとにかく体を動かしているうちになんでかねぇ。でーじスッキリした感じというか答えが見つかったと言うか。和彦くんは、前から愛さんのことが好きで愛さんと付き合っている。だから好きだけどきれいさっぱり諦める。でも愛さんに嘘はつきたくないから全部言ってしまいたくて。困らせることを言ってごめんね。」
愛は暢子にすごいねと言うが、暢子はお店のトラブルのおかげで料理に集中したいと気付けたという。
愛は一緒に玉ねぎの皮を剥くのを手伝い始める。器用な手つきで剥く愛。愛は料理の記事を担当することが多く、覚えてしまったと言う。
愛に、料理も指示も完璧なオーナーを見て、あぁなりたいと話す暢子。2人の会話を聞いて笑顔で去っていく房子。
愛が暢子に、暢子にとっても幸せは恋愛より仕事なのか聞くと、何が幸せなのかわからないがいまは料理にちむどんどんすると答える。
暢子に「愛さんの話しって?」と聞かれると「忘れちゃった」と笑って誤魔化す愛。
東洋新聞。田良島の元へ行き、特集の件をやらせてほしいとお願いする愛。愛にしかできない企画にしてこいと背中を押す田良島。
和彦の元へ行き、「この間はごめん」と謝り笑顔で取材に出かける愛。
<そのころやんばるでは…良子が受け持ちの児童との問題に悩んでいました。>
教室の掃除をする子どもたちを廊下から見ている良子。知念が誠のことはどうなったかと聞くと、これから話すと言い、知念が何か助けることがあればと言うが「自分1人で大丈夫」だと知念を寄せ付けない良子。
教室から出て来た誠に自分の話を聞くように威圧的に伝える良子。誠は良子の話を聞かず、帰って行ってしまう。
[ つづく ]
「ちむどんどん」今日の感想
オーナーの手、ごつくない?
お肉を切る手が完璧におじさんの手。でも、お肉を盛り付ける手は女性らしい手。
…いくらなんでも雑すぎるでしょ。お肉を切る動作が、もし原田美枝子さんが上手にできなかったとしても、おじさんの手で差し替えるのは気を遣う場所が違いすぎると思う。
小さなところだけど、神は細部に宿るのよ。ちょっとのところに気をそがれることが少し多すぎるなぁ。
暢子が玉ねぎの皮を剥くシーンも、なんとも危なっかしい手つきに見えた。
いや、普通の女の子が玉ねぎの皮を剥いてるってだけなら全然気にならないと思うんだけど、シェフを目指して6年も働いている人の手つきには見えない。
「ひよっこ」で、磯村勇人さんが演じたヒデさんがみね子(有村架純さん)とおしゃべりするシーンでもよく玉ねぎを剥いてたけど、なーんにも気にならず、むしろ上手だなぁと思ってたくらいなのに。
黒谷さんに時間がなくて玉ねぎを剥く練習ができなかったとしても、せめて上手に見えるように撮ってあげるとか、玉ねぎを持つ手をそれっぽくなるよう教えてあげるとか、いくらでも工夫できると思うんだけど…。
と、ストーリーよりも変なところに気持ちがいってしまった回でした。
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