朝ドラ「ちむどんどん」6月1日 第38話 あらすじ・感想
「ちむどんどん」今日のあらすじ
愛(飯豊まりえ)見送りに「あまゆ」から見送りに出た和彦(宮沢氷魚)。
三郎(片岡鶴太郎)も出てきて、和彦に沖縄の記事を書くためにこの街に来たのだろう、そうでもなければ鶴見に住まないと聞くと、和彦は父のやり残した仕事でもあるし、沖縄のことは自分にとってもライフワークだと答える。三郎は沖縄のことを語り継ぐのは大事なことだから協力すると話し帰っていく。
暢子(黒島結菜)も片付けに出てきて愛は恋人なのかと聞き、とってもお似合いだと言う。
<暢子がボーヤさんを初めて半月が経ちました。>
和彦は学芸部長・田良島(山中宗)に、東洋新聞きっての人気企画「我が生涯最後の晩餐」を書かせてほしいと交渉する。
最近の「晩餐」は成功者の美食自慢だけになっていて、もう少し深い記事を書きたいという。
いまちょうどイタリアからアレッサンドロ・タルデッリが来日しているから取材して新しい「最後の晩餐」を書いてみせると田良島を説得する。
新聞を読んでいる暢子。田良島に少しは面白くなってきたかと聞くが、暢子はいまいちの様子。田良島は、「料理も新聞も同じ。誰においしいと、面白いと思ってもらえるかを考える」と伝え、まずは自分にとって読みやすい記事を書いた人の気持ちになって読むようにアドバイスする。
<一方、やんばるでは新人歌手オーディションの予選が行われていました。>
緊張しながら他の参加者の歌を聞く歌子(上白石萌歌)。
いざ自分の番になり、前に出るが緊張しすぎて質問にも答えられず歌も歌えない。
審査員から緊張をほぐすために5分あげるから外で落ち着いてくるよう言われ、暢子に電話をする。
暢子は田良島から言われたように「歌も料理も同じ」だと、一番聴いてほしい人を思い浮かべて歌うようにとアドバイスする。笑顔になる歌子。
♪翼をください を歌う歌子。綺麗な歌声に、他の参加者も審査員も目を見張る。
家族で三線を弾きながら歌っていたことや兄弟で過ごしたことなどを思い返している歌子。
「あまゆ」でタルデッリのことについて話す愛と暢子。
タルデッリはミラノ生まれだと知り、ミラノ風とはどういうのか愛に聞かれるが答えられない暢子。
和彦が帰ってきて、タルデッリの取材に許可が出なかったと肩を落としているが、田良島から明日取材OKが出たと伝えられる。
田良島「まぁちょっと ブレーンがいてなぁ。」
東洋新聞にやってきたタルデッリ。暢子がお茶を出すと「どうもありがとう」と答えるタルデッリ(パンツェッタ・ジローラモ)。
和彦との質疑応答が始まり、にこやかに進みそして最後の質問。
和彦「あなたが人生の最後に食べたい思い出の料理はなんですか。」
タルデッリ「ピッツァ・マルゲリータ。」
和彦「どんな思い出があるのですか。」
タルデッリ「…。ありがとうございました。」
取材が終わり、マルゲリータのピザを食べる暢子や文芸部員たち。
喜んで食べているところに田良島「青柳!これのどこが新しいんだ?」
イタリア北部ミラノ出身の料理人がなんでピザなのか、ピザは南部の料理であり北部の出身者がピザと答えるにはなんらかの特別な理由があるはずだと田良島。
質問したが答えてもらえなかったと言う和彦に、タルデッリと言う人間を読者に伝えられるかどうかだろうとキツく和彦に言い渡し、追加取材をするよう伝える。
心配そうに見ている暢子。
[ つづく ]
「ちむどんどん」今日の感想
和彦くんやっちまったなぁ。
あんな力強くコーナー担当をぶん取ったのに…。
でもなるほど、この出来事から料理人が料理だけを作っていれば良いって暢子の考えを改めさせるのだね。
そして「ブレーン」のおそらく房子さん。どんな戦略でタルデッリに取材OKにしたんでしょうね。
あとちょっと不吉な予感がした三郎さんの和彦への眼差し。なんだ。悪い意味じゃなかったんだ。心配しちゃったよ。協力的なんだね。よかった。
タルデッリは追加取材を受けてもらえるのでしょうか? 明日も楽しみです!
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