朝ドラ「ちむどんどん」4月18日 第6話 あらすじ・感想

朝ドラ「ちむどんどん」4月18日 第6話 あらすじ・感想

「ちむどんどん」今日のあらすじ

サトウキビ畑で作業中に倒れた賢三(大森南朋)。

走り急いで帰宅する子どもたち。

自宅で横になる賢三。心配そうな優子(仲間由紀恵)が見ている。

聴診器を当て、診察する医者「心臓発作ですね。一応 強心剤は打ちました。」

家に駆け込む子どもたち。

賢三が目を覚ます。

賢三「賢秀… お母ちゃんと みんなを 頼むよ。良子… 頑張って立派な先生になれよ。暢子… うん。うん…。 歌子… 幸せになれよ。優子… ありがとう。」

目を閉じ、医者が聴診器を当てる。「お父ちゃん!」「賢三さん!」の声が響く。

NHK ちむどんどん 公式Twitterより

賢秀を先頭に、賢三を運ぶ葬送者の列。史彦(戸次重幸)や和彦も通りに立ち見送っている。

海辺で海を見ている子どもたち。

暢子は、ニーニーやネーネー、歌子には賢三が言葉を送ったのに自分にはなかったと落ち込んでいる。

良子「そのままでいいと思ったから。暢子は暢子のままでいい。そう思ったから何も言わなかったと思うよ。」

暢子「うちのままで?」

賢三の回想「暢子は暢子のままで上等。自分の信じた道を行け。」

暢子「そうか…。」

海に向かって叫び始める賢秀「父ちゃーん!父ちゃーん!」

何事かと振り向く妹たち。

賢秀「何やってる。早く!人は死んだら海の向こうのニライカナイに行くって。」

歌子「お父ちゃーん ありがとう!」

良子「お父ちゃーん うち必ず先生になる。」

賢秀「お父ちゃーん あとは任せろ。全部やるからよー!」

暢子「お父ちゃーん 大好き!! ずっとずっと大好きだからね!」

口々にお父ちゃんと叫ぶ子どもたち。

一人、風に吹かれながら賢三の墓の前に立ちすくむ優子。複雑な表情。

夜。比嘉家に集まる賢吉(石丸謙二郎)や善一たち。

賢三の借金が銀行から400ドル、賢吉から100ドルあり、それをなんとかしないといけないと、家を売れという賢吉。

賢三が作った家を売ると言う話しに驚く子どもたち。「この家は売らないよね?」

優子「働きます。お願いします。この家だけは…。力を貸してください。どんな仕事でもします。」

子どもたちもお母ちゃんを助けますと一緒に頭を下げる。

困ったおじいの一人が工事現場で賄いを作る仕事を紹介する。

<優子は毎日早朝に家を出て新しい仕事へ通うことになりました。子どもたちもみんな今までより早起きして 豚の世話、畑仕事、薪拾い、洗濯などの仕事を分担し、料理担当は暢子。10歳にしてお金のことも考えながら炊事に追われます。>

朝食を食べる子どもたち。野菜が切れていないのを賢秀が「なんでかねー。つながってるさ。」と持ち上げて見せている。

工事現場で食事作りをする優子。

<工事現場のまかないは現金収入が得られる貴重な仕事です。>

夜、優子が帰宅すると薪を割り、お風呂を沸かしている賢秀。賢秀は優子に一番最初にお風呂に入るよう勧める。

工事現場で野菜を切る優子。

<ですが そんな張り詰めた暮らしを子どもたちが長く続けられるわけはなく…。>

味噌汁の味噌を溶く暢子。

歌子がちゃぶ台を拭いているが、横で賢秀が大の字で横になっている。

良子「あ~!ニーニーまき割り途中でしょう!」

賢秀「だからよ。俺はもうくたくた。歌子!」

歌子はまだ3年生だと良子が言うと、俺も三年生さ!と言い返す賢秀。

<やがて 10日もたつと…。>

蚊帳の中でぐっすりと眠っている賢秀を「ニーニー!」と起こす良子。

「今日だけ!」と、良子が引っ張る布団を必死に抱きかかえている。

うとうとしながら鍋の前に立つ暢子。煮立って吹きこぼれそうな鍋に気づき、慌てて火から下ろすのを良子が手伝う。

学校で。体育の授業で、体操着の名前が剥がれそうになっているのを友達に教えられる良子。体操着はかなり年季が入り茶ばんでいる。

共同売店で真新しい体操着を見ている良子。その様子を善一たちが心配そうに見ている。

工事現場。親方(肥後克広)がみんなに給金を払っている。優子も親方のとこに行くが、コインを2枚渡されただけ。ぐっと握りしめる優子。

夕飯。賢秀が和彦から教わった、東京で流行っているという「ガチョーン!」をやるが誰も笑わない。

気を取り直すように優子に話しかける賢秀「母ちゃん ズック 運動会までに買ってくれるよね?」

良子「…なわけないさぁ。当番サボる人が。うちの体操着は買ってくれるでしょ?」

賢秀「長男のズックが先!」と良子に手を出す。

良子「暴力反対!」賢秀の頭のマグネット・オーロラ・スーパーバンドをひょいっと取る。

暢子も交え、ケンカが始まる。優子がやめなさいと叫び、歌子が泣き始める。

[ つづく ]

 

 

「ちむどんどん」今日の感想

こんな予想は当たらないでくれ!と思っていたけど…やっぱり賢三さん逝ってしまった…。

しかも月曜の朝から! 泣かさないでよ〜

だけど賢三さんの、暢子へ「うん。うん。」って言ってたの本当に幸せそうでなんか良かったなぁ。

そして始まった、賢三のいない生活。

「張り詰めた生活がそんな長く続かない」って説得力あるわ〜。もちろん、ずっと頑張れる子どももいるのかもしれないけど、続かなくなる方がリアルでホッとする。

だけど優子さん、一生懸命早朝から暗くなるまで働き、コイン2枚って…リーダー!なんとかしてよね。

食べていくだけなら、それこそ森や海から自給自足できるかもしれないけど、現金で借金を返さないといけないって…これなかなか難儀よね。

優子さんの張り詰めた糸も、どうかブチギレませんように…!!!

 

 

 

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