朝ドラ「ちむどんどん」4月13日 第3話 あらすじ・感想
「ちむどんどん」今日のあらすじ
校庭の片隅で「アメリカ留学教本」を読んでいる和彦に声を掛ける暢子。山へ連れ出す。
川の中を歩いて進み、木の実を食べて喜んでいる暢子。和彦は虫を嫌がったりと、山歩きは苦手そう。
どんどん進む暢子にどこまで行くのか聞くと、熱を出した歌子に「ミンジャイグサ」をと、先に行ってしまう。
熱冷ましに効くミンジャイグサ(ユキノシタ)がたくさん生えている場所までやってきた暢子と和彦。暢子はミンジャイグサを摘み、和彦は話し始める。
和彦「沖縄についてきて損したぜ。テレビもない 映画館も遊園地も楽しいことなにもない。」
暢子「ねぇ今度 東京の美味しいものの話 聞かせて。うちに来て。ご飯食べながら。すごく楽しいよ。」
東京ではお父さんお母さんとご飯一緒に食べていたんでしょ?という暢子の言葉に、「帰る。」と歩き始めると、足を滑らせる和彦。
暢子は和彦を助けようと手を貸し、川に落ちてしまう。
比嘉家。良子が火をくべて熱々のお風呂に入る賢秀、熱を出し寝ている歌子を看病する賢三(大森南朋)。周りは暗くなり始め、雷も響いている。
明かりの下、糸作りをする優子(仲間由紀恵)。
暢子の帰りが遅いと心配する優子に、ちょっと見てくると賢三が家を出ようとすると、史彦(戸次重幸)が「和彦 お邪魔してません?」とやってくる。
顔を見合わせる賢三と優子。
暗い山の中、暢子を背負いよろよろと歩く和彦。
山小屋に辿り着き、「この小屋までくればすぐ帰れるから。ちょっと休んでいこう。」と暢子。
和彦は足を痛がる暢子に「ごめんな。」と謝るが「大丈夫。なんくるないさぁ。」と笑顔の暢子。
和彦「仲悪いんだ 父親と母親。 食事のときはいつもケンカ。僕の進路のことや成績のこと。他にもいろいろもめてて。」
暢子はどんな事と聞くが「うまくいえない。」と和彦。
「じゃあ手紙! 手紙書いてちょうだい。」と暢子。学校で文通が流行っているから自分もしてみたいと思っていたと話すが、和彦は小学生と文通なんかと返す。
そこに賢三と史彦がやってくる。賢三に「おとうちゃん!」と抱きつき「ポスト作って」とお願いする暢子。
日曜日の朝。朝食を食べる比嘉家。今日の夜、暢子を助けてもらったお礼にと史彦と和彦を呼んだことを話す賢三「お父ちゃんがそば作るか?」
立ち上がり大喜びする子どもたち。
そばを作る賢三と暢子。賢三が教えながら楽しそうに作っている。
そばを切っているのを見ている暢子「なんでお父ちゃんはそば作るのが上手なわけ?」
賢三「昔はいっぱい作ったからね。」
包丁を見る暢子「包丁。お父ちゃんの名前が書いてある。なんで?」
賢三「これは昔 世話になった人がくれたお父ちゃんの宝物さ。」
<暢子たちが『そば』と言っているのはそば粉ではなく 小麦粉を使った今で言う『沖縄そば』のことです。>
味付けをする暢子「このぐらい?」
賢三「ここから先は 暢子 自分で考えて これがおいしいと思ったものを出しなさい。自分を信じて作りなさい。」
味見をしながら暢子「ん〜 難しい〜」
共同売店でコーラを買う和彦。10セントと言われ、コインを見せ「これですか?」と確認して出す。
店を出ると立ちはだかる賢秀と智。
智「お前がヤマトンチュか?」
賢秀「ちょっと来い。」
海辺で和彦に向かい合う賢秀と智。
暢子に怪我させたことを攻める智。「少年ダッシュ」最新号を貸せと賢秀。
智は「それで許すのか?」と拍子抜けしているが、和彦がもう全部呼んだからあげると言うと大喜びで駆け回る賢秀。
今日の夜、持ってこいと言う賢秀に「今度学校に持っていく」と和彦。
帰ろうとする和彦に「沖縄角力(おきなわずもう)で勝負しよう。」と賢秀。
靴を脱ぎ、向かい合う賢秀と智。
賢秀「勝負の前に教えてやるさ。」
<沖縄角力とは 本土の角力と似ていますが柔道着を着て取り組むなど多くの独特の決まりを持った競技です。琉球王朝の時代から数百年の歴史があるとも言われています。>
賢秀、智と取り組むが何度も投げ飛ばされる和彦。
へばって砂浜にあおむけてぶっ倒れている和彦。
賢秀「お前は弱い。弱すぎる。しょうがないから俺の一番弟子にしてあげるよ。山原中学校横綱の一番弟子だよ?うれしいだろ。」
和彦はいやだと言うが、聞いていた智も「横綱は俺だろ。」と賢秀の言葉に反論する。
角力を始める賢秀と智。2人に言われ、しぶしぶ審判をする和彦。
和彦の「始め!」で始まる取り組み。和彦はもう帰って良い?と嫌々見ている。
高いところに成っているシークワーサーの実を取ろうとジャンプする暢子。でも届かない。
史彦が通り掛かり、実を取って暢子に渡す。
暢子「ありがとう。本当は自分で取れるようになりたい。」
謝る史彦に「何してるの?」と暢子。
お墓を見てきたという史彦。古いお墓やいろんな形のお墓があってとっても面白いと話すが、暢子は「東京の方が面白いでしょ?」と、和彦が沖縄に来なければ良かったと言ってたことを話す。
史彦「おじさんは東京も好きだけど この村も好きだよ。暢子ちゃんにとってはこの村がふるさと。いつか暢子ちゃんが大きくなって今の暢子ちゃんみたいな子にシークワーサーの実を取ってあげる時がきっと来るから。そしたらもう一度考えてみるといい。この村が本当につまらないかどうか。」
帰っていく史彦に、そばを初めて作ったから絶対来てねと別れる暢子。
夜。夕飯の準備をする比嘉家。落ち着かず、和彦達が来るかと見に行く暢子。
優子は小さな声で、「賢秀に話した?」と賢三に聞くが「いや 話そうと思ったけど…」と賢三。
テーブルには美味しそうな角煮やお肉のご馳走が並んでいる。
真剣な顔でやってきた賢秀「豚小屋にアババがいなかったけどどこにいるのか?」
賢三「あり… あの あれよ。」
暢子が嬉しそうに史彦と和彦を連れて帰ってくる。
賢三と優子がお待ちしてましたと迎えるが、賢秀は「アババはどこにいるわけ?」とお客さんどころではない。
美味しそうなお料理越しに映し出される比嘉家と史彦、和彦。
[ つづく ]
「ちむどんどん」今日の感想
和彦くん、暢子と一緒によく山に行ったな〜。どうして?
まぁ、子供には突拍子もない行動があるもんだよね。
というか。今日になって気づきました。成長した賢秀役の竜星涼さん。
頭にバンダナでも巻いているのかと気にしてなかったけど… 第一話で優子に買ってもらった「マグネット・オーロラ・スーパーバンド 一番星」なのね! 一体何年付け続けてるんだ? すごい。
宇宙磁石のパワーでどんどん頭がよくなる魔法のバンド… きっとすごい効果が出ているに違いない!
きっと素直でとっても良い子なんだよね。
これからどんな活躍をしていくのか楽しみです!
朝ドラ「ちむどんどん」
-
前の記事
朝ドラ「ちむどんどん」4月12日 第2話 あらすじ・感想 2022.04.12
-
次の記事
朝ドラ「ちむどんどん」4月14日 第4話 あらすじ・感想 2022.04.14